リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年4月4日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として給水系ラインの改造工事(10月26日参照)をおこなうため、3月22日より炉心スプレー系(CS系)による単独注水を実施中。4月19日までの予定。3月20日参照。
なお、CS系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(11月30日参照)

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 9.10KB)(4月26日公開)

サブドレン他水処理施設、10:13-14:01に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は566m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。2日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
3月29日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日5日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(3月31日採取)と集水タンクNo.3(3月29日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 10.6KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が840Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日5日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。3日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 57.3KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。2日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.42KB)


原子力定例記者会見等に関する開催案内(4月5日)について(お知らせ)
17:00からの定例会見の前に、16:30より福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデント 小野 明、福島第一原子力発電所長 磯貝 智彦の就任あいさつ。




おまけ


福島原発:構内の桜並木に春の訪れ 400本が満開 - 毎日新聞
5枚の写真とともに、1Fにも春が来たというウェブの記事。写真は1枚目だけが表示されていて(残り4枚はリンクを踏まないと見られない)、桜並木の前景に防護マスクとカバーオールを身につけた人が3人写っている(左スクショ)。記事の中ではこの装備についての記載はない。でも、1Fのことをよく知らない人がこの写真を見れば、「桜は毎年咲いても、今だに汚染はあるんだな」と思うでしょ。どうですか?
ところが、この写真をよく見ると、画面の左奥の方に、カバーオールどころか、マスクすら付けていない人が小さく写っているのがわかる。他の写真を見ても、普通の格好で歩いている人が小さく写っている。そして、5枚目の写真でやっと、サージカルマスクだけをつけた人が大きく映る写真が出てくる(右下スクショ)。
さて、2018年4月には、この桜並木のある場所(構内正門を入ったあたり)はマスクなしの通常の格好で行き来ができるようになっていた(5枚目の写真(右スクショ)、左後方には何も装備をつけていない人たちが写っている)。これは、敷地内のガレキ撤去に始まり、草刈りや表土はぎ取り、天地返し、舗装やフェーシングなど、敷地内の空間線量やダスト濃度の低減対策を継続して実施してきた成果だ。現在では、防護マスクやカバーオールの装着が必要なのはタンクエリアや1-4号機建屋周辺など、限られたエリアだけになっている。左上の写真に写っているのは、これらの装備が必要なエリアでの作業に向かう人達というわけだ。
この5枚の写真はフェイクではない。ここに写っているのは、実際にあった場面だ。でも、1枚目の写真を選んで見せることで、「1Fは今だに防護装備が必要」と見た人に思わせることができる。この記事に、嘘はない。けれども、この記事が伝えようとしているのは、明らかに嘘だ。いや、毎日新聞に問い合わせれば「そんな意図はない」と言うだろう。こういうふうに、尻尾をつかまれないようにして印象操作をする。これが、フェイクニュースです。

共同通信も同じような記事を配信しており、これを受けてのツイートもあった。

こういうのを見ると、昭和の戦争中にフェイクニュースとして報道された「大本営発表」を仕掛けていたのは誰なのか、政権を批判すればいい話だとは到底思えなくなる。こういう報道をしているのは誰なのか。そして、させているのは誰なのか。



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