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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年3月31日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 140KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ3(堆積物のサンプリング)を開始。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:37-10:06。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。
福島第一原子力発電所1号機建屋カバー解体工事 建屋カバー柱・梁の取り外し開始について(PDF 211KB)
今日より柱・梁の取り外しを開始。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:49に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、4月1日の日報より)16:35に排水を停止。排水量は982m3


その他


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
2月の外部被曝線量の最大値は12.54mSv、平均値は0.46mSv(APD値)。

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第297報)(プレスリリース)

3号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、電源停止作業に伴う事前準備のため、4月3日09:00頃から約5時間停止する予定。停止中のプール水温上昇率0.091度/h、温度上昇は1度未満の見込み。14:00現在のプール水温は27.5℃。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。30日採取分の分析結果と29日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における 地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.57MB)

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:「IV 特定核燃料物質の防護」多分、核物質防護のため内容は明らかにされない。


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年3月30日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 138KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):作業用カメラ取り外し、柱・梁取り外し準備。作業時間は08:03-10:30。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:05-14:45に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は699m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。28日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.2KB)
2015年11月12-16日と2017年2月3日-3月27日(これ28日の間違いだと思う)採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンク(26日採取)と集水タンクNo.2(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が930Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.5Bq/L)、第三者機関が0.38Bq/L。明日31日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 5.92MB)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第40回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.22MB)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(8.86MB)
【資料3-1】汚染水対策(31.8MB)
建屋流入量の低減状況(通しで2頁)。建屋流入量(地下水・雨水等)は低減対策(地下水バイパス、フェーシング、サブドレン、凍土遮水壁)の実施で、対策前の400m3/日程度から120m3/日(3月の平均)まで低減しており、中長期ロードマップの目標水準(1-4号機建屋への地下水流入が100m3/日未満(損傷した屋根からの雨水の流入が10m3/日、プロセス主建屋・高温焼却炉建屋への地下水流入が10m3/日程度あり、1-4号機建屋への地下水のみの流入は100m3/日程度となる。6頁))に概ね達している。3、4頁に2014年4月以降の推移。
凍土遮水壁の状況(9頁)。山側の補助工法実施予定および進捗(19頁)、温度の低下状況(20-23頁)。凍土遮水壁凍結前後の4m盤くみ上げ量の推移(29頁)。
タンク建設進捗(35頁)。タンク解体状況(H4エリア:43頁、H5エリア:45頁、Bエリア:47頁、タンク解体中のダスト測定結果(49、50頁))。
水バランスシミュレーション(51頁)
1号機T/Bたまり水の除去(54頁)。22日より追設ポンプで排水を開始(56頁)、23日にたまり水水位は最下階の床面レベル以下となり、24日に湿った部分はあるが床面が露出しているのを現場で確認した(57頁)。その後、追設ポンプで安定的な排水ができており、水位は床ドレンサンプ内で制御できている(58頁。水位はポンプの自動起動/停止レベルの中におさまっている)。以上により、1号機T/B最下階のたまり水を除去できたと判断した(55頁)。今後、残水の確認されているエリアについても適宜排水する(59頁)。
福島第一原子力発電所1号機タービン建屋内滞留水の除去について(1:15) (動画)
サブドレン他水処理施設の状況(66頁)。くみ上げ状況(62頁)、稼働状況(63頁)、排水実績(64頁)、地下水ドレン水位と港湾内海水の放射能濃度(65頁)、海側遮水壁のたわみ(66頁)、地下水ドレン稼働状況(67頁)、サブドレン稼働後の建屋流入量評価(68頁)。
H4・H6タンクエリアモニタリング(71頁)。H4エリア周辺(72頁)。観測孔E-1の放射能濃度と降水量、地下水位(75頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井(76頁)。排水路(78頁)。海水(79頁)。
SARRYポストフィルターベントラインからの漏えい(81頁)。3月2日の件。漏えい箇所は、SARRY A系のポストフィルター(吸着塔シリーズの後にある。83頁に図)の耐圧ホース継手部。もともとビニール養生がしてあったが、そこから漏えいした。耐圧ホースに変位を与えると継⼿部から⽔が漏出するので、継⼿シール部の劣化と判断。3⽇に耐圧ホースの交換・漏えい確認等をおこない、異常がないことを確認。また、継⼿のメタルタッチ部には液状ガスケットを塗布し、耐圧ホース継⼿部に⼒が集中しないようインシュロックで固定した。
多核種除去設備ALPS B系共沈タンクのライニング剥離(85頁)。2月に多核種除去設備ALPS B系の共沈タンクで内⾯のゴムライニングの剥離を確認した。2016年8月にB系炭酸塩処理ラインのクロスフローフィルター(CFF)で差圧上昇を認め、過去の事象と同様にスラリー付着が原因と推定して洗浄を実施したが解消せず。2017年1月に交換のためCFFを取外したところ、CFF入口に付着物を確認。付着物同定のためCFF上流の共沈タンク内を調査し、ゴムライニングの剥がれを確認。CFFの差圧上昇はこの剥離した共沈タンクのゴムライニングがCFF入口に詰まって発生したものと推定。A、C系の共沈タンクにはライニング剥離なし。また、同様にゴムライニングしてある供給タンクではA-C系でライニング剥離なし。今後の予定:B系は調査・補修のため当面停止(タンク計画はAC系と増設多核種除去設備で対応可能)。共沈タンク(B)の調査を継続(水位をさらに下げて内面全体を見る)。増設多核種除去設備の共沈・供給タンクについても調査を計画。89-92頁にタンク内面の写真(共沈タンク(B)は89頁)。
2号機復水器内貯留水の水抜き(93頁)。2号機復水器の貯留水は約750m3137Cs濃度は約5.0×108Bq/L。復水器内ホットウェル天板の上にポンプを設置、および、排水ラインを設置し、天板より上の水(約420m3)をプロセス主建屋へ排水する(95頁)。その後、天板より下の水抜きをおこなうための現場調査を実施し、実施方法を決定する。復水器(A、B、C)は連通しているのでポンプはBに設置、移送ラインは滞留水移送装置集合ヘッダーに接続してプロセス主建屋へ移送(96頁)。ポンプ・移送ライン設置は3月実施、4月に水抜き作業を実施予定(98頁)。また、3号機復水器についても6月から水抜きを実施するよう準備中。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(24.1MB)
1号機オペフロ調査結果(中間)(通しで4頁)。オペフロ北側の崩落屋根の下をコア抜き箇所から能動スコープを使って調査した(6頁)。崩落した屋根の鉄骨はほぼ原型をとどめており、切断して順次撤去できることを確認した。また、屋根スラブが崩れて小ガレキとなっている箇所があることを確認。7頁に、3Dスキャン結果と撮影写真を基に作成した天井クレーン・燃料取扱機の状況のイメージ図。原子炉ウェルプラグのズレは、これまで確認された上段(南/北)と中段(中/⻄)だけでなく、全てのプラグが正規の位置からズレているのを確認した(12頁にイメージ図)。ただし、これにより格納容器から放射性物質が放出されている状況ではないと考える(定例のダストサンプリングで有意な放出は確認されず、オペフロのダストモニターでも有意な変動はない。21頁)。プラグのズレが確認されたので、原子炉ウェルからの線量寄与を確認するために線量率調査を2月22日に実施(13頁)。ケーブルの先端にプローブの付いたエリアモニター(半導体検出器、測定範囲は0.01-999.9mSv/h)をサテライトカメラ架台に取り付け、プローブを約4m架台から降ろして、ウェル北側にあるプラグ上段と中段のスキマ部の真横で測定を実施(14頁)。オペフロ床面では、ガレキのないA点で475.6mSv/h、最大値を示したB点(床面にガレキあり)では512.7mSv/h。スキマ部から離れると線量率は低くなる(15頁)。床面から10cm刻みで上方の線量率を測定すると、高さ30cm(概ねスキマの中央の高さ)で最大(A点で503.7mSv/h、B点で565.8mSv/h)となり、40cm以上で急激に減少、70cm以上ではなだらかに減少した。この結果から、スキマ部からの線量寄与が約400-460mSv/h、オペフロ床⾯からの線量寄与が約100mSv/hと推定される(16頁)。プラグ間のスキマ内部の線量率測定のため、能動スコープの根元に線量計(GM管、測定範囲は0.1μ-10Sv/h)を取り付け、試験的に計測したところ、プラグの中央に近づくほど線量率が高く、最大で2230mSv/h(参考値)だった(17、18頁)。オペフロのダスト粒径分布について、3月7日(壁パネルのない状態、オペフロでの作業なし)に定例のダストサンプリング実施位置で粒径測定を実施(19頁)、結果は0.3-0.5μmが約92%で2015年12月8日(壁パネルのある状態)と変わらず(20頁)。これまでの調査結果まとめ(21、22頁)。今後の予定(23頁)、新たに確認されたウェルプラグのズレへの対応を含めガレキ撤去作業計画立案のためさらなる調査が必要であり、カバー関係作業と並行して調査をおこなう。これまでの調査履歴まとめ(26、27頁)。崩落屋根をコア抜きして開けた穴から能動スコープを入れて調査する手法については2016年3月24日を参照。今回の調査の計画については2016年9月8日を参照。
3号機燃料取出し用カバー等設置工事(28頁)。ステップIII(ストッパー設置)は7日に終了(計画線量0.90人Sv、実績0.41人Sv、最大1.45mSv/⽇)。ステップIV(FHMガーダー設置)を1⽇に開始している。ストッパー設置後に6方位線量測定(2016年3月31日参照)を実施(2月27日-3月1日。前回は12月5-15日。12月22日、2月20日参照)。測定高さは1.2m(遮蔽体上)、3.2m(ガーダー下弦材上)、7.0m(ガーダー上弦材上)。ストッパーや使用済燃料プールの養生蓋の設置により、12月よりも線量率は低減し、測定点77点すべてで2mSv未満となった。スケジュールは44頁。
2号機燃料取出しにともなう周辺ヤード整備工事(48頁)。構台の設置は2月中旬に完了、現在は前室の設置工事を実施中。スケジュールは50頁。
1号機飛散防止剤散布実績および予定(53頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(56頁)
1号機R/Bカバー解体工事(57頁)
3号機燃料取出し用カバー設置工事(58頁)
使用済燃料等の保管状況(59頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(23.4MB)
2号機格納容器内部調査(A2調査)画像解析による追加報告(通しで21頁)。ガイドパイプによる調査で取得した画像データを鮮明化処理し、ペデスタル内部の状態について確認した結果、ペデスタル内のグレーチングと上部(圧力容器底部側)について以下のように追加の情報を得た。
グレーチング:スロット開口部の左側で従来確認されていたのよりもさらに奥側のグレーチングが脱落している。脱落部の下から湯気が上がっている(26頁)。ペデスタル内左奥の内壁を確認。新たにグレーチングの脱落が確認された場所にケーブル状の落下物がある(27頁)。ペデスタル内右奥の内壁を確認。スロット開口部より右側のグレーチングは見える範囲で脱落していない。グレーチング上にTIP案内管らしき落下物あり(落下していないTIP案内管も見える。28頁)。以上をまとめたのが29頁。青がグレーチングが存在している範囲、赤が脱落している範囲、灰色は確認できなかった範囲。
ペデスタル上部:CRDレール端部近くの上部ではPIPケーブル、LPRMケーブル、サポートバー等の既設構造物がほぼ想定の位置にあり、⼤きな損傷がないことを確認。ペデスタル中央部の左側(⻩⾊破線部内)はPIPケーブルやLPRMケーブルの位置が特定できなかった(30頁)。左側のTIP案内管サポートを2本確認。このサポートの上部にあるPIPケーブルやLPRMケーブルは損傷している(31頁)。中央部左側のケーブル類が確認できない範囲(この範囲は既設構造物が脱落しているようにも見える)の奥側はケーブルが確認できる(32頁)。左側に比べて右側はケーブル類を多数確認できる(33頁)。以上をまとめたのが34頁。緑はケーブル類の位置が特定できた範囲、黄はできない範囲。
グレーチングとペデスタル上部の観察結果を重ねると、上部のケーブル類が特定できない範囲とグレーチングの脱落範囲は重なっていることがわかる(35頁)。さらに検討を継続する。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(2.46MB)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の保管量推移(4頁)
廃棄物試料の分析結果(5頁)。IRID/JAEAの報告。構内の露地から採取した6試料(2015年3-5月採取。7-14頁)、雑固体焼却設備の焼却灰(2016年2-3月ホット試験時に採取。15-18頁)、キュリオンセシウム吸着装置の出入口水(2014年11月-2015年9月採取。19-26頁)、増設多核種除去設備A系処理水(2016年7月25日採取。27-31頁)。
【資料3-5】循環注水冷却(6.37MB)
1号機使用済燃料プール崩壊熱量低下にともなう温度確認の実施(通しで3頁)。発災から6年を経過し、使用済燃料プールに保管している使用済燃料の崩壊熱は低下してきている。今後の使用済燃料プール代替冷却設備の運⽤⽅法を再検討するため、1号機使用済燃料プール代替冷却設備を停⽌した場合に、プール表面からの放熱(熱伝導と蒸発による気化熱)によりプール水温が制限温度(60℃)未満で安定することを確認する。実施内容としては、1号機で1次系と2次系の間の熱交換器をバイパスさせて1次系のみの運転としてプール水温の変化を見る(5頁)。外気温が5-15℃程度の場合にプール水温は25-30℃で安定するものと評価(8、9頁)。期間は3週間程度、4月上旬開始の予定。得られた結果により、プール水温評価の精度向上(点検等の設備停止時にプール水温が制限温度に達するまでの時間的裕度が⼤きくなる。現状では、プール表面からの放熱はないものとして設備停止時のプール水温を評価している)が期待される。また、夏季の設備運用方法の検討に資する。
1-3号機原子炉注水量低減の進捗(13頁)。1、3、2号機の順に実施し、全号機で完了した(18頁)。3号機の格納容器内水位は事前評価通り、注水量低減で約40cm低下(22頁)。2号機R/Bたまり水の分析結果(2月23日採取)、134Csが2.8×106Bq/L、137Csが1.8×107Bq/L、90Srが1.8×107Bq/L、トリチウムが2.6×105Bq/L。2号機格納容器ガス(ダスト・ドレン)分析結果(2月15日採取分)分析中(2月23日)だった全αの結果はND(29頁)。
1号機R/Bたまり水の分析結果(3月7日、低減後採取)、134Csが8.1×106Bq/L、137Csが5.4×107Bq/L、90Srが7.6×106Bq/L、トリチウムが1.0×106Bq/L(32頁)。1号機格納容器ガス(ダスト・ドレン)分析結果(3月16日、低減後採取分)分析結果は33頁。
【資料3-6】環境線量低減対策(16.0MB)
【資料3-7】労働環境改善(1.63MB)
Green zone(一般服エリア)の拡大(通しで3頁)
【資料3-8】5・6号機の現状(3.30MB)
【資料4】福島第一原子力発電所緊対本部の新たな体制について(403KB)
発災以降、免震重要棟に緊対本部をおいてきたが、去年10月より運用開始した新事務本館に緊対室を整備し、新事務本館の組織と一体的に運用する体制とする(免震棟にはプラント監視業務を行う当直員とその当直員と連携を図る運転班を残す)。これにより、緊急時対応と廃炉作業を両立させた更なる効率的業務運営を目指す。4月3日より新体制へ移行する。

廃炉情報誌「はいろみち」を創刊した。
福島第一原子力発電所 廃炉情報誌「はいろみち」を創刊しました。(4月1日公開)

放射線データの概要3月分(2月23日~3月29日)(PDF 3.24MB)


木曜日の会見を担当していた川村信一・廃炉推進カンパニー広報担当は今月末で異動となる。
えー。川村さん好きだったのに。残念。川村さんは2014年8月7日が初回だった。



ニコ生
【2017年3月30日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.30(木)17時45分 ~





2017年3月29日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

(以下、30日の会見資料より)1号機T/B地下たまり水移送、床ドレンサンプに追設したポンプによる移送を22日に開始し、23日には最下階の床面レベル以下まで水位が低下。24日に目視で床面露出を確認。その後、追設ポンプが安定的に起動し、 床ドレンサンプ内で水位制御できていることを確認したことから、今日29日にたまり水除去完了と判断した。30日参照。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し準備。作業時間は08:16-10:00。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:作業用カメラ取り外し、柱・梁取り外し準備(作業予定時間:07:00-14:00)。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月29日に作業終了の予定。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉注水量低減の進捗状況について(PDF 727KB)(3月30日公開)
(以下、30日の会見資料より)22日の低減操作(ステップ3)以降、プラントパラメータの監視を継続していたが、圧力容器底部温度および格納容器内温度が安定していることを確認できたことから、今日29日をもって原子炉注水量低減を完了とした。17:00の注水量は2.9m3/hで安定している。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、30日の会見資料より)16:43に排水を停止。排水量は970m3


その他


2月16日に確認されたメガフロートのバラスト水位上昇の件。2月23日参照。
福島第一原子力発電所メガフロート水位上昇に係る点検状況と対応について(PDF 264KB)
これまでに確認された3カ所の損傷箇所(1頁)について潜水士による補修作業(溶接やパテ補修等。2頁)を実施し、21日までに全ての補修が完了。その後、当該区画の水位を下げて流入確認を実施し、28日までに新たな流入が無いことを確認した。
変形および割れが発生した原因については、係船ロープが切れた際にメガフロートが護岸の構造物(消波ブロック)に接触したことによるものと推定(3頁)。このため、損傷がみられた北西部が再度接触しないよう、メガフロートの係留位置を従来位置より10m南側に変更した(4頁)。また、係船ロープ切断時には、バラスト水の水位測定による監視を強化し、接触による海水流入の早期発見に努める。本事象の発生にともない、メガフロート周辺の海水監視強化をおこなっていたが、メガフロートの補修が完了したこと、およびこれまでの分析結果に有意な変動がないことから、28日の採取分をもって終了とし、今後は定例の海水分析に戻す。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.5KB)
2015年11月12-16日と2017年2月3日-3月23日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
毎週水曜日の揚水井のサンプリング結果がないけど、27日採取の予定だったので、悪天候のため採取中止なのかしら。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(25日採取)と集水タンクNo.1(22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が800Bq/L。明日30日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。28日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 263KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。27日採取分だが悪天候のため採取中止。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

調査用ロボットがとらえた1号機の内部(03:23)(動画)
「2011年の事故によって、燃料の大半が溶け落ちてしまったと推定される福島第一原子力発電所1号機。先日、調査用ロボット 通称:ピーモルフが原子炉格納容器内部の映像をとらえました。当社スペシャリストが調査の内容を正しく、そしてわかりやすくお伝えします。」

2017年3月28日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し準備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:遠隔装置通信確認、柱・梁取り外し準備(作業予定時間:07:00-14:00)。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月29日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、10:01に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、29日の会見資料より)16:23に排水を停止。排水量は1607m3

地下貯水槽No.5の解体・撤去作業を09:00に開始。作業予定期間は6月下旬まで。No.5は汚染水処理水を貯留したことがない。貯水槽周辺の漏えい検知孔およびドレン孔についても合わせて撤去する予定。これにより、貯留タンク設置場所を拡張する。



その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。23日採取分(25日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(24日採取)と集水タンクNo.3(21日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日29日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。10-16日の流量データ。27日採取分は悪天候のため採取中止。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 273KB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)




2017年3月27日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):カバーダクト蓋撤去、作業用カメラ取り外し、柱・梁取り外し準備。作業時間は08:02-12:26。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し準備(作業予定時間:07:00-14:00)。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月29日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:01に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、28日の会見資料より)15:58に排水を停止。排水量は863m3


その他


1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2(自走式調査装置による内部調査)、これまでの評価結果。
1号機原子炉格納容器内部調査について(PDF 2.93MB)
1号機原子炉格納容器内部調査について~自走式調査装置(PMORPH)による調査結果~(8:15) (動画)
動画の画面割りについては資料3頁を参照。
00:00 調査装置投入時
00:43 BG(測定日3/19)
01:44 D0①(3/18)
02:53 D0②(3/22)
03:29 D0③(3/22)計測ユニット引き上げ時に堆積物の舞い上がりが見られないことから、堆積物はある程度の重さを持ったものと推定。
04:06 D1①(3/21)
04:46 D1②(3/21)05:10過ぎ、画面上方にデブリのようにも見える黒いものが映っている。
05:33 D2①(3/20)
06:30 D2②(3/21)
07:02 D2③(3/22)
07:45 D3(3/21)
10カ所の測定ポイントの場所と線量率(最下点およびグレーチング上で測定)は7頁。最下点の位置は計測ユニットのケーブル送り出し量から求めた暫定値で、今後、画像データをもとに精査する。
線量率と格納容器床面からの距離の関係をグラフにした(8頁)。グラフに載せた線量率測定値は、計測ユニットを一定時間静置して測ったもの。これ以外に、移動しながら取得した線量率データもあるがバラツキが大きく、現在、評価中。測定点D1とD2は床面からの距離が0.9mが一番低い位置。0.9mより下は砂上の堆積物に覆われて見ることができなかったため、何があるのかは不明。0.9mより上は水中であり、水中での線量率の変化を0.9mより下に外挿するのは適当ではない(水以外のものがあれば、当然、線量率の変化は違うパターンとなるから)。グラフ上で、水面を1.9mと表示しているが、これは計測ユニットのケーブル送り出し量から求めた。格納容器内に設置している水位計によれば、水位は2.1m(2月23日には2.5mと報告していたが、これは、1月に原子炉注水量の低減(2月1日参照)をする前の水位だった。低減後の水位は2.1m)で、0.2mの差があるが、測定方法の違いからくるものと考える。
測定ポイント周辺の状況は12、13頁。測定ポイントの位置は周辺の画像から推定している。詳細な位置は現在評価中だが、D0の①(3/18)と②(3/22)は同じ場所に計測ユニットを下ろすことに成功しており、それなりの精度はあると考えている。D1とD2の計5カ所(12頁)では最下点が0.9-1mだが、すぐ近くにPLR配管(直径およそ60cm)があり、この配管の上面の高さが約1m。PLR配管のすぐそばには鉛の遮へい体が設置してあった(14頁に写真)。測定ポイントの位置はPLR配管を外しているが、堆積物の下に何があるのか、今後、評価していく。
BGとD0②(13頁)では、最下点が床面から約0.3m。ここでも、計測ユニットは堆積物の表面ギリギリまで下ろしており、堆積物表面の高さも約0.3mある。ここでも、堆積物表面の下が何なのかは不明。今後、取得した線量率および画像データを解析し、燃料デブリの分布について評価していく。評価には1-2カ月を要する見込み。
ステップ3(堆積物のサンプリング)は、明後日以降、今週中に実施する予定。
(砂状の堆積物の素性について、海水注入時に持ち込まれた海砂の可能性は?との質問に答えて)炉注水に海水を使用していた時は、まず大きなマスに海水をくみ上げて、そこからさらに消防車のポンプでくみ上げたものを注水していた。したがって、くみ上げた海水に含まれた砂のほとんどは、マスの中に沈殿して取り除かれていた。また、消防車のポンプにはフィルターがついていた。なので、今回見られた砂状の堆積物全てに相当するほどの量の砂が海水注入で持ち込まれたとは考えにくい。

2月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(2017年2月)(PDF 621KB)
1-4号機R/Bからの放出は7.7×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが3.8×10-12Bq/cm3137Csが1.7×10-11Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00034mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は6日、2号機は2日、3号機は9日、4号機は1日に実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.8KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.3KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.5KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 13.8KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.11KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.14KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.14KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 18.2KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 11.6KB)

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
15日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日28日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。26日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。16-22日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 281KB)

地下貯水槽からの漏えい(2013年4月6日、5月16日参照)に関連して、地下貯水槽周辺の観測孔で3月1日以降に採取した地下水の全β放射能濃度が上昇した件(2016年3月2、3日参照)
地下貯水槽観測孔 分析結果(採取日:3月24日)(PDF)
地下貯水槽観測孔 分析結果(採取日:3月25日)(PDF)
24日採取の地下貯水槽観測孔A1の全β濃度が2200Bq/Lと上昇(前回20日採取分はND)。25日に実施した再採取分は230Bq/Lに低下。

実施計画の変更認可申請を24日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更認可申請:中低濃度タンク(G6エリアフランジタンク)および雨水回収タンクの撤去ならびに中低濃度タンク(G3エリアタンク)の雨水回収タンクへの転用、使用済セシウム吸着塔一時保管施設の架台に関する記載の適正化



ニコ生
《1号機原子炉 納容器内部調査について》【2017年3月27日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.27(月)17時 ~








2017年3月26日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月29日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(22日採取)と集水タンクNo.2(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 67.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が900Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.7Bq/L)、第三者機関が0.40Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。25日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 325KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 190KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年3月25日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):ダストモニター取付、柱・梁取り外し準備。作業時間は07:58-09:37。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
27日(月)の予定:カバーダクト蓋撤去、柱・梁取り外し準備(作業予定時間:07:00-14:00)。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月29日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:57に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、26日の日報より)16:41に排水を停止。排水量は982m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。23日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 34.7KB)
No.10のトリチウムは2000Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 285KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


2017年3月24日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):ダストモニター取付。作業時間は08:13-09:49。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:ダストモニター取付(作業予定時間:08:00-10:00)。来週は「柱・梁取り外し準備」の後、31日(金)に「柱・梁取り外し」開始(3頁)。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月29日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:05に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、25日の日報より)16:47に排水を停止。排水量は973m3


その他


南防波堤の灯台を3月24日に復旧した。
福島第一原子力発電所 灯台の復旧について(PDF 138KB)

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第296報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(20日採取)と集水タンクNo.1(18日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が840Bq/L、第三者機関が910Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.4Bq/L)、第三者機関が0.37Bq/L。明日25日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。23日採取分の分析結果と22日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 325KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 158KB)
1号機、トリチウム濃度が上流と下流で同じくらいだったのが21日の降雨の後、上流側が下流側の半分になった。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.33MB)


東京電力ホールディングス株式会社お知らせ第2回 東京電力ホールディングス・新潟県合同検証委員会の資料について(お知らせ)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年3月23日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):飛散防止剤散布。作業時間は08:10-14:00。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:ダストモニター取付、柱・梁取り外し準備(作業予定時間:07:30-14:00)。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月29日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:03に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、24日の会見資料より)16:12に排水を停止。排水量は892m3


その他


昨日22日に実施した1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2(自走式調査装置による内部調査)5日目の結果速報。
1号機PCV内部調査進捗(22日調査速報)(PDF 1.17MB)
作業時間は09:50-19:10。インストール班(調査装置回収を実施)5人/班×6、オペレーション班が4人/班×2、合計77人が従事。計画線量は2.5mSv/日、実績は平均が0.31mSv/人、最大が1.03mSv/人。測定点D2近傍とD0で再調査を実施した。調査終了後、装置はX100Bペネから回収し、R/B内に仮置きしている。
調査は5日間で合計10カ所で実施。装置の累積被曝線量は900Gyを少し超えたくらい。カメラは、放射線の影響で最終日に少し画質の劣化が見られたが、問題なく調査を終えることができた。
測定点D2近傍では、21日と同様に、格納容器床面から約0.9mの深さに砂状の堆積物を確認(計測ユニットを堆積物の表面にギリギリ接触するあたり(カメラ映像はブラックアウトするが、吊り下げケーブルのテンションは低下しない程度)まで下ろした)。1頁右写真は接触する直前の状況で、計測ユニットの影が映っている。カメラの焦点距離は10cm程度(22日の報告ではカメラと堆積物の距離を0.2-0.3mとしたが、10cmに訂正する。したがって、21日に調査したD1-D2間の測定点3カ所でも、堆積物の表面の深さは格納容器底部から約0.9m)。この最下点での線量率は9.4Sv/h、グレーチング上は9.3Sv/h。計測ユニットは堆積物表面に接触したが、引き上げる際には周辺の水が濁るような巻き上がりは生じなかった。前回調査(2015年4月)では堆積物に少し接触するだけで濁りが生じていたが、今回はそれとは違う印象だった。
D0では2カ所で調査を実施。1カ所目は、18日の調査で確認したのと同じバルブに、より近づいた(18日は床面から約1mだったが、今回は0.6m。2頁右写真)。バルブの奥に格納容器の床と思われる平らな場所が見える。その表面には砂状の堆積物が一様に積もっており、その下に燃料デブリを思わせるようなゴツゴツしたものは見られない。また、バルブを含め周辺の構造物の形に変形は見られない。最下点の線量率は1.6Sv/h、グレーチング上は6.7Sv/h。
2カ所目(場所は精査中)では、床面から約0.3mの深さまで計測ユニットを下ろした(3頁右写真)。平らな床面の上に青く見える堆積物(実際の色は評価中)が転がっており、その上を含めて砂状の堆積物が一様に積もっている。最下点の線量率は5.4Sv/h。グレーチング上は3.6Sv/h。
各測定点での線量率の深さ変化を見ると、BGとD0は似ている(D0にはデブリはないのかもしれない)が、D1・D2はBGと異なっている(堆積物の下にデブリがあるかもしれない)。今後、詳細に評価してデブリの分布について判断したい。
測定点として事前に選んだ場所はすべて、干渉物がなくて平らな床が広がっている場所を設計図面等を調べて選定したが、実際の調査では、グレーチングの状態が健全ではなく(ゆがみや堆積物などのため)計測ユニットを下ろすスキマを確保できない場所があった。また、グレーチング割りは現場合わせのところがあって、事前には十分に判明していたかった。グレーチング下の干渉物についても、追加設置された設備(たとえば、遮へい体や照明用ケーブルのサポートなどが考えられる)については図面がなく、すべてを把握できていなかったため、実際の調査では干渉物を避けるために測定点の選定にてこずることになった。D1-D2間で確認された堆積物の高さが床面から0.9mあることについては、その下に何があるのか、さらに図面等で調査する。
ステップ2実施にあたり、各種モニタリング等により、環境への影響はないことを確認している(4-7頁)。今回のような調査が環境へ影響することなく実施できたことは、大きな成果であると考える。
ステップ2全体の結果について、27日(月)に、取得した動画の公開、および、それまでに判明した評価結果の紹介を予定している。
ステップ3(堆積物のサンプリング)では、格納容器床面近くにホースを下ろして水を吸い上げ、フィルターで堆積物を集める。2月23日の説明とはちと話が違うような。
中長期ロードマップでは、今年の夏頃に燃料デブリ取り出しの方針を決定することになっているが、それまでに、2号機ではA2調査の追加調査、3号機でも格納容器内部調査を実施する予定。1号機では、追加調査をするかどうか今後検討する。
今回の調査を遂行したIRIDと日立GEに感謝する。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.0KB)
2015年11月12-16日と2017年2月3日-3月16日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 79.0KB)
20日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(19日採取)と集水タンクNo.3(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が760Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日24日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 7.23MB)




ニコ生
《1号機原子炉 内部調査後》【2017年3月23日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.23(木)17時 ~




2017年3月22日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2(自走式調査装置による内部調査)、5日目を実施。2月23日、3月9、13日参照。
測定点D2とD0の調査をおこなっている。これまでは堆積物に接触しないよう保守的な運用(13日参照)をしてきたが、今日は最終日なので、堆積物の性状を見るためにあえて近づくことも予定している。ステップ2は今日で終了。今後は、ステップ3(堆積物のサンプリングと計器の再設置)へ移行する。
1号機PCV内部調査進捗(21日調査速報)(PDF 0.97MB)
21日の結果速報。作業時間は09:50-19:30。インストール班が5人/班×6、オペレーション班が4人/班×2、合計62人が従事。計画線量2.5mSv/h、実績は平均0.16mSv/人、最大0.75mSv/人。
まず、測定点D3で調査を実施。その後、D1にもどって、D1とD2の間で3カ所(詳細な位置は今後精査する)調査した。
ジェットデフレクター概要図測定点D3(格納容器シェルに燃料デブリが到達しているかどうかを見る)では、計測ユニットを格納容器床面より約1.6m(数字は今後精査予定)のところまで下ろした時点で、ジェットデフレクター(2012年10月10日参照。右図は今日の会見で示された図(2015年4月30日の資料26頁から抜粋)で配布資料にはない)と思われる構造物を確認(1頁右写真。これのどこがジェットデフレクターなのか、さっぱりわからない。画面やや右寄りの黄色い縦長のがジェットデフレクター本体の厚みの部分で、それより右側のザラザラしているのがデフレクターの表面なのかしらん。2012年10月の調査で、X100Bペネ直下のジェットデフレクターを見ている。2012年10月10、11日参照。この時も、砂状の堆積物と青く見える小さな塊が見えている)。ジェットデ
フレクター(直径およそ2m)とすれば、その上部1/3くらいが見えていると思われる。変形はしていないように見える(熱による影響が及んでいないのかもしれない)。これより下はこの構造物が干渉して到達できず、格納容器の床面は観察できなかった。最下点での線量率は3.0Sv/h、グレーチング上の線量率は10Sv/h。
D1からD2にかけての3カ所では、いずれも格納容器床面より約0.9m(数字は今後精査予定)のところまで下ろした時点で、測定点BGと同様の砂状の堆積物を確認(2-4頁右写真)。最初のポイント(2頁)では、穴の開いた金具が見えるが、これは鉛の遮へい材を吊るすための金具と思われる。カメラから堆積物までの距離は0.2-0.3m程度であり、堆積物の高さは床面から0.6-0.7mとなるが、堆積物がこの厚みで堆積しているのか(これは少し考えにくい)、堆積物の下に何かの構造物があるのか、その他の堆積物があるのか、詳細はまだわからない。3カ所の最下点とグレーチング上の線量率は、6.3Sv/h・8.4Sv/h、5.9Sv/h・8.2Sv/h、7.4Sv/h・9.2Sv/h(D1付近→D2付近の順)。
19日に測定した測定点BGでの線量率(21日参照)は、最下点(格納容器床面から0.3m)での値が最大(11Sv/h)で、上に行くと急激に低下して床面から1mあたりが最小となり、その後はゆるゆると上昇して、水面(床面から3.5m)から出ると不連続に増え(水による遮へいがなくなるため)、グレーチング(床面から5m)まであまり変化がない、というプロファイルになっている。BGの床面には堆積物しかないと考えると、この堆積物自体がそれなりの線量を持っていることになる。今後、各測定点で得られた線量率の深さ変化をBGと比較して、燃料デブリのあるなしを評価していく。
1号機T/B地下たまり水移送、たまり水の更なる水位低下を目的として最下階の床面よりも低い位置(床ドレンサンプ。3月2日参照)新たなポンプを追加設置してあったが、同ポンプによるたまり水移送準備が整ったことから、10:19に運用を開始した。運転状態については、異常がないことを確認。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:飛散防止剤散布(作業予定時間:07:30-14:00)。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。今日22日10:10-10:23に3回目の操作(ステップ3)を実施し、注水量を3.3m3/hから2.9m3/hに減らした(1回目は7日、2回目は15日に実施)。これで、最終的に予定していた注水量まで到達した。操作前後において、圧力容器底部温度、格納容器内温度、格納容器ガス管理システムのダストモニター等のプラントパラメータに有意な変動がないことを確認。引き続き、プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることの確認をおこなう。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉注水量低減の進捗状況について(PDF 677KB)
15日の低減操作から1週間経過したが、圧力容器底部温度、格納容器内温度、格納容器ガス管理システムのダストモニターに大きな上昇はなく、冷却状態に異常ない。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:56に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、23日の会見資料より)16:24に排水を停止。排水量は941m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。20日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。16日採取分(18日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(18日採取)と集水タンクNo.2(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が810Bq/L、第三者機関が850Bq/L。明日23日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。21日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 262KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。20日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 158KB)

今日、規制委の第52回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第52回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所の現状と周辺環境に与える影響について(PDF 12.0MB)
(第52回特定原子力施設監視・評価検討会)建屋滞留水の水位管理の変更について(PDF 974KB)
(第52回特定原子力施設監視・評価検討会)1号機原子炉格納容器内部調査について(PDF 1.12MB)
(第52回特定原子力施設監視・評価検討会)フランジ型タンク解体時の放射線防護について(PDF 853KB)


東京電力ホールディングス株式会社 「新々総合特別事業計画」の骨子の策定について(プレスリリース)



ニコ生
《1号機原子炉 内部調査後》【2017年3月22日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.22(水)17時 ~




2017年3月21日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 147KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2(自走式調査装置による内部調査)、4日目を実施。2月23日、3月9、13日参照。
1号機PCV内部調査進捗 ~19日・20日調査速報~ (PDF 2.88MB)
19、20日の結果速報
19日の作業作業時間は10:00-19:20。インストール班(調査装置の投入・回収の他に、現場での作業をおこなう)5人/班×6班、オペレーション班(装置を操作する)4人/班×2、放射線管理員を含めて計61人(延べ人数ではない、とのこと。じゃ、19日の報告も実人数なのかしら)が従事。計画線量2.5mSv/日、実績は平均が0.15mSv/人、最大が0.69Sv/人。
20日の作業作業時間は09:50-20:00。インストール班が5人/班×6班、オペレーション班が4人/班×2、放射線管理員を含めて計72人が従事。計画線量2.5mSv/日、実績は平均が0.13mSv/人、最大が0.69Sv/人。
19日は測定点BGで測定を実施。計測ユニットを格納容器床面より約0.3m(繰り出したケーブルの長さから推定。今後、取得した映像から精査する)のところまで下ろして線量測定を実施。その後、5cm刻みで計測ユニットを引き上げ静置して各深さでの線量を測定した。最下点での線量率は11Sv/h、グレーチング上の線量率は3.8Sv/h。最下点で取得した映像(1頁右上)を見ると、格納容器床面には構造物はなく、砂状の堆積物が一様に積もっているように見える。たまり水中の線量率は最下点が一番高く、引き上げるに従って減少した。床面上の堆積物は、線量率、砂のような見た目から燃料デブリではないと考えるが、何かはわからない。。
20日は測定点D2とD3を調査。D2では計測ユニットを下ろしたところに配管があり、これと干渉したために最下点は格納容器床面から約1m(数字は今後精査予定)のところとなった。最下点で撮影した映像(2頁右)では、配管の上に青く見える堆積物(この青い色は、動画を見るとこの色に見えない場面もあり、カメラの具合で青く見えるだけなのではないか)があり、その上に、測定点BGでも見られた砂状の堆積物がかぶっているように見える。配管は画面の左上から右下に伸びていて、ほぼ画面全体の太さ(右上の暗がりは配管の向こうが見えている)。配管の下の床面は見えなかった。青く見える堆積物が何かはわからない(鉛の遮へい体、ケーブルの被覆、アルミニウム製の空調ダクトなどが溶けたものかもしれない)。この部分は床面から1mの高さにあることから、青く見える堆積物は燃料デブリではないと考える(ペデスタル開口部を通って出てきた燃料デブリが高さ1mまで盛り上がっているとは考えにくい)。D2での最下点の線量率は6.3Sv/h、グレーチング上は12Sv/h。
その後、D3に移動しようとしたが、近くに主蒸気配管(2頁左図。格納容器の左上側から生えている4本の配管)のサポートがあり、これと干渉して通過できないリスクがあったため、D1へ移動して昨日の調査は終了した。今日はD1で調査の予定だったが、ペデスタル開口部に近いD3での調査を優先して実施し、D1はD3のあとにする予定。また、18日に調査したD0の再調査(19日参照)など積み残しが増えてきたので、検討の結果、調査予定を1日延長して明日22日までとする。今後の調査内容は今後検討する(D2を再調査する可能性もあり)。明日も17:00より臨時会見を予定。
環境への影響について(5-7頁)。この調査による環境への影響はない。格納容器側壁のコンクリートは約1.7m以上、底部にもコンクリートを打ってあり(最厚で約2.6m)、その下はR/Bの分厚い鉄筋コンクリート(約7.6m以上)になっている(5頁)。これらの厚い遮へいにより、格納容器内部の放射線は遮へいされている。また、調査により格納容器内部の気体が外に漏れないような仕組みを作っており、装置を投入するX100Bペネ付近にダストモニターを設置してダスト濃度をモニターしているが異常はない。敷地境界においては、モニタリングポストダストモニターで常時監視しており、調査による有意な変動は観測されていない。原子炉の冷却状況も同様であり、1号機格納容器内温度に変動はない。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、09:55-15:25に一時貯留タンクGr1から排水を実施。排水量は1339m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(16日採取)と集水タンクNo.1(13日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日22日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。20日採取分の分析結果と3-9日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 327KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。3-15日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 203KB)
この週は降水量が37.5mmとまとまった降雨があったが、地下水ドレンからT/Bへの移送量は増えなかった。地下水ドレン前処理装置(9月28日参照)の運用開始(1月30日参照)により、降雨時にくみ上げ水中の塩分や全β濃度が上昇しても、T/Bではなく浄化装置へ移送できるようになったためと考える。

実施計画の変更認可申請(1月5日提出)が17日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:地下貯水槽の一部撤去、ブルータンク(ブルータンクエリアA)とモバイル型ストロンチウム除去装置(A系統)の移設に関する記載の変更および地下水ドレンの運転管理に関する記載の適正化



ニコ生
《1号機原子炉 内部調査後》【2017年3月21日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.21(火)17時 ~




2017年3月20日(月・春分の日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2(自走式調査装置による内部調査)、3日目。2月23日、3月9、13日参照。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

08:30頃、G7タンクエリア付近の堰の外側に設置されている配管から30秒に1滴程度で水が滴下しているのをタンクパトロールが発見。このため、当該滴下箇所の下部に受け皿を設置。現場を確認したところ、当該配管はG4南雨水受けタンクから淡水化RO設備に移送するために施工中の配管であり、当該施工箇所の端部からの滴下であることを確認。滴下した水は、耐圧試験を実施した際のろ過水の残水であると判断。
福島第一原子力発電所構内G7タンクエリアにおける水の滴下ついて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内G7タンクエリアにおける水の滴下について(続報)(報道関係各位一斉メール)
淡水化RO設備とは、雨水処理設備の淡水化処理RO膜装置のことだと思われ。たとえば、2016年2月22日の「雨水処理設備等の増設の進捗状況」の項を参照。図中の淡水化ROとあるものを以前は淡水化処理RO膜装置と呼んでいた。


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 78.4KB)
8日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。19日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


2017年3月19日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2(自走式調査装置による内部調査)、2日目。2月23日、3月9、13日参照。
今日は測定点BG(2月23日参照)で測定を実施。
1号機PCV内部調査進捗(18日調査速報)(PDF 892KB)
昨日18日の結果速報。自走式調査装置の投入は5人/班×6班(9日の話だと6人/班だったのにな)、装置の操作は4人/班×2班、放射線管理員も含めて延べ人数65人が従事。計画線量は2.5mSv/日、実績は平均0.3mSv/人、最大1.16mSv/人。当日の作業時間は:
09:50 X100Bペネから調査装置を投入。
10:20 X100Bペネからグレーチングに装置を下ろし始める。
11:50 グレーチング到着、移動開始。
14:20 測定点D0に到着。計測ユニットを下ろすのに適当な場所を探し出し、計測を実施。
19:40 後片付け終了、現場撤収。
ドレンサンプピット概要図
測定点D0で計測ユニットを下ろして水中を観察したところ、格納容器床面から1mの深さで、ペデスタル外側のドレンサンプピットに設置してあるポンプのバルブと思われる構造物を確認(右図会見(06:50)で示された図。配布資料にはない)参照。今回調査したのは開口部の反対側にあるドレンサンプピット(図の青い方))。それ以上計測ユニットを下げると構造物と干渉する恐れがあったので、測定を中止して計測ユニットを引き上げた(計画では、床面から40cmの深さまで下ろしたのち、5cm刻みで引き上げつつ各深さで一定時間をかけて線量率を測定することにしているが、今回は最下点のみ線量率測定を実施。ただし、線量計は常に測定値を出しているので、移動中の線量率は質は悪いが取れてはいる)。最下点での線量率は1.5Sv/h。測定点D0(グレーチング上)での線量率は7.8Sv/h(いずれも暫定値)。
最下点で計測ユニットにより撮影した画像にはバルブなどの構造物がはっきりと映っている(2頁右上。たまり水の透明度は悪くない)が、床面の状況ははっきりとはわからない。画像は、真下を見下ろすのではなくやや斜めから見ているが、これは計測ユニットを吊り下ろすケーブルに巻きぐせが付いているため。
調査装置の走行には特に問題はなかったが、計測ユニット(直径2cm)をグレーチング格子のスキマ(3cm)から下ろす際に、格子がささくれ立ったり(腐食のためかもしれない)していてスムースに下ろせる場所を探すのに時間を要した。このため、予定の計測を完了せずに切り上げることとなった。今後予定している測定点での計測が終了した後、装置の被曝線量に余裕があれば、再び測定点D0での計測を実施することとする。
ペデスタルの内側と外側にあるドレンサンプピットをつなぐ配管の直径を13日に約90mmと報告したが、正しくは約150mmだったので訂正する。
以前に、測定点の名前がDで始まる理由を聞いてた記者がいたけど、前回調査ではBおよびCで始まるシリーズだったので、そういうことだと思う。
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:38に一時貯水タンクDから排水を開始
(以下、20日の日報より)16:22に排水を停止。排水量は978m3


その他


構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。18日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。17日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 190KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


ニコ生
《1号機原子炉 内部調査後》【2017年3月19日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.19(日)15時 ~


2017年3月18日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2を開始。
1号機 PCV内部調査進捗(調査開始)(PDF 325KB)
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:04に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、19日の日報より)16:35に排水を停止。排水量は945m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。16日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。No.11はポンプ点検により採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(14日採取)と集水タンクNo.3(12日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 15.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が840Bq/L、第三者機関が890Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.5Bq/L)、第三者機関が0.36Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。17日採取分の分析結果と16日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 289KB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年3月17日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2、14日に発生した作業カメラ故障のためカメラケーブル巻き取りドラムを含めたシールボックス一式の取替作業を昨日16日より実施していたが、今日完了した。明日18日に自走式調査装置(PMORPH)を格納容器内に投入し、調査を開始する予定(調査期間は18-21日)。
1号機原子炉格納容器内部調査実施に伴う会見のご案内について(報道関係各位一斉メール)
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
20日(月)の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、18日の日報より)16:46に排水を停止。排水量は980m3

2月16日に確認されたメガフロートのバラスト水位上昇について、2月27日に割れらしきものが確認された箇所に関して、潜水士によるメガフロート内部からの溶接等の補修作業を今日17日に開始。並行して、外部からの補修作業も視野に入れ、調査を進める。


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第295報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(13日採取)と集水タンクNo.2(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が840Bq/L、第三者機関が880Bq/L。明日18日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。16日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 255KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。15日採取分だが悪天候のため採取中止。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.38MB)

実施計画の変更認可申請(2016年12月22日提出)の一部補正を昨日16日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:建屋に貯留する滞留水管理について除外項目追加。

東京電力ホールディングス株式会社当社関連報道2017年3月17日付 福島第二原子力発電所に関する一部報道について(お知らせ)
2F1号機の廃炉を東電が決定したという報道(例えば、毎日新聞スクショ))が報じられたことについて。

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第38回)があった。その際の資料。
【資料1-1】発電所内のモニタリング状況等について(6.16MB)
【資料1-2】福島第一原子力発電所の敷地境界外に影響を与えるリスク総点検に関わる対応状況(1.83MB)
【資料1-3】福島第一原子力発電所1~3号機原子炉注水量低減の進捗状況について(1.80MB)
【資料1-4】基盤整備の実施状況について(1.14MB)
【資料1-5】メガフロートNo.5VOID(北側)水位上昇に係る点検状況と今後の対応について(1.33MB)
潜水調査(9日参照)の結果、メガフロートの北側壁面の一部(最も西寄り)に凹みを、また、北西コーナー端部より西側に約5m離れた位置(水深約3.5m)の海底に構造物らしきものを確認した(3頁)。作業のスケジュールは4頁。今日よりメガフロート内部からの補修作業などを実施(上記参照)。
【資料1-6】福島第一原子力発電所2016年度の主な進捗状況(7.69MB)
【資料2】廃炉・汚染水対策現地調整会議 至近課題の進捗管理表(15.8MB)
雨水浸透防止対策(通しで72頁)。10m盤・7.5m盤・4m盤のフェーシング実施状況(72頁)。T/B屋根に降る雨水の対策(75頁):T/B屋根の雨水はルーフドレンから放水路へ排水されて、最終的には地下水ドレン(4m盤)でくみ上げられる。4m盤くみ上げ量低減のため、抜本対策としてルーフドレン排水をK排水路に排水することを計画。T/B屋上にはガレキが残存し雨水には放射能が含まれるため、K排水路に排水するためにはガレキ撤去・屋上の防汚防水(本設防水)が必要。これらが完了するまでの暫定対策として、ガレキ撤去・簡易防水の上、ルーフドレン排水を建屋脇の土壌に浸透させ、サブドレンでくみ上げるようにする。4号機は屋上のガレキが少なく線量も低いので、暫定対策はせず、抜本対策が5月末完了見込み。1、2号機では暫定対策が5月末完了見込み(抜本対策は工程検討中)。3号機はガレキが多く線量も非常に高いため、工法・工程を検討中。今年の梅雨までに上記の対策により1、2、4号機T/B屋根の雨水が4m盤に流れるのを抑制可能な見込み。78頁にガレキ撤去作業中の1、2、4号機T/B屋根の写真あり。
排水路の対策の進捗状況(106頁)。2016年4月より試運転中のK排水路放射線モニター(110頁。2016年3月30日参照)は、降雨時に土粒子の堆積により排水の放射能測定が困難な状況のため、設備の改造工事(土粒子の堆積を減らすため、ポンプで排水路の水をくみ上げて測定する方式に変更する)を実施中(3月末まで)。
【参考資料1】東電福島第一原発で廃炉作業を行う事業者及び福島県内で除染作業を行う事業者に対する監督指導結果について(平成28年)(3.70MB)
【参考資料2】陸側遮水壁(海側)の凍結等による4m盤汲み上げ量抑制効果(258KB)
【参考資料3】地中温度分布図(994KB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年3月16日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2、14日に見えなくなった作業用カメラのケーブル巻き取りドラムを含めたシールボックス一式の取替(15日参照)を10:00頃より実施し、今日の作業は終了。明日も続きをおこなう。作業終了後にステップ2を実施する。調査内容のスケジュールは9日の報告と変わりなく、4日間に渡って実施する(会見の予定も原則変わりなく、調査2日目と4日目に速報、終了後に全体の結果報告)。取替作業が明日終了すれば、ステップ2は明後日18日より実施。
作業用カメラはケーブルの先端にカメラを内蔵したもので、ケーブルをドラムで巻き取ることで出し入れする。このケーブル巻き取りドラムに付属する機構について、前回(2015年4月)調査の後に改良を施し、使用する部品のうちブラケット(15日の資料左下図と右下写真)が不要となった。この変更が現場に徹底されておらず、工場から現場に搬入された機材一式の中にブラケットが含まれており、組み立てる際にもブラケットが機器に取り付けられていた。この本来不要なブラケットが干渉し、ドラムの回転によってケーブルにねじれが生じた結果、ケーブルの断線に至った(したがって、作業開始時には見えていたカメラが作業途中で見えなくなった)。川村さんの説明によると、電工ドラムみたいなメカニズムのもので、回転するドラムから回転しないケーブルにつながるところで、ケーブルに本来ないはずのねじれが生じてねじ切れた、ということらしい。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを7、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。
2号機使用済燃料プール代替冷却系1次系で配管清掃作業のため13日より冷却停止中。停止期間は16日17:00まで(約84時間)の予定。
(以下、17日の会見資料より)作業が終了したので16:33に起動。起動後のプール水温は29.9℃。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 86.4KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 127KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>2016年度 第3四半期採取分(PDF 12.3KB)
2016年度第3四半期採取分の90Srとトリチウムの結果。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 80.1KB)
2015年11月12-16日と2017年2月3日-3月13日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(12日採取)と集水タンクNo.1(9日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が880Bq/L。明日17日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。15日採取分だが、悪天候のため採取中止。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 2.72MB)
山側の3月3日凍結開始箇所(4カ所。6頁の一番下の段)は順調に温度低下中。十分に温度が低下するには2カ月ほどかかる見込み。



ニコ生
【2017年3月16日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.16(木)17時 ~




その他


1号機格納容器内部調査(B2調査)の開始が18日からの3連休にかかりそうで、しかも、いつ開始できるかまだはっきりしないことについて、テレビ朝日のヨシノ記者が大変お怒りで(15:50過ぎあたり)。
あのね、ちょっと、根本的にわかっていらっしゃらないと思うんですけど。じゃ、どうやって人の手配をっ。じゃ、わかりました。3連休中、私たちは東京電力のために人とカメラとマンパワーをずーっとさいていなきゃいけないということですね。そういうことですか。(書き起こし)
まぁ、もちつけ。東電の誰もそんなこと依頼してないし、嫌なら行かなきゃいいだけだ。
この人はいつも横柄な口のききかたをするので、嫌な感じだなぁと思ってたけれど、単に残念な人だったみたい。昔に比べて最近は感じ悪い記者も見かけなくなってきたけれど、ここまであからさまなのも久しぶりだったので、記念に書き起こしちゃった。
どんな人でもその人の人生はその人の手中にあることに気づいて、心穏やかな人生を送られますように。悪役なんていなくてもいいんだよ。

2017年3月15日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。予定通り、10:31-10:45に2回目の操作を実施、注水量を4.0m3/hから3.3m3/hに減らした。操作前後において、圧力容器底部温度、格納容器内温度、格納容器ガス管理システムのダストモニター等のプラントパラメータに有意な変動がないことを確認。
引き続きプラントパラメータを監視し、圧力容器底部温度および格納容器内温度の上昇が想定の範囲(低減操作前と比較して7℃以内)で安定したことを確認の後、22日に3回目の低減操作を実施予定。
2号機使用済燃料プール代替冷却系1次系で配管清掃作業のため13日より冷却停止中。停止期間は16日17:00まで(約84時間)の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:42に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、16日の会見資料より)15:44に排水を停止。排水量は730m3


その他


1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2、昨日14日に確認された不具合について。
1号機 原子炉格納容器内部調査 調査前の準備作業の中断について(PDF 354KB)
見えなくなったのは、ガイドパイプの中を見るための作業用カメラ(ガイドパイプの先端からたらして自走式調査装置を監視する監視カメラとは別のもの)。調査の結果、作業用カメラのケーブルの断線が原因と判明。ケーブル巻き取りドラムを含めたシールボックス一式の取替を16日より実施する。ステップ2は、取替後、準備が出来次第、実施する予定。ケーブル断線の機序については16日を参照。
3月16日の定例会見の開催について(報道関係各位一斉メール)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。13日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。No.12はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.9KB)
2015年11月12-16日と2017年2月3日-3月9日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。14日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 263KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年3月14日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ2(自走式調査装置による内部調査)、10:10 頃より現場での準備作業を開始したが、格納容器外に設置してあるシールボックス内の監視カメラの映像が映らないことが確認されたため、準備作業を中断。今後、原因調査を行ったうえで、準備作業を再開する予定。
1号機原子炉格納容器内部調査前の準備作業の中断について(報道関係各位一斉メール)
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。7日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.0m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉注水量低減の進捗状況について(PDF 649KB)
7日の低減操作(ステップ1)より1週間経過したが、監視パラメータ(圧力容器底部温度、格納容器内温度、格納容器ガス管理システムダストモニター)に有意な上昇はなく、冷却状態に異常なし。
2号機使用済燃料プール代替冷却系1次系で配管清掃作業のため昨日13日より冷却停止中。停止期間は16日17:00まで(約84時間)の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、10:16に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、15日の会見資料より)16:10に排水を停止。排水量は1535m3


その他


水処理設備内の処理水分析結果。採取個所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.0KB)

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。9日採取分(11日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 153KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(10日採取)と集水タンクNo.3(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日15日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクEの2月1日採取分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF 13.9KB)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。1月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水 加重平均サンプル分析結果(2017年1月分)(PDF 14.2KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。13日採取分の分析結果と2月24日-3月2日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.32MB)

実施計画の変更認可申請(2016年11月10日提出)の一部補正を今日14日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:線量限度超過者の特別な立ち入り許可書運用廃止、免震重要棟退出モニタ設置に伴う汚染のおそれのない管理対象区域の変更、臨時の出入管理箇所における一時保管エリア解除、敷地内線量低減状況の反映等に伴う変更等。


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年3月13日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:20-11:00。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。
15:52頃に1号機R/Bの750tクローラークレーンから油の滴下を確認。滴下した油は10m×3mの範囲に点在。15:58に双葉消防本部に連絡。状況を確認中。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。7日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.0m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。
2号機使用済燃料プール代替冷却系1次系で配管清掃作業のため05:03に冷却停止。停止期間は13日05:00-16日17:00(約84時間)の予定。冷却停止時のプール水温は、25.7℃。停止中のプール水温上昇率は約:0.121度/hと評価、温度上昇は約10.2度の見込み。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:17に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、14日の会見資料より)17:01に排水を停止。排水量は981m3


その他


明日14日から実施する1号機格納容器内部調査(B2調査)について、9日に提供した情報の補足など。2月23、27日、3月9日参照。
1号機原子炉格納容器内部調査について(PDF 1.57MB)
07:00に準備作業(作業前のミーティングなど)を開始、現場での作業は10:00頃開始の予定。
1日目の測定点(D0)のドレンサンプの大きさは、ペデスタル内側が1.5m×1.5m×深さ1.2m、外側が0.7m×0.4m×深さ1.2m。この2つを直径90mm150mm(19日訂正)長さ1.6mの配管がつないでいる。
3日目の測定点D2のペデスタル開口部(作業員アクセス口)は、高さ約1.7m、幅約0.8m。
高線量が想定される配管(2頁)は主蒸気配管(内側隔離弁より圧力容器側では、配管内側がCs等で汚染されていることが想定される)で、測定点D2、D3の近くを上からグレーチング上1mほどのところまで降りてきている。
自走式調査装置(PMORPH)に搭載しているカメラは5台。計測ユニットのカメラ1台の他に、直線形状の先端に1台(ガイドパイプ通過用)、コの字型で走行する際に前方をモニターするためにウィンチ部の両側に2台、計測ユニットを上げ下げするケーブルを巻き取るウィンチの状態をモニターするために1台。いずれも対放射線性は1000Gy。ガイドパイプの先端からつり下ろして調査装置の出し入れをモニターする監視カメラ(4頁)は、の耐放射線性は230Gy。放射線劣化を防ぐため、使用時以外はガイドパイプの中に引き込んでおく(調査装置を格納容器内に投入・回収する時以外は使用しない)。
測定点に移動した後に計測ユニットをグレーチングから下に下ろしていくが、干渉物が確認された場合は、測定場所を移動することになる。たまり水の底にたまっている浮遊物を巻き上げると、水中の視認性が悪くなる。また、浮遊物が計測ユニットに付着すると、線量率計測が正確にできなくなる。このため、計測ユニットの上げ下げは、干渉物や底部と接触して浮遊物を巻き上げたり付着させたりしないよう、慎重におこなう。
B2調査予定測定点
PMORPHの仕様などはIRIDの資料原子炉格納容器内部調査用ロボット「PMORPH(ピーモルフ)」(PDF)が詳しい。左図(格納容器底部)は同資料6頁より。
















地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
1日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日14日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr3の2月1日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF 11.5KB)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。1月分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(2017年1月分)(PDF 12.0KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。12日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。2-8日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 280KB)

実施計画の変更認可申請(2月3日提出)が10日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:所内共通ディーゼル発電設備(機械設備)の保守管理業務の移管。



ニコ生
【2017年3月13日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.3.13(月)17時 ~



2017年3月12日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。7日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.0m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:01に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、13日の会見資料より)16:47に排水を停止。排水量は989m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(8日採取)と集水タンクNo.2(6日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 69.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が940Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。11日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 324KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。10日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 749KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年3月11日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。7日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.0m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:00に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、12日の日報より)15:21に排水を停止。排水量は780m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。9日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 154KB)
No.10のトリチウムは1900Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(7日採取)と集水タンクNo.1(4日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 67.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が820Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。10日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 285KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



ニコ生
【3.11特集】2017年3月11日 東京電力 職員らによる黙祷 生中継

2017年3月10日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:00-13:35。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日13日(月)の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-12:00)。

2号機原子炉注水量の低減(11月24日、3月6日参照)、7日より実施中。7日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.0m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。



その他


2号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、配管清掃作業のため冷却を停止する予定。停止期間は13日05:00-16日17:00(約84時間)。停止中のプール水温上昇率は0.121度/hと評価、プール水温上昇は約10.2度の見込み。今日10日15:00のプール水温は25.6℃。

サブドレン他水処理施設8日排水時の海水サンプリング結果
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 7.42KB)

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第294報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(6日採取)と集水タンクNo.3(3日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が930Bq/L。明日11日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。9日採取分の分析結果と8日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 325KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.55MB)

実施計画の変更認可申請(2月3日提出)の一部補正を昨日9日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:所内共通ディーゼル発電設備(機械設備)の保守管理業務の移管


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)