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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2016年2月29日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 127KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

3号機スキマーサージタンクのフタを取替える作業をおこなうため、使用済燃料プール代替冷却系を09:51-11:54に停止(25日の続き)。停止時のプール水温は20.6℃、起動後は20.9℃。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月23、25日参照)。先週よりB系で焼却作業を実施中だったが、昨日28日13:48に焼却を停止し温度を下げている。A系では昨日14:08に焼却を開始。今日はB系で昇温中で、明日1日から焼却を再開する(明日から2系統で同時に焼却する試験を実施する)。焼却作業は2日に終了の予定。


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.93KB)
17日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 8.48KB)
28日採取分。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。2月18-24日。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 164KB)
雨天のため建屋への流入量が増えている。

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
1月の外部被曝線量(実効線量)の最大値は16.44mSv、平均値は0.44mSv(APD値)。
主に凍土遮水壁設置工事(配管、ケーブルの敷設工事)に従事していた30代男性作業者の今年度の被曝線量(APD値)が1月末で38.97mSvだったので、ガラズバッジの評価をおこなたところ、40.42mSvであった。凍土遮水壁設置工事は作業現場が1-4号機建屋に近いこともあって作業者の被曝線量抑制が課題であり、40mSv/年を上限とすることを実施計画に記載していた。この作業者の被曝線量はこれを超過しており、線量管理などについて今後調査する。
この作業者はH26年4月より1Fに勤務、H26年12月より凍土遮水壁設置工事に従事している。今年度の入構回数は220回、今年度2月17日までの被曝線量(ガラスバッジ値)は43.20mSv、H26年4月以降の被曝線量は66.24mSv。1Fに来る前にも放射線業務に従事しているが、その際の被曝線量は数mSvであり、法定の線量限度(年間50mSv、5年で100mSv)は超過していない。

24日の事故時の通報・報告における「炉心溶融」のあつかいについて。当時、15条通報の対象事象として炉心溶融があった。災害時に炉心溶融の有無を速やかに判断するために簡便な手法をマニュアルに定めていたが、実際にはこのマニュアルに定めた方法ではなく、通常の方法で炉心の損傷状況を評価していた。なぜマニュアルに沿った方法がおこなわれなかったかについて、今後、第三者を交えた調査を実施する。なお、2013年12月1日に法令が改正され、現在は炉心溶融は15条通報の対象事象ではない(炉心損傷の有無および損傷割合を報告する)。
当該のマニュアルについては、26日にこの件について福島県に説明した際に提出したものが福島県のHPに掲載されている。
今日の会見を聞いて、やっとどういう話なのか理解した。24日には本店での会見はなくて、東京では規制庁控え室でブリーフィングがあったらしい。これはIWJが中継したらしいけれど、非会員はアーカイブが見られない。他の中継はなかったので、私は見ていない。マニュアルの内容も東電からは公開されないし、東電のプレスリリースとマスメディアの報道では内容が理解できないんじゃ、広報のやり方としてどうかと思うのだけれど。
福島県のHP「福島第一原発事故当時における通報・報告状況に係る申し入れ」の説明資料 [PDFファイル/7.73MB] 9、10頁にマニュアルの当該部分の抜粋がある。それによると、「炉心溶融に至らずに全燃料被覆管に破裂が生じたときに放出される希ガス(厳しく見積もって、炉心に存在する希ガス全内蔵量の2%)より多い、全内蔵量の5%の希ガス放出に相当するCAMSγ線線量率を〔管理人注:炉心溶融の〕指標とする」とある。なので、5%というのは、希ガスの5%が放出された、ということで、燃料の5%が損傷したというのとは同じなのかしらん。



ニコ生
【2016年2月29日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.2.29(月)17時30分 ~

2016年2月28日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、29日の会見資料より)16:14に排水を停止。排水量は900m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月23、25日参照)


その他


側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 12.7KB)
27日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。26日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 715KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月27日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

(以下、28日の日報より)サブドレン他水処理施設、09:56-16:03に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は890m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月23、25日参照)


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。25日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 67.1KB)
No.10のトリチウムは3000Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(22日採取)と集水タンクNo.2(20日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が690Bq/L。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 11.2KB)
26日採取分。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)
1-3号機で「復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中」って書いてあるけど、原子炉注水は18日に高台注水系に切り替えていて、今は処理水バッファタンクが水源のはず。この日報って結構信用ならないよな。

2016年2月26日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
29日(月)の予定:資機材整備。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:00に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、27日の日報より)16:24に排水を停止。排水量は930m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月23、25日参照)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第241報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(21日採取)と集水タンクNo.1(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が630Bq/L、第三者機関が690Bq/L。明日27日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 11.2KB)
25日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 2.28MB)

2015年9月11日のH4北エリア内堰からの雨水の漏えいの件について、2015年12月22日に規制委に提出した報告書を補正。
福島第一原子力発電所H4北タンクエリア内堰から外堰内への堰内雨水の漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の補正について(プレスリリース)
前回の報告書提出後に実施した原子力規制庁への報告内容の説明を踏まえ、原因・対策等について修正をおこなった。

実施計画の変更認可申請および変更認可申請(2014年12月1日提出と2016年2月4日提出の2件)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および一部補正について(プレスリリース)
変更:1号機原子炉建屋内滞留水水位の管理上限目標値の見直し(サブドレン管理水位の変更。2015年12月28日参照)
補正1:貯留設備の管理。
補正2:下記3件において敷地境界線量の見直しを追加(モバイル型ストロンチウム除去装置、第二モバイル型ストロンチウム除去装置の運用停止及び付属機器の廃止/蒸発濃縮装置の付属機器の廃止/中低濃度タンク(J8・K3エリア)の新設)。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月25日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 131KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

3号機スキマーサージタンクのフタを取替える作業をおこなうため、使用済燃料プール代替冷却系を昨日24日より停止中(25日17:00まで約36時間停止の予定)。停止時のプール水温は 20.0℃、冷却停止時間におけるプール水温上昇率は 0.097度/h、停止中のプール水温上昇は最大で約3.5度の見込み(運転上の制限値は65℃)。
(以下、26日の会見資料より)23:01に起動、23:30に異常ないことを確認。起動後のプール水温は21.6℃。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:59に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、26日の会見資料より)14:54に排水を停止。排水量は713m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月23日参照)。今日25日午前中より汚染のある廃棄物の焼却を開始した。
雑固体廃棄物焼却設備について(6:18)(動画、25日撮影)


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(20日採取)と集水タンクNo.3(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 66.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が620Bq/L、第三者機関が640Bq/L。明日26日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 11.1KB)
日採取分。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(2013年8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける 水漏れに関するサンプリング結果について (南放水口・排水路)(PDF)
「切替C排水路35m盤出口」および「構内側溝排水放射線モニタ近傍」の23日採取分の全β放射能濃度が上昇した件(24日参照)。24日採取分ではいずれも通常の変動範囲内に低下した。
切替C排水路35m盤出口:22日 <11、23日 100、24日 <12 [Bq/L]
構内側溝排水放射線モニタ近傍:22日 <4.2、23日 110、24日 <4.6 [Bq/L]

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。2号機は5日、3号機は3日、4号機は1日に実施。1号機はダストサンプリングを8日に、ガスサンプリングを17日に実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 100KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 95.2KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 97.9KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 105KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 85.1KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 84.9KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 85.2KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 105KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 121KB)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第27回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.33MB)
1-3号機の状況(原子炉・格納容器内の温度推移)、たまり水処理水/廃スラッジ/使用済ベッセル/濃縮廃液の貯蔵状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(15.8MB)
要員管理(7頁右)。1月の1日あたり作業員数は平均で6,370人(実績)。3月の想定は約6,670人。
インフルエンザ・ノロウィルスの発生状況(8頁左)。今シーズン21日までのインフルエンザ感染者数は146人、ノロウィルスは10人。
【資料3-1】汚染水対策(10.0MB)
凍土遮水壁試験凍結の状況(通しで22頁)
サブドレン他水処理施設の状況(29頁)。21日までに85回の排水を実施。排水量は66342m3
1号機T/Bと循環注水ラインとの切り離し(38頁)。サブドレン稼働により、建屋周辺の地下水位は段階的に低下してきており、建屋地下たまり水水位もこれに合わせて低下させている。現在、1号機R/B地下のたまり水水位はT.P. 約1800(O.P. 約3300)、T/B地下たまり水水位はT.P. 約1000(O.P. 約2500)程度(41頁にこの4ヶ月間の水位の推移)。R/B地下とT/B地下のたまり水はT.P. 1743(O.P. 3200)の高さにある貫通部を通じて連通している(40頁)が、R/B地下たまり水水位をこのレベルより下げることでこの連通を遮断し、T/Bのたまり水を原子炉循環注水ラインから切り離す。この作業を3月上旬に実施する。スケジュールは41頁。1号機T/B地下は1-4号機建屋の中で床面のレベルが一番高く、ロードマップの2020年たまり水処理完了に向けて建屋たまり水処理(建屋ドライアップ)の第一歩となる。中長期ロードマップのマイルストーンのひとつ「2015年度中にいずれかのタービン建屋の循環注水ラインから切り離し」が達成されることになる。
H4、H6エリアタンク漏えいのモニタリングまとめ(42頁)。追加ボーリング(Eシリーズ、Gシリーズ、43頁)、地下水バイパス調査孔(47頁)、地下水バイパス揚水井(48頁)、排水路(49頁)、海水(50頁)。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(2.84MB)
1・3号機飛散防止剤散布実績および予定(通しで12頁)
1号機R/Bカバー解体工事(17頁)
3号機R/B上部除染・遮へい工事(18頁)
使用済燃料等の保管状況(19頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(2.36MB)
3号機原子炉建屋トーラス室における3Dレーザスキャン計測の実施結果(通しで3頁)2015年12月21日参照。Survey Runner II に3Dレーザー計測装置(FARO社製)を搭載し、トーラス室のキャットウォーク上を自走させて3D点群データを取得。計測は12月21日-1月20日に実施。計測範囲は6頁(南東側の一部は障害物によりSurvey Runner IIが行かれなかった)。取得したデータ(7頁)は格納容器の漏えい有無調査・補修等の作業の干渉物評価に活用していく。線量率も計測したが、使用した線量計が未校正であり、結果は雰囲気線量データとして採用しない(9頁。放射線データ全数公開の取り組みの一環として公開した)。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(1.59MB)
ガレキ・伐採木の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・水処理二次廃棄物・濃縮廃液の保管量推移(4頁)
【資料3-5】循環注水冷却(722KB)
【資料3-6】環境線量低減対策(17.7MB)
敷地内線量低減対策(通しで1頁)
T/B東側のモニタリングまとめ(3頁)。地下水のくみ上げは、1号機北側の観測孔No.0-3-2、1-2号機取水口間の改修ウェルとウェルポイント、2-3号機取水口間の改修ウェル、3-4号機取水口間の改修ウェルで実施中。地下水(9頁)、排水路(18頁)、海水(23頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(33頁)。
敷地境界での追加的被曝線量の目標達成(35頁)。H27年度末の目標値は1mSv/年(2014年2月19日参照)だが、評価結果は0.96mSv/年となり目標達成と評価。汚染水の処理(タンクに起因する直接線・スカイシャイン線の低減)、高線量の使用済吸着塔の保管場所を敷地境界から離す(使用済吸着塔の直接線・スカイシャイン線を低減)、新規設備について遮へい設計及び配置計画を実施(固体廃棄物貯蔵庫第9棟や雨水処理設備などタンク以外の設備に起因する直接線・スカイシャイン線の抑制)などを実施してきた。H27年度末の評価値は39頁。RO濃縮水貯槽に起因する分は0.21mSv/年、それ以外が0.76mSv/年。
【資料3-7】労働環境改善(2.66MB)
管理対象区域の区分と防護装備適正化の運用開始(通しで3頁)。構内のフェーシングが進み線量低減対策が進捗したのを踏まえて、敷地を汚染のレベルに応じて3つの区域(Red zone、Yellow zone、Green zone)に区分し管理することで、フェーシングされたエリアを可能な限り低汚染レベルに維持し、区域に応じた防護装備の適正化をおこなう。Red zone(アノラックエリア)は1-3号機原子炉建屋内および1-4号機周辺建屋のうちたまり水を保有するエリアで、全面マスク・2重のカバーオール/アノラック+カバーオールを着用。Yellow zone(カバーオールエリア)は、1-4号機建屋周辺および水処理施設を含む建屋内およびタンクエリア(ただし、濃縮塩水等を扱わない作業、タンクパトロール、視察などはGzone扱い)等で、β線被曝を考慮するエリアでは全面マスク・カバーオール、それ以外のエリアでは半面マスク・カバーオールを着用。Green zone(一般服エリア)はRzoneとYzone以外(ただし、高濃度粉塵作業や濃縮塩水を扱う作業ではYzoneを設定する)で、DS2マスク・一般作業服/構内専用服を着用(各zoneの定義は5頁)。各zoneの境界に装備交換所(13頁)を設け、原則として境界を超えて装備・道具・車両が移動しないようにする(装備交換所、道具置き場、駐車場などがまだ不十分なので、当面は養生や分けて保管するなどでも対応する。10、14頁)。各zoneと装備交換所の地図は6頁。各zoneの装備と移動時の装備は8頁。実際の動線については11、12頁。
構内専用服については、2016年1月26日の規制庁との面談「東京電力福島第一原子力発電所における実施計画変更認可申請(構内専用作業服の洗濯及び再使用に係る変更)に係る面談」の資料「1F 構内専用服の導入ならびに再使用に係る実施計画の変更申請について」を参照。ポリエステル製のカバーオールで、2Fで洗濯し再利用する。
大型休憩所内にローソン開店(通しで15頁)。3月1日、大型休憩所2階(食堂となり)にローソンが開店する。営業時間は06:00-19:00(日曜日休み)。利用者は発電所に入構できる人。後が困るので、ガラス瓶・カン入りの飲料は扱わない。後が困るって、リサイクルの話?廃棄物処理?
【資料3-8】5・6号機の現状(148KB)
5号機使用済燃料プール内使用済燃料上への浄化フィルター移動(1頁)。22日の件。事象の詳細。
【資料4-1】MP7近傍連続ダストモニタ警報発生確認遅れに伴う通報遅れについて(4.29MB)
【資料4-2】平成26年度補正予算「廃炉・汚染水対策事業費補助金」に係る第四次公募の採択結果(8.37KB)
【資料4-3】研究開発プロジェクトの進捗状況及び次期計画の方向性(3.72MB)

放射線データの概要2月分(1月28日~2月24日)・サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げと分析・日々の放射性物質の分析結果の一覧表形式での公開について(PDF 1.85MB)
「日々の放射性物質の分析結果」のページで公開している放射性物質分析データについて、今まで試料ごとの測定記録(帳票をPDF化したもの)を公開していたが、H27年4月30日以降に公開したデータを含めてCSV形式にまとめた形での公開を15日より開始している。線量率のデータは引き続き従前のままの形。これ、誰か表とかグラフとかにできるようにしてくれたらうれしいなぁ。



ニコ生
【2016年2月25日】東京電力 「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者…

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.2.25(木)18時30分 ~

2016年2月24日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 134KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

3号機スキマーサージタンクのフタを取替える作業をおこなうため、使用済燃料プール代替冷却系を05:20に停止(25日17:00まで約36時間停止の予定)。停止時のプール水温は 20.0℃、冷却停止時間におけるプール水温上昇率は 0.097度/h、停止中のプール水温上昇は最大で約3.5度の見込み(運転上の制限値は65℃)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:06-14:48に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は683m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月23日参照)


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。22日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは3000Bq/L。No.6はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.1KB)
11月12日-2月18日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 78.2KB)
22日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(18日採取)と集水タンクNo.2(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が670Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日25日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.9KB)
23日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

H4北エリアタンクからの漏えいの件(2013年8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける 水漏れに関するサンプリング結果について (南放水口・排水路)(PDF)
「切替C排水路35m盤出口」および「構内側溝排水放射線モニタ近傍」の23日採取分の全β放射能濃度が、過去の変動範囲内であるものの、前回値(22日採取)と比較して上昇していることを確認。
切替C排水路35m盤出口:22日 <11、23日 100 [Bq/L]
構内側溝排水放射線モニタ近傍:22日 <4.2、23日 110 [Bq/L]
なお、上記2カ所の上流側に設置されている構内側溝排水放射線モニタの指示値、および、港湾内の分析結果に有意な変動はない。23日のタンクパトロールでも異常ないことを確認している。

今日、福島県主催の「第41回福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」があった。その際の資料。
福島第一原子力発電所雑固体廃棄物焼却設備について(第41回福島第一原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会資料)(PDF 857KB)
設備見取り図(4頁)
バグフィルターおよび排ガスフィルター(HEPAフィルター)(5頁)。フィルター性能はバグフィルターが103、HEPAフィルターが106(性能試験結果)。
放射線モニタリング設備(6頁)。排気筒から排ガスをモニタリング設備に引き込み、ダストモニターおよびガスモニターでγ線を連続監視、など。
測定データの公表(11頁)。排ガス中の放射性物質について、ダストモニターとガスモニターは常時測定で警報発生時には通報・公表。粒子状放射性物質(主要γ核種)とヨウ素は週1回測定、Srは四半期に1回、トリチウムは毎月1回測定で、結果はHP(福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果)で公表。

事故時の通報・報告における「炉心溶融」のあつかいについて。
福島第一原子力発電所事故当時における通報・報告状況について(プレスリリース)
当時の社内マニュアル上では、炉心損傷割合が5%を超えていれば、炉心溶融と判定することが明記されていることが判明。新潟県技術委員会に事故当時の経緯を説明する中で、上記マニュアルを十分に確認せず、炉心溶融を判断する根拠がなかったという誤った説明をしており、深くお詫び申し上げる。
また、3月11日の津波襲来直後に、より速やかに通報・報告できた可能性のある事象があることを確認した。
事故後に、炉心の損傷状況が不明なことから、「炉心は損傷しており溶融の可能性もあるが実際にどうなっているかはわからない」というのが東電の説明だったと思う。なぜ5%損傷で炉心溶融なのか、この5%と言う数字がどこから来ているのか不明だけれど、当時は判明している事実に沿った説明をしていたと私は思う。
それから、この件に関してマスメディアが「炉心熔融なのにそれを隠していた」とか言ってるみたい(例えば、NKH「メルトダウン判断 3日後には可能だった」魚拓)とか)。炉心溶融って言ってたらどうだったんだろう。こういうことが人々の信頼につながるとかいうことを主張したいらしいんだけれど、どうなんだろうね。「現状、ここまでわかっていて、これ以上は不明」っていう時に、「どっちなんだハッキリしろ」と要求するのは、要するに事実関係はわからなくてもいいから、何かのラベルを貼ってその後の方針を決めて安心したい、という欲求の表れに過ぎないのではないか。わからないものはわからない。それを、わからないままに置いておけないのは、やっぱり、知的怠慢なんじゃないかと思う。あの時、必要だった情報は、炉心溶融しているかどうかではなくて、その後の事故の進展がどう予想されるか、ということだったのだと思う。炉心が溶融しているかどうかと事故の進展がどう関係していたのか、そこを欠いては「炉心溶融」と言ったかどうかなんてたいして重要なことではないと思う。
(3月1日追記)29日に追加情報あり。


これすごいね。炉心溶融って具体的にどういう風に起こるのか、あまりイメージが持てないので、参考になる。








福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月23日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

5号機使用済燃料プール内で浄化フィルターが燃料ラックの上に移動していた件(22日参照)。11:50より水中カメラで当該フィルターの状態を確認したところ、燃料集合体への干渉等の異常は確認されなかったので、当該フィルターを燃料集合体ラック上部から燃料集合体に干渉しない場所(プール内の燃料キャスクピット底部)へ移動することとし、13:35に作業完了。当該フィルタが確認された箇所周辺の燃料集合体について、水中カメラによる外観点検を実施したが、変形等の異常は確認されなかった。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、10:09-16:31に一時貯留タンクGr3から排水を実施。排水量は1587t。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)
なお、これまでの排水実績を踏まえ、日々の地下水バイパスの運用状況については定例的な取り組みとして定着してきたため、地下水バイパスの排水に関する一斉メールについては、本日23日分をもって廃止。以降の排水実績は、日報・福島第一原子力発電所の状況(会見資料)、当社ホームページの特設ページ、記者会見・レク等で情報を発信する。

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日参照)。排ガス冷却器の点検口から水が滴下していることを確認した(10日参照)ためホット試験を中断していたが、点検口フランジ部のガスケット交換(22日参照)が終了したことから、16:00にB系統でホット試験を再開。なお、A系統についても当該部のガスケット交換終了後にホット試験を開始する。


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。18日採取分(20日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(17日採取)と集水タンクNo.1(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が680Bq/L、第三者機関が670Bq/L。明日24日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、排水の確認結果(2015年度第3四半期分)。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2015年度第3四半期分)(PDF 13.2KB)
実測値あるいは実測値を元に評価した3か月平均濃度の評価値(48核種)。2015年度第3四半期分のサブドレン他水処理施設からの排水(浄化水)について、告示濃度限度に対する比の和が実施計画に定める値(0.21)を下回ることを確認した。前回は2015年12月18日。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF11.1 KB)
22日採取分。21日採取分(昨日報告分)で放射能濃度の上昇が見られていたが、22日採取分では低下している。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。2月4-10日の流量データと2月11-17日の排水分析結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 255KB)

9-19日に3号機R/B1階で実施した高所用除染装置(ドライアイスブラスト除染装置、2015年10月29日参照による高所部のドライアイスブラスト除染の動画を公開。
高所用ドライアイスブラスト除染装置の走行などの状況について(2:58)(動画、2月9日撮影)
高所用ドライアイスブラスト除染装置による除染について(1:52)(動画、2月15日撮影)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時30分現在】(プレスリリース)



「誓いの桜」(福島民報)魚拓
桜を切らなかったのは、今も避難生活が続く住民のことを忘れないためだ。現場の責任者が決めたという。
構内にはえていた木は随分と切られてしまったのだけれど、桜の木だけは残しているんだって。

2016年2月22日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 146KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

09:30頃、5号機原子炉建屋5階オペレーティングフロア上にいた当社社員が、使用済燃料プール内底部に設置してあった浄化用フィルター(直径43cm、高さ87cmの円筒形。重さ約130kg)が使用済燃料集合体ラック上部に移動していることを発見。
5号機使用済燃料上への浄化フィルタ移動(写真)
当該のフィルターは、機器貯蔵ピット(DSピット)残水移送作業で使用していたしていたもの。
5号機では、原子炉内の燃料はすべて使用済燃料プールへ移動し、原子炉ウェルの水はすでに抜いてある。現在、DSピットの残水を処理する作業を実施中。DSピットの水を吸い上げて使用済燃料プール内に設置したフィルターを通してからスキマーサージタンクへ移送する作業を8日より行っていた。先週の金曜日(19日)の作業終了時には、フィルターがプールの底(写真の燃料ラックとプール右側の壁の間)に沈んでいたことを確認している。今日、作業の続きを始めようとした際にフィルターが移動しているのを発見した。移動の原因を調査中。
5 号機原子炉建屋のエリアモニタおよびダストモニタの指示値に有意な変動は無い。今後、フィルターの下になっている燃料集合体4体への影響の有無を確認する。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月18日参照。焼却作業は10日より停止中)

14:45頃、入退域管理棟の防護装備脱衣所付近において作業者が倒れているのを発見。意識はなかった。入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると診断されたことから、15:11に救急車を要請。なお、当該作業員に身体汚染はない。15:45に救急車にて入退域管理棟救急医療室を出発。15:20にドクターヘリを要請し、16:06双葉町の郡山海岸からドクターヘリにて、いわき市立総合磐城共立病院に出発。
作業者は50代男性、タンクの組み立て作業に従事している。


その他


1月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(2016年1月)(PDF 569KB)
1-4号機R/Bからの放出は5.3×105Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが3.1×10-11Bq/cm3137Csが1.2×10-10Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.0014mSv未満となる。2号機は、先月と同様に建屋内(1階X6ペネ周辺)の除染作業にともない排気設備入口の空気中放射性物質濃度が増加している。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.92KB)
10日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 47.2KB)
21日採取分。放射能濃度が上昇しているが、20日の降雨により表層土が流入したためと考える。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。2月11-17日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 168KB)
地下水ドレン中継タンクBからT/Bへの移送は15日以降0となっているが、これは全量を浄化設備へ移送しているため。

実施計画の変更認可申請(2015年1月23日提出と9月2日提出の2件)の取下げと、変更認可申請の提出
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および取り下げについて(プレスリリース)
取下げ1:陸側遮水壁の具体的安全確保策(水位管理等)の反映。
取下げ2:陸側遮水壁試験凍結の運用方法の変更。
変更:陸側遮水壁海側全面閉合及び山側段階閉合(第1段階)(凍土遮水壁の凍結閉合の方法について、今までの方針を変更して新たなものを申請する)
「陸側遮水壁の閉合について」実施計画変更認可申請の概要(PDF 1.37MB)
2月15日の第40回特定原子力施設監視・評価検討会の結果を受けて、凍土遮水壁の閉合について申請するもの。凍土遮水壁の凍結閉合は以下の3段階で進める。
第一段階:海側全面閉合+山側段階閉合(山側総延長の約95%)した段階
第二段階:第一段階と第三段階の間
第三段階:完全閉合している段階
今回の申請範囲は、第一段階。なお、建屋を取り囲むループから海側遮水壁に接続する部分は、従来は山側に含めていたが、今回の申請で海側に変更。第一段階はフェーズ1とフェーズ2から成る。
フェーズ1(4頁):海側全面+北側一部(山側のうち1号機の北側)+山側の部分先行凍結(複列施工など凍結しにくい場所を先に凍結する。多分、試験凍結の場所と同じ。2015年4月9日参照)。
フェーズ2(5頁)。未凍結箇所(7箇所、2月15日参照)を除く山側の残りを凍結。
スケジュールは3頁。フェーズ1におよそ40日、フェーズ2におよそ60日。
2月15日の監視・評価検討会での内容を受けて、検討会でのSTEP1とSTEP2を合わせて第一段階とした(これは確か、更田委員の提案だったか)。それから、1号機北側を先に凍結させるのは有識者の提案だったと思う。

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第30回)があった。その際の資料。
【資料1-1】発電所内のモニタリング状況等について(9.50MB)
護岸エリア地下水モニタリングまとめ(5頁)
放水路モニタリングまとめ(10頁)。1号機放水路浄化装置による浄化の状況は11頁。
港湾内外海水モニタリングまとめ(14頁)
排水路モニタリングまとめ(20頁)。1月下旬から2月上旬にかけて放射能濃度上昇が見られたが、付近で行っていた清掃による影響の可能性も考えられることから、清掃方法の改善を検討中。
地下水バイパス揚水井モニタリングまとめ(24頁)
H4、H6タンクエリアモニタリングまとめ(25頁)
地下水バイパス運用状況(30頁)。16日までに103回の排水を実施。排水量の合計は168,922m3
地下水バイパス揚水井の清掃状況(31頁)
サブドレンくみ上げ状況(34頁)。山側:1月29日よりL値T.P. 2750mm(O.P. 4186mm)、海側:2月10日よりL値T.P. 2600mm(O.P. 4036mm)。くみ上げ開始以降、平均くみ上げ量は400m3/日。排水は9月14日の1回目以降、19日までに83回実施、合計排水量は65,075m3じょじょに排水中トリチウム濃度が上がっているのは、地下水ドレンのくみ上げ水を当初はT/Bへ送っていた分を浄化・排水ルートへ移行しているため(41頁参照)。
海側遮水壁閉合後の状況(地下水ドレン水位と港湾内海水中放射能濃度)(38頁)
海側遮水壁工事の進捗(39頁)。4号機前の閉合箇所(最後に閉合したところ)で割栗石による埋立てが10日に完了。現在、遮水シートを設置中(写真あり)、今後舗装をしていく。
海側遮水壁、鋼管矢板のたわみ(40頁)。地下水位が安定し荷重変化が小さくなったことから、杭頭変位の有意な増加は確認されていない
海側遮水壁の外観目視点検(40頁)。明日23日から1週間程度かけて、作業船に作業者4名が乗船して海側から遮水壁の目視点検をおこなう。大潮の時期なので、引き潮の際に低いところまで見られる。海側遮水壁の内側でおこなっている工事で日常点検を実施しているが、その際に、わずかに水音が聞こえたという箇所があった。その後の当該箇所の点検では異常は発見されていないが、これについても海側から点検をおこなう。
海側サブドレン水位(42頁)
サブドレン稼動の効果の評価(44頁)。サブドレン水位と建屋流入量の相関(44頁)およびサブドレン水位と建屋水位の差と建屋流入量の相関(45頁)。
【資料1-2】福島第一原子力発電所の敷地境界外に影響を与えるリスク総点検に関わる対応状況(891KB)
110:サブドレンピットNo. 16(3頁)。1月27-28日に9回目のくみ上げ(約21m3)を実施。状況に変化なし。近傍の1・2号機排気筒を含めた周辺の調査を計画しており、この調査の結果を踏まえて対策を検討する。サブドレン他水処理施設のサブドレンピットNo.18、19で放射能濃度が上昇した件。2014年10月24日参照。
102:トレンチ・ダクト内の滞まり水の点検(4頁)廃棄物処理建屋間連絡ダクト内たまり水の放射能濃度上昇の件。地上の汚染水移送配管(PE管)は異常なし。配管周辺及び補助建屋内のサーベイを実施、異常なし。当該ダクトの西側で接続する集合ダクトは、2014年12月の閉塞時にたまり水が無いことを確認。、1月19-21日にダクト内たまり水移送を実施して水位をO.P. 7.5mから7.0mまで下げて水位・水質を監視したが変化なし。さらに、2月2-6日にO.P. 5.7mまで水位を下げ、水位・水質を監視したが変化なし。今後の進め方について、検討中。
【資料1-3】福島第一原子力発電所予備変電所電源設備の過負荷トリップ警報の発生について(707KB)
12月4日の件。前日3日23時頃に、予備変電所に接続されている負荷を所内共通に切替える操作で、開閉器4を解放するところ誤って開閉器1を解放したのが原因(4ページに現場写真)。切替え作業は3名(指示者、操作者、操作補助者)で実施(7頁。補助者は他の作業のため現場にはいなかった)。作業は操作手順に従い、最初に4番回路が投入中であることを確認、次に指示者は1番回路の開放操作を指示したが、操作者は4番回路を操作するものと誤認識し「4番回路を開放します」と発声の後に4番回路を操作。指示者は発声の誤りに気付かず、また、操作者が4番回路を操作したことにも気付かなかった。操作終了後、指示者は操作箇所に貼る表示札を操作者に渡す際に、操作すべき対象箇所の確認をせず、操作者が表示札を4番回路に貼った間違いにも気付かなかった。
人的要因として、指示者(東電社員)は当該作業の際に、操作が確実に実施されていることを確認する重要な任務を行う意識が不足していたため、安全処置の操作における基本事項、基本動作が出来ていなかった。対策(暫定)として、作業担当箇所は安全処置を確実に実施できる人材の教育・訓練・力量管理を行う。
ちょっとひどい話ですね。
【資料1-4】MP7近傍連続ダストモニタ警報発生確認遅れに伴う通報遅れについて(1.35MB)2月1日参照。
警報発生が12:39、通報連絡が14:33。警報の確認が遅れ、通報連絡におよそ2時間を要した。警報発生後の時系列は2頁。連続ダストモニター監視は当直(集中監視室内の警報盤の警報発生時に速やかに保安班に連絡)と保安班(保安班執務エリアの連続ダストモニター指示値確認装置で指示値を監視、指示値上昇時には異常の有無を調査)がおこなっている(3頁)。
当直側の原因(5頁):当日は、連続ダストモニターの点検作業にともない頻繁に警報が出ていたため、点検作業による警報では無いと認識するまでに時間を要した。この点検作業は当直長の許可を必要としなかったため、作業時間について体系的な情報共有がなされなかった(点検は11:10に終了、当直長はこの報告を受けていた)。
保安班側の原因(6頁):指示値確認装置は警報発生を確認する機能がなく、また、警報発生時の対応手順の周知や教育が運用開始時に1回行われたのみであったことから、ダスト濃度監視に関する理解が十分でなかった。また、12:40頃に指示値上昇を確認していたが、設備管理箇所に確認した際に数値のみのやり取りが行われ,ダスト濃度とサンプリング流量の取りちがえなどが発生し、警報レベルを超えていることを認識できなかった。なお、ダストモニターはまだ当直側へ設備移管しておらず、点検作業は許可制ではなく情報連絡というレベルでおこなっていた。
再発防止対策(7頁):PTW(Permit To Work; 作業許可)管理による点検状況の管理強化で点検に関する情報共有を図り、警報盤へ表示取り付け(8頁)をおこなう。連続ダストモニター指示値確認装置に警報値を掲示し,誤認防止を図る(9頁)。連続ダストモニター等の監視に関する保安班への再教育を実施。など。
【資料1-5】2015年度の主な進捗状況(3.31MB)
【資料2】廃炉・汚染水対策現地調整会議 汚染水対策の進捗管理表(8.48MB)
堰の二重化工事進捗(通しで3頁)
1号機R/Bカバー解体工事の進捗状況(5頁)。散水設備設置の支障となる鉄骨の撤去が3日に完了、4日より散水設備(散水ノズルまでの配管設置等)工事を実施中。2015年10月5日-2016年2月11日までのオペフロダスト濃度(6頁)。今後のスケジュールは11頁。
1号機R/Bカバー解体/散水設備(7頁)。設備概要(7頁)。R/B東側の下屋に配管架台を設置するため、作業環境改善として吸引装置を用いてガレキの撤去等を実施。今後、敷き鉄板等を整備し配管架台および配管を設置予定。構外ヤードでは散水設備のモックアップ試験を実施。
1号機R/Bカバー解体/750tクローラクレーン2号機のジブ不具合(9頁)1月28日参照。不具合箇所の部材取替を実施予定。
雑固体廃棄物焼却設備ホット試験(通しで12頁)。昇温操作中に排ガス冷却器の点検口から水の滴下が確認された(A系で13日に、B系で10日に)。その後の調査の結果、点検口のフッ素樹脂製ソフトガスケットについて、A系ではガスケット接合部に幅約3mmの欠損(初期からあったもの)、B系ではガスケット(外径側)に幅約5mmの損傷(取付け時に発生したもの)が確認された。欠損及び損傷は施工時の確認が不足していたことによるものであり、排ガスが点検口フランジの鉄部等で冷却されて結露水が発生し、ガスケット内部を浸透して、フッ素樹脂の損傷部及び欠損部から滴下したものと推定。今回漏えいが確認された点検口並びに同型ガスケットを使用している点検口について、ガスケットの交換をおこなう。また、施工時の確認等、施工要領の見直しをおこなう。ガスケットの交換後に燃焼作業を再開する。
構内車両整備工場の運用状況(17頁)。2015年6月より小・中型車の整備を開始(2015年9月28日参照)。外構工事が1月末に完了し、2月1日より大型車両整備を本格的に開始した。重機点検用ピット(自走式重機の下回りの点検をおこなう)を設置工事中、3月中旬に運用開始予定。地図は20頁。車両整備場の運用開始は2014年6月だと思うんだけれど(2014年5月29日参照)。最初は普通車のみ、2015年6月から中型の整備を開始したんじゃなかったっけ?
雨水移送ライン耐圧ホースのPE管化(23頁)。側溝に敷設されている耐圧ホースから漏えいした件(2015年5月29日参照)を受けて、耐圧ホースを使った移送ラインのPE管化を強化実施している(2015年6月22日参照)が、雨水タンク廻りのホースの漏えいリスクが高いとして最優先でPE管化を実施することとした。このため、2016年3月末完了予定の雨水移送ラインの一部について、設置完了が2016年6月頃になる見込み。24頁にスケジュール。
雨水処理設備等の増設の進捗状況(25頁)
Sr処理水・ALPS処理水の推移(27頁)
Sr処理水とタンク残水(RO濃縮水)の貯蔵状況(28頁)。各エリアの貯蔵状況と多核種除去設備への配管構成。
既設・増設・高性能多核種除去設備の運転予定(29頁)。既設のB系は長期点検および吸着塔増塔工事を実施中。高性能は処理水の状況に応じて間欠運転中。増設はAB系で長期点検(腐食対策点検・動的機器点検等)を実施中。
保管中のHIC上のたまり水(31頁)。HIC点検状況まとめ。第2施設の3巡目は2015年11月16日に終了、今後引き続き点検を継続。第3施設の1巡目は18日時点で526基終了、うち2基でたまり水を確認。上澄み水の抜き取りは18日時点で第2施設で246基、第3施設で16基実施(たまり水が確認されたHIC(第2施設で34基、第3施設で2基)はすべて抜き取りを完了)。
凍土遮水壁工事進捗(32頁)。海側は建込みが2015年11月9日に完了、配管・計装・ブライン充填等は2月9日に完了した。
2号機増設FSTRおよび3号機FSTRの止水状況(39頁)。隔離エリアとしてたまり水移送を実施中(2015年3月26日、5月18日参照)。2号機増設FSTRでは、2号機廃棄物処理建屋との建屋間のコンクリート打継ぎ部2カ所(うち1カ所は2015年6月22日に報告されている)から地下水の流入を確認(流入量は低下してきていて現在は2m3/日)しており、止水方法を検討中で2月末を目途に工事実施予定。3号機FSTRでは、床ドレンサンプエリア配管貫通部の止水処置(1月25日参照)を完了したが、CUW廃樹脂貯蔵タンク室配管貫通部2カ所から新たな流入(流入量は1m3/日)を確認。CUW廃樹脂貯蔵タンクは高線量のため、線量低減対策・止水処置の実施について検討する。スケジュールは43頁。
排水路の対策の進捗状況(44頁)。1月下旬よりK排水路の清掃および浄化剤の交換を実施中。浄化剤の交換の際に放射能濃度が上昇したので、清掃方法について検討中(上記の排水路モニタリングの項を参照)。浄化剤の設置状況(46頁)。A排水路の枝排水路流入水分析結果(48頁。これまでの調査結果では告示濃度を下回っている)。K排水路付け替え(50頁。3月下旬設置完了予定)。各対策の実施行程は54頁。
新設排水路(51頁)。既設排水路を活用した構造に一部見直しを行い、北側ルート(物揚場方向)については、2016年4月末通水開始予定。また、南側ルート(K排水路方向)については6月中に通水開始予定(52頁に地図)なお、今後の調整等で工程の短縮化を図る(今年度中の完成を目標としていたが遅れている)。新設排水路設置による流域の変更(53頁)。
タンク建設進捗(55頁)。先月報告したK4エリア(新設)の3万t追加設置に加えて、J9エリア(技術訓練センターを撤去して新設する)に1万t弱を追加設置する計画を検討中。
タンク新設/リプレースの実施計画変更申請(60頁)
Jエリアの現況写真(61頁)
H2/H4エリアのフランジタンク解体進捗(62頁)。解体作業中のダスト測定結果(64頁)。
水バランスシミュレーション(65頁)。条件変更:凍土遮水壁について実施計画変更申請に合わせた内容にした。シミュレーションにおいて、今まで「ALPS等処理水」としていたものを「ALPS処理水」と「Sr処理水」に分けて表示したものを追加(67頁)。
炉注水の循環ループ縮小化工事(68頁)。実施計画の変更は1月28日に認可。2014年8月より工事をおこない、既設部分との取合い箇所に関わる工事以外は完了している(70頁)。既設設備の改造が伴う工事範囲は、CSTへの淡水移送ラインとSPT廻りの2カ所(71頁)で、認可後に作業を開始した。CSTへの淡水移送ラインの設置には、一時的な炉注水源の切替操作(CST→バッファタンク)を18日に実施、配管の改造等を実施予定。系統試験・検査を経て、4月末の運用開始を目標に対応。72頁にスケジュール。
海底土被覆工事の進捗(74頁)。1月21日に東波除堤開渠側(南北方向、東西方向)の魚類移動防止網完了。1月28日に南防波堤の魚類移動防止網の設置完了。2月3日より南防波堤際の被覆開始(現在61.7%完了)。港湾設備工事工程(77頁)。
港湾魚類対策の現状(78頁)



ニコ生
【2016年2月22日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.2.22(月)17時30分 ~

2016年2月21日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:51-14:06に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は617m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月18日参照。焼却作業は10日より停止中)


その他


側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.7KB)
20日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。19日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月20日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は08:17-13:01。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
22日(月)の予定:資機材整備。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:59-14:28に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は650m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月10日参照。焼却作業は10日より停止中)


その他


保管中のHIC上のたまり水の件(2015年4月2日、5月22日参照)
Cs吸着塔一時保管施設第2施設に保管されているHICについては点検を継続中で、前回(1月23日)の報告以降に新たに吸水ブロック(5月22日参照)に水がしみこんでいるHICは確認されなかった。
第3施設では18日までに526基の調査を実施、吸水ブロックに水がしみこんでいるHICおよびベント孔に未貫通箇所のあるHICは確認されず。
現在までの調査で吸水ブロックに水がしみこんでいるのが確認されたHICの数は、第2施設で34基、第3施設で2基。
引き続き原因調査を行うとともにHICの点検を実施する。

地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。18日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは3000Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(15日採取)と集水タンクNo.3(13日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が610Bq/L、第三者機関が700Bq/L。明日日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 8.12KB)
19日採取分。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)





2016年2月19日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 126KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は08:17-13:05。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)(作業予定時間:07:00-14:00)。

3号機R/B1階で高所用除染装置(ドライアイスブラスト除染装置、2015年10月29日参照により高所部のドライアイスブラスト除染を9日より実施していたが、今日終了した。
高所用ドライアイスブラスト除染装置の走行などの状況について(2:58)(動画、2月9日撮影、23日公開)
高所用ドライアイスブラスト除染装置による除染について(1:52)(動画、2月15日撮影、23日公開)

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:15に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、20日の日報より)14:38に排水を停止。排水量は661m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月18日参照。焼却作業は10日より停止中)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第240報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(13日採取)と集水タンクNo.2(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が720Bq/L。明日20日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 11.3KB)
18日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。17日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 2.16KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)


2016年2月18日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 17.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

炉注水の循環ループ縮小(2013年11月28日、2015年8月27日参照)の件。1月28日に実施計画の変更が認可された(建屋内RO循環設備の設置。1月29日参照)ので、関連する作業を今日より開始。現在、炉注水はCST(復水貯蔵タンク)を水源としておこなっている(CST炉注水系。2013年6月27日参照)が、これを高台のバッファタンク(CST炉注水系の前に使っていた高台炉注水系で水源として使用していたもの。待機状態にある)に切り替える作業をおこなった。今後、1-1.5ヶ月の間バッファタンクを使用して、その間にCST周りの注水ラインの改造工事をおこなっていく。
(以下、19日の会見資料より)炉注水をCST炉注水系から高台炉注水系へ切替え実施。1号機は14:00より、 2号機は15:00より、3号機は16:00より高台炉注水用流量計で注水流量を測定開始。

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):火打ち梁復旧・撤去、散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は07:46-12:55。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:08-14:49に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は703m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月10日参照。焼却作業は10日より停止中)
2月10日の水滴の件。その後の調査で、点検口のフランジのガスケットに傷がついていたことが判明。取付ける際の不注意が原因の可能性があり、取付け時の手順、注意事項を確認したうえで、ガスケットを交換する。現在、ガスケットの手配中。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(12日採取)と集水タンクNo.1(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が770Bq/L。また、全β濃度が第三者機関の分析で1.2Bq/L(東電の分析ではND(<2.0Bq/L))。明日19日に排水の予定。
全βの運用目標(スクリーニングレベル)は3Bq/L。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.9KB)
17日採取分。

凍土遮水壁試験凍結の状況
福島第一原子力発電所陸側遮水壁試験凍結の状況について(PDF 931KB)

動画を2本公開
K排水路付替工事掘進機到達(動画)
K排水路付け替え工事でトンネルの掘削を2015年10月24日よりおこなってきたが、12日夜に掘削機が予定の最終箇所に到達した。01:40過ぎ、掘削機の向こう側に見えるコンクリートの壁がK排水路(壁の向こう側を流れている)。今後は、掘削機を取り出した後、取り出しに使ったスペースにマスを設置し、マスとトンネル、マスとK排水路をつなぐ工事を1.5ヶ月くらいかけておこなう。
最近の福島第一原子力発電所の日常(動画)
朝の出勤、大型休憩所での朝礼(7時頃)・作業前の打ち合わせ、一般作業服で作業場所へ移動、全面マスクなしの作業、食堂での食事。


ニコ生
【2016年2月18日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.2.18(木)17時30分 ~

2016年2月17日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):飛散防止剤散布(南1~3、北1~3エリア近傍)、散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は08:08-12:04。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:火打ち梁復旧・撤去、散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)(作業予定時間:07:00-14:00)。
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 85.1KB)(2月25日公開)

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:58に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、18日の会見資料より)15:20に排水を停止。排水量は805m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月10日参照。焼却作業は10日より停止中)


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。15日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは3000Bq/L。No.6はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。11日採取分(13日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.9KB)
11月12日-2月11日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 78.3KB)
2月15日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(10日採取)と集水タンクNo.3(8日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が540Bq/L、第三者機関が530Bq/L。明日日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.9KB)
16日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 712KB)

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 97.4KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 127KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月16日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 143KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール代替冷却系、系統内の弁点検のため5日より停止していたが、作業が終了したので14:49に起動。起動後のプール水温は18.5度(停止時のプール水温は11.1℃、運転上の制限値は60℃)。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は08:13-11:12。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:飛散防止剤散布(南1~3、北1~3エリア近傍)、散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、10:10-14:02に一時貯留タンクGr1から排水を実施。排水量は1445t。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月10日参照。焼却作業は10日より停止中)



その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(9日採取)と集水タンクNo.2(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が610Bq/L、第三者機関が660Bq/L。明日17日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.7KB)
15日採取分。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。1月28日-2月3日の流量データと2月4-10日の排水分析結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 313KB)

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:特定核燃料物質の防護。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月15日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 130KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール代替冷却系、系統内の弁点検のため5日より停止中(17日18:00まで、約292時間停止の予定)。停止時のプール水温は11.1℃。停止期間のプール水温上昇率は0.055度/hで、停止中の温度上昇は最大で約16.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は07:53-12:25。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月10日参照。焼却作業は10日より停止中)

昨日14日の地下水バイパス一時貯留タンクGr2水位高高警報で移送ポンプ自動停止の件。当該タンクグループの水位計を点検した結果、水位計に異常が無かったことから、一過性の水位変動により警報の発生に至ったと推定。17:47に地下水バイパス設備の運転を再開。再開後の運転状況に漏えい等の異常は無い。


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 75.7KB)
3日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 11.2KB)
14日採取分。悪天候により採取中止。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。2月4-10日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 164KB)

今日、規制委の第40回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第40回特定原子力施設監視・評価検討会)陸側遮水壁の検討結果(概要)(PDF 154KB)
(第40回特定原子力施設監視・評価検討会)陸側遮水壁の検討結果(PDF 7.85MB)
海側遮水壁閉合以降、4m盤への地下水流入量の増加など諸条件の変化を勘案し、凍土遮水壁の海側の閉合を先行させ、山側についても段階的な閉合を目指す方針に変更することとした。
絶対下限水位(7頁)
地下水位の回復方策(17頁)。凍土の自然融解(凍結運転の停止)、凍土壁の部分撤去(凍結管を含めた凍土の掘り出し)、注水性への注水。地下水位回復までの時間はそれぞれ約8.1カ月、3.1カ月、3.9カ月(25頁)。
海側閉合の環境への影響(28頁)。地下水の放射能濃度。地下水位の変化(水バランス評価(37頁))。海側閉合により建屋周辺地下水位は上昇し、建屋流入量は増加する。山側を閉合すると建屋流入量は低下するので、山側の閉合を早期におこなうのが望ましい。
地下水収支の再評価結果(43頁)。サブドレン稼働開始後の状況変化を反映し、山側からの地下水供給量を従来の850m3/日から1050m3/日と再評価(サブドレンくみ上げに起因する変動)。
地下水遮断率に応じた地下水収支(46頁)
各ステップの定義(51頁)。STEP1(海側と山側試験凍結箇所を凍結)、STEP2(STEP1の結果、凍結率が95%、遮断率が50%程度。サブドレンの稼働は継続)、STEP3(さらに凍結が進展、凍結率95-100%、遮断率50-100%。サブドレンの一部が停止)、STEP4(完全閉合、凍結率、遮断率100%)。
STEP2での未凍結箇所(57頁)。閉合域内で平均的に水位が低下するよう、未凍結箇所を均等に配置する(57頁に図。地下水位観測井、測温管があることろ)。ここをSTEP3で凍結していくが、未凍結箇所は流速が増し凍結させ難くなっているため、まず補助工法(地盤改良で地下水の流れを低減する)を実施したのちに凍結を開始する(62頁)。
各ステップのスケジュール(67頁)
(第40回特定原子力施設監視・評価検討会)使用中フランジ型タンクの継続活用(PDF 1.42MB)
現在、汚染水処理水(Sr処理水とALPS処理水)は溶接型タンクに貯留しているが、地下水ドレンからT/Bへの移送量増加により溶接型タンクの空容量に余裕がなくなってきている。このため、溶接型タンクの不足分を補うために、Sr処理水についてはフランジ型タンクの空き容量で受け入れることにする(フランジ型タンクは、RO濃縮水の全量処理完了時点で70000m3のSr処理水を貯留していたが、現在までにこれが40000m3に減っており、30000m3が空いている)。
以下、規制委のサイトより。
参考1:陸側遮水壁の検討結果 [東京電力]【PDF:31MB】
海側遮水壁の透水係数は約1×10-6cm/sec(14頁、閉合後の埋立地水位の変動と潮汐との相関から)。
これまで、東電は山側から閉合する方法を主張してきたが、規制委側の主張していた海側からの閉合に歩み寄った、ということみたい。来週までに実施計画の申請書を提出、3月3日に次回検討会で承認、が今後の最短コースとのこと。


ニコ生
【2016年2月15日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.2.15(月)17時30分 ~

2016年2月14日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール代替冷却系、系統内の弁点検のため5日より停止中(17日18:00まで、約292時間停止の予定)。停止時のプール水温は11.1℃。停止期間のプール水温上昇率は0.055度/hで、停止中の温度上昇は最大で約16.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

09:47に地下水バイパス設備で「地下水バイパス一時貯留タンクGr2水位高高警報」が発生し、一時貯留タンクへの移送ポンプが自動停止。念のため揚水ポンプ(揚水井の?)を手動停止し、地下水バイパスのくみ上げをすべて停止した。10:26に現場で当該タンクおよび移送ポンプに異常がなく漏えい等がないことを確認した。
地下水バイパス一時貯留タンクGr2は3基の連結されたタンクで構成され、それぞれに水位計が設置されている。2基のタンク水位計に異常は見受けられず、残り1基のタンクの水位計単体の異常が考えられることから、今後点検を実施する。地下水バイパス設備の揚水ポンプおよび移送ポンプ全台が停止したこと以外に本件による作業への影響はない。
地下水バイパスの汲み上げ手動停止について(報道関係各位一斉メール)
(以下、16日の会見資料より)12:35にタンク水位計の指示値が自然復帰し、警報も同時に復帰。水位計の指示値につ いては、変動前と同等の値に戻っていることを確認。


サブドレン他水処理施設、10:15に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、15日の会見資料より)15:49に排水を停止。排水量は818m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月10日参照。焼却作業は10日より停止中)


その他


側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.8KB)
13日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。12日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月13日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール代替冷却系、系統内の弁点検のため5日より停止中(17日18:00まで、約292時間停止の予定)。停止時のプール水温は11.1℃。停止期間のプール水温上昇率は0.055度/hで、停止中の温度上昇は最大で約16.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

4号機使用済燃料プール代替冷却系が9日より停止中の件(プール内に燃料はない。2014年12月22日参照)
9日に発生した漏えいを示す警報は、代替冷却系の入口/出口流量の差が一定以上になった場合に系統漏えいの可能性があることから警報を発生させるとともに、一次系ポンプを自動停止して系統を隔離させるもの。当該警報が発生した原因を調査するため、代替冷却系のトレンドデータを確認したところ、電気品点検にともなって計装配管の凍結防止ヒーター用電源を「切」にした際に、代替冷却系出口流量の指示が低下していることを確認した。凍結防止ヒーター用電源「切」と出口流量の指示低下との因果関係については、計装配管内に空気が残留していた状況において、凍結防止ヒーター用電源を「切」にしたことで、当該計装配管内に温度変化が生じ、出口流量計(差圧伝送器)に影響を与えたため、出口流量の指示が低下した可能性が高いと考える(温度変化による水と空気の膨張率の差により、差圧伝送器の高圧側と低圧側の計装配管で一時的な差圧変動が発生したものと推測)。
当該計装配管内の空気抜きを実施した上で今日13日04:28より一次系ポンプを起動して確認運転を行っていたが、運転状態に異常はなく入口/出口流量も安定していることから、継続して運転を行うこととした。なお、計装配管の凍結防止ヒーター用電源については、電気品点検が終了した後(9日)に電源を「入」にしている。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日参照)。10日の水滴の件で、12:38に停止操作を実施。


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。11日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 154KB)
No.10のトリチウムは3000Bq/L。No.1はポンプ点検により採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(8日採取)と集水タンクNo.1(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 66.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が640Bq/L、第三者機関が620Bq/L。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 43.5KB)
12日採取分。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月12日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器ガス管理設備、信頼性向上を目的に制御サーバー多重化等の改造工事を行うため、09:43に作業開始(5日参照)
(以下、13日の日報より)14:41に作業終了。これで、8日よりおこなっていた改造工事にともなう停止作業は終了。
1号機使用済燃料プール代替冷却系、系統内の弁点検のため5日より停止中(17日18:00まで、約292時間停止の予定)。停止時のプール水温は11.1℃。停止期間のプール水温上昇率は0.055度/hで、停止中の温度上昇は最大で約16.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は08:00-12:27。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
15日(月)の予定:散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)(作業予定時間:07:00-14:00)。

4号機使用済燃料プール代替冷却系、9日より停止中(プール内に燃料はない。2014年12月22日参照)

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:57-14:42に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は678m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日参照)。10日の水滴の件で、火を落として点検をおこなう。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第239報)(プレスリリース)

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 11.1KB)
11日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。10日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

凍土遮水壁試験凍結の状況
福島第一原子力発電所陸側遮水壁試験凍結の状況について(PDF 1.38MB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 2.39MB)

今日、規制委の第2回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会があった。その際の資料(規制委のサイトより)。
資料2 :第1回検討会における議論について[原子力規制庁]【PDF:426KB】
資料3-1:瓦礫等発生量の内訳について[東京電力]【PDF:1MB】
排気筒(1・2号機、3・4号機、ALAP(集中廃棄物処理施設の排気筒)の各排気塔)について、解体予定とのこと。排気筒の解体について明言されたのは初めて聞いた気がする。
資料3-2:廃棄物の分類について[東京電力]【PDF:244KB】
資料4 :福島第一事故廃棄物の分析能力について[東京電力]【PDF:674KB】
資料5 :焼却対象物について(使用済保護衣等、伐採木、及びその他焼却対象物)[東京電力]【PDF:291KB】
参考1:東京電力(株)福島第一原子力発電所の瓦礫等保管のイメージ[東京電力]【PDF:396KB】


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月11日(木・建国記念の日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器ガス管理設備、信頼性向上を目的に制御サーバー多重化等の改造工事を行うため、09:30に作業開始(5日参照)
(以下、12日の会見資料より)15:03に作業終了
1号機使用済燃料プール代替冷却系、系統内の弁点検のため5日より停止中(17日18:00まで、約292時間停止の予定)。停止時のプール水温は11.1℃。停止期間のプール水温上昇率は0.055度/hで、停止中の温度上昇は最大で約16.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は07:48-12:20。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)(作業予定時間:07:00-14:00)。

4号機使用済燃料プール代替冷却系、9日より停止中(プール内に燃料はない。2014年12月22日参照)

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:26に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、12日の会見資料より)15:31に排水を停止。排水量は727m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日参照)。昨日10日の水滴の件で、火を落として点検をおこなう。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(7日採取)と集水タンクNo.3(4日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水の分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が520Bq/L、第三者機関が570Bq/L。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 40.8KB)
10日採取分。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2016年2月10日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器ガス管理設備、信頼性向上を目的に制御サーバー多重化等の改造工事を行うため、09:37に作業開始(5日参照)
(以下、11日の日報より)15:01に作業終了
1号機使用済燃料プール代替冷却系、系統内の弁点検のため5日より停止中(17日18:00まで、約292時間停止の予定)。停止時のプール水温は11.1℃。停止期間のプール水温上昇率は0.055度/hで、停止中の温度上昇は最大で約16.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は08:12-11:48。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)(作業予定時間:07:00-14:00)。

4号機使用済燃料プール代替冷却系、昨日9日より停止中(プール内に燃料はない。2014年12月22日参照)

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:03-15:44に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は816m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日参照)
今日朝方に、排ガス冷却器(排ガスをフィルターに通すため、水をスプレーして排ガスの温度を下げる設備。2015年11月24日の資料1頁を参照)の点検口(マンホール)から5秒に1滴程度の水の滴下があるのをパトロールが確認した。ボルトの増し締めをしたところ、午後には滴下のペースは3分に1滴程度になったが停止せず。このため、いったん火を落として点検を実施することにする。今日より汚染のある廃棄物の焼却を開始する予定だったが、これはまだおこなっておらず、点検の後に実施する。
排ガス冷却器は縦長の形をしており、縦方向に3カ所の点検口がある。水の滴下があったのは真ん中の点検口。スプレーに使用するのはろ過水。排ガス冷却器に入ってくるガスの温度は800-900℃、これを180℃程度まで下げて次のフィルターへ送る。スプレーしたろ過水は水蒸気として最終的には外へ出て行くことになる。
(以下、13日の日報より)水滴の滴下があったのは、A系の排ガス冷却器。←25日削除。22日の現地調整会議の資料によれば、B系で10日に、A系で13日に水滴が確認されたとのことなので、10日に火を落とすという話は、10日にB系で水滴を確認した後にB系の火を落として、その後にA系で焼却炉の昇温操作をおこなって13日にA系で水滴を確認、13日12:38に停止操作を実施した、ということなのではないか。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。8日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは3000Bq/L。No.6はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。2月4日採取分(6日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 153KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.7KB)
11月12日-2月4日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.9KB)
2月8日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(4日採取)と集水タンクNo.2(2日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水の分析結果(PDF 16.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が480Bq/L、第三者機関が500Bq/L。明日11日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.9KB)
9日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)



ニコ生
【2016年2月10日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.2.10(水)17時30分 ~

2016年2月9日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 151KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器ガス管理設備、信頼性向上を目的に制御サーバー多重化等の改造工事を行うため、09:40に作業開始(5日参照)
(以下、10日の会見資料より)15:32に作業終了
1号機使用済燃料プール代替冷却系、系統内の弁点検のため5日より停止中(17日18:00まで、約292時間停止の予定)。停止時のプール水温は11.1℃。停止期間のプール水温上昇率は0.055度/hで、停止中の温度上昇は最大で約16.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)。作業時間は08:06-12:02。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:散水設備設置(散水ノズルまでの配管設置等)(作業予定時間:07:00-14:00)。

3号機R/B1階高所用除染装置(ドライアイスブラスト除染装置、2015年10月29日参照)による高所部の吸引除染を1月26日より実施していたが、準備が整ったことから、ドライアイスブラスト除染を今日開始した。。

06:25頃、4号機使用済燃料プール代替冷却系の漏えいを示す警報が発生し、ポンプが自動停止。現場を確認し、06:39 に漏えい等の異常が無いことを確認。原因については現在調査中。なお、使用済燃料プール内には燃料は保管されていない。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、09:55-16:01に一時貯留タンクGr2から排水を実施。排水量は1532t。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)からの排水について(プレスリリース)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)

凍土遮水壁設置工事、遮水壁の凍結に必要となる工事が今日完了した。

雑固体廃棄物焼却設備、昨日8日よりホット試験を実施中(1月28日参照)

その他


2014年8月29日に3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業で燃料交換機の操作卓がプールに落下した件。昨日8日に採取したプール水の分析結果[Bq/L]は、134Csが2.3×105137Csが1.1×10660CoがND(<8.5×102)。前回(1月8日参照)の分析結果と比べて有意な変化はなく、燃料破損の兆候は確認されていない。
燃料交換機操作卓の落下以降、定期的にプール水の放射能分析を行い燃料破損の兆候監視を継続してきたが、これまでの分析結果に有意な変動がなく燃料破損の兆候がないことから、今回で本件にともなうプール水放射能分析を終了する。今後は、3カ月毎におこなっている定例分析において水質監視を継続していく。
なお、使用済燃料プール内の燃料交換機操作卓を含む大型ガレキについては、2015年11月21日に撤去が完了している。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(3日採取)と集水タンクNo.1(1日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が520Bq/L、第三者機関が530Bq/L。明日10日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.9KB)
8日採取分。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。1月21-27日の流量データと1月28日-2月3日の排水分析結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 255KB)

構内散水の核種分析結果
福島第一原子力発電所 構内散水試料分析結果(PDF 7.43KB)
Fエリア雨水タンクGの1月25日採取分。前回は1月8日。

「原子力安全改革プラン進捗報告(2015年度第3四半期)」について(プレスリリース)



福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)