リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年12月25日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事(6月29日参照)にともない、18日より給水系からの単独注水を実施(18日参照)していたが、工事が終了し、11:22に元の注水量に戻した
・炉心スプレー系 0m3/h→1.5m3/h
・給水系 3.0m3/h→1.5m3/h
なお、給水系による単独注水期間中、原子炉の冷却状態に異常はなし。

サブドレン他水処理施設、10:10-13:41に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は524m3


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第334報)(プレスリリース)
1号機海水配管トレンチの水抜き作業を今月12月よりおこなっており、1号機のたまり水貯蔵量の減り分はトレンチ内の貯留水を除去した分(添付資料ー1左下表)。
1号機の海水配管トレンチは2-4号機と違ってT/Bとの接続部が高いところにあるため、T/B地下の高濃度汚染水が流入しなかった。そのため、2-4号機海水配管トレンチの水抜きよりも遅れて実施しているんだと思う(確か、2-4号機海水配管トレンチ、復水器などの濃度が高い大物を先にやって、その後に浄化装置の空きを見ながらやるっていう話だったような)。てか、1号機海水配管トレンチの水抜きをやるって、今までに話出てたかな?

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は4日、2号機は11日、3号機は8日、4号機は1日に実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 10.9KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.0KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.72KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.5KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.20KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 10.9KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.17KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 15.8KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 8.89KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(21日採取)と集水タンクNo.3(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が750Bq/L、第三者機関が800Bq/L。明日26日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.2KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。14-20日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 176KB)
1号機建屋の貯蔵量に1号機海水配管トレンチ内の貯留水が含まれているが、12月よりおこなっている1号機海水配管トレンチの水抜き(水処理週報の項を参照)による減分を除外して建屋の流入量を評価した。

実施計画の変更認可申請(2016年6月7日提出)が21日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:2号機原子炉建屋西側外壁の開口設置に関する変更。2016年6月8日参照。

実施計画の変更認可申請(7月28日提出と6月23日提出の2件)の一部補正を22日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正1:中低濃度タンク(H5北、H6北エリアフランジタンク)及びRO濃縮水移送ポンプの一部撤去。
補正2:サブドレン他水処理施設の集水タンク、サンプルタンクの増設ならびにサブドレン集水設備移送配管の二重化。

福島原子力事故発生後の詳細な進展メカニズムに関する未確認・未解明事項の調査・検討結果、第5回進捗報告
東京電力ホールディングス株式会社福島原子力事故発生後の詳細な進展メカニズムに関する未確認・未解明事項の調査・検討結果「第5回進捗報告」について(プレスリリース)
福島原子力事故発生後の詳細な進展メカニズムに関する未確認・未解明事項の調査・検討結果のご報告~第5回進捗報告~(概要)(4.64MB)
福島第一原子力発電所1~3号機の炉心・格納容器の状態の推定と未解明問題に関する検討第5回進捗報告(報告書)(46.8MB)
燃料デブリの分布については、第4回報告以降、2、3号機ミュオン測定による圧力容器内燃料デブリ位置の調査や、1-3号機格納容器内部調査など、廃炉作業の進捗にともなって得られる直接的な現場情報を材料とし、現場と一体となって検討を実施した結果を反映したもの。下記3と4は過去に報告した課題の追加検討。
1.燃料デブリ分布の推定について(概要11頁。以下、ページ数は概要の資料のもの)。13-15頁に1-3号機の模式図。16頁にまとめ。損傷した燃料は1号機では大部分が格納容器底部に落下。2号機では炉心部および下部プレナムにもっとも多く残存しており、3号機は1号機と2号機の中間。D/W水位は1号機が2m、2号機が0.3m、3号機が6m。
2.1号機原子炉建屋で発生した水素爆発の解析(17頁)。炉内で発生した水素ガスが格納容器トプヘッドフランジ部を通じてR/B5階に漏えいし爆発に至った(ケース①)と考えているが、この推定について検討するために、5階に加えて4階にも水素ガスが漏えいした場合(ケース②)を仮定して、両者について爆発する様子を解析によって評価した。その結果、ケース①がより確からしいと推定。19頁に解析条件。ケース①(20、21頁)では、5階で燃焼が進展し圧力が増加して機器ハッチのフタが開口、4階以下に下向きの爆風が発生するも3階以下では機器ハッチから水平方向への爆風の流れ込みは小さい。さらに5階で圧力が上昇すると、もっとも耐力の低い5階側壁が破損して横向きの爆風が発生し圧力が低下、相対的に4階以下の圧力が高くなり機器ハッチを通じた上向きの流れが遅れて発生。1号機の爆発をとらえた福島中央テレビ無人カメラ映像では、側壁破損時に横向き、遅れて上向きの風の流れが確認できる(24頁)。また、4階西側の機器ハッチ周辺のプルボックス(ケーブルの集約・分岐を行っている金属製の箱)は上から押しつぶされたような変形をしており、ケース①の機器ハッチを通る下向きの爆風と整合的(ケース②ではこの場所は横向きの爆風となる。25頁)。
3.津波による非常用交流電源喪失についての追加検討(30頁)。津波が電源喪失の原因であるとすると、各電源設備の浸水時刻と機能喪失時刻に相関があるはず。浸水時刻は各設備までの津波浸入の経路長に相関があると考えられることから、各設備の設置位置(経路長)と機能喪失時刻の関係性を確認した。その結果、非常用電源設備への津波浸入の経路長が長いほど機能喪失時刻が遅くなる傾向が確認された。
4.2号機の炉心損傷・炉心溶融が進展した時期における原子炉水位の推定(36頁)。RCIC停止の後、原子炉を減圧して低圧注水へと移行した際、減圧にともない減圧沸騰が起こり3割程度の炉水が蒸発したと評価。減圧前の燃料域水位計の指示値から原子炉水位を見積もると、減圧沸騰によって実際の原子炉水位は指示値よりもさらに低い位置(BAF(燃料有効長下端)以下)まで低下していたと推定。その後、水位計指示値は急激に上昇するが、注水量と相関するはずの原子炉圧力に急激な変動はないことから、この急激な指示値上昇は基準面器側配管の水が蒸発したためと推定(基準面器側配管の水が蒸発すると、水位計は実際の水位よりも高い水位を示すようになる。38頁を参照)。その後、水位計指示値は緩やかに上昇するが、この間の原子炉・格納容器圧力はほぼ一定であり、格納容器内の温度が大きく上昇している様子は見られないことから、基準面器側配管の水の蒸発ではなく、注水による原子炉水位の上昇をとらえたものと推定。ただし、高温となった燃料に水が接触した場合に想定される水蒸気や水素の発生による圧力上昇が見られないことから、水位はBAFまでは回復していないと推定。このようなシナリオに基づき、3月14日18:00-22:40頃の原子炉水位の範囲を評価した。結果は42頁。1号機では第3回報告で同様の評価をおこなっている。2015年5月20日参照。
5.3号機ベントガスのうち4号機原子炉建屋へ流入した割合の評価(44頁)。4号機R/B爆発の原因となった3号機格納容器ベントガスの流れ込みについて、流入経路となった配管の長さ・配管径・曲がり部の影響等を考慮して、3号機ベントガスの流入割合と流入する水素量を熱水力解析コードGOTHICで解析。結果は、3号機格納容器内に含まれるガスの分圧によらず、ベントガスの4号機原子炉建屋への流入割合は同等(約35%)。
6.空間線量率モニタリングデータに基づく1号機事故進展の推定(51頁)。事故時に観測された発電所敷地内外の空間線量率の推移からは、事故進展に関する情報を得ることが期待できる。本検討ではまず1号機に着目し、放射性物質の放出に至る事故進展挙動の把握のため、空間線量率モニタリングデータの変動状況の分析を進めた。燃料から漏れ出た放射性物質が圧力容器→格納容器→建屋内と移行していく際には、空間線量率は緩やかに上昇する(建屋内に保持される放射性物質からの直接線とスカイシャイン線の影響)が、建屋外に放出された雲からの影響はピークとなって表れる(雲が近づいたあと離れていくため。54頁)。3月12日08:00頃までは2・3号機の燃料は損傷しておらず、モニタリングデータは1号機の状況を捉えたものと考えられる。この期間に観測されたモニタリングデータを見ると、04:00頃までは空間線量率に大きな変化はなく、建屋および環境への放射性物質の移行は顕著ではない。04:00-04:30では、敷地内のみ空間線量率が上昇するがピークはなく、R/B外で観測できるほど格納容器からR/Bへの放射性物質の移行があったものと推定。04:30-06:00過ぎまでは、敷地内外で空間線量率のピークが現れており、R/Bから環境へ放射性物質の漏えいがあったものと推定。06:00-08:00頃までは、敷地内の空間線量率が上昇し、その後ほぼ水平に推移したが、それ以前の時刻と比較してより高くなっていることから格納容器から原子炉建屋への放射性物質の更なる移行があったものと推定。格納容器圧力は04:30前に低下し、06:00過ぎに上昇していることから、06:00過ぎの空間線量率の急な上昇は、単純に格納容器の漏えい面積が増大することに伴って原子炉建屋への放射性物質の移行量が増加したのではなく、格納容器圧力が上昇する何らかのイベントが発生し(例えば、溶融した燃料が格納容器底部に落下して、たまっていた水を急激に蒸発させた等)、放射性物質の原子炉建屋への移行量増加に寄与したものと推定。以上の推定は、既往の事故進展シナリオと整合的である。
報告書の添付資料がプレスリリースに一覧で付いている。


ニコ生
【2017年12月25日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月25日 - Twilog
12/25のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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