リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2016年4月28日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 141KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):散水設備設置(ノズルユニット設置)。作業時間は08:04-12:36。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。2号機は7日、3号機は15日、4号機は1日、1号機はダストサンプリングが12日で格納容器ガス管理システムでのガスサンプリングが11日に実施。1号機のダストサンプリングは11日に強風のため延期され12日に実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 104KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 99.7KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 102KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 110KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 89.3KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 89.3KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 89.3KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 126KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 109KB)

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。21日採取分(23日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井No.10 分析結果(PDF 33.8KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(確定版)(PDF 75.5KB)
昨日の暫定版の確定版。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(22日採取)と集水タンクNo.2(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電、第三者機関ともに680Bq/L。明日29日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。27日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 260KB)

地下貯水槽からの漏えい(2013年4月6日、5月16日参照)に関連して、地下貯水槽周辺の観測孔で1日以降に採取した地下水の全β放射能濃度が上昇した件(3月2、3日参照)
地下貯水槽観測孔 分析結果(採取日:4月27日)(PDF)
地下貯水槽 分析結果(採取日:4月27日)(PDF)
27日に採取分析した地下貯水槽観測孔(A1からA19のうち偶数番)の水、および、地下貯水槽No.1の漏えい検知孔(南西側と北東側)の水の全β放射能濃度は、前回と比べて有意な変動は見られない。
引き続き、地下貯水槽観測孔について監視を強化するとともに、全ベータ放射能が上昇した原因を調査していく。

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
3月の外部被曝線量の最大値は13.42mSv、平均値は0.52mSv(APD値)。
年度末なので、その他の資料あり。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第29回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.24MB)
1-3号機の状況(原子炉・格納容器内の温度推移)、たまり水処理水/廃スラッジ/使用済ベッセル/濃縮廃液の貯蔵状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(8.37MB)
要員管理(8頁右)。3月の1日あたり作業員数は平均で6,360人(実績)。5月の想定は約5,680人。
インフルエンザ・ノロウィルスの発生状況(9頁左)。今シーズン24日までのインフルエンザ感染者数は372人(昨シーズンは353人)、ノロウィルスは15人(同10人)。
【資料3-1】汚染水対策(29.0MB)
凍土遮水壁の状況(通しで2頁)。地中温度経時変化、地下水位・水頭状況、地中温度分布図。26日のデータ。先週の図に加えて、測温管が遮水壁の内側(ピンク)か外側(緑)かを色分けし、注水井の位置を追記。先週と比べ、全体に温度が低下している。1号機海水配管トレンチの水位の自動観測とたまり水移送設備設置(25日参照)は今月末に完成の予定。たまり水の移送先はCエリアタンク(セシウム吸着装置で処理した水を一旦ためておくところ。ここからRO膜型淡水化装置を経由して多核種除去設備で処理をする)。来週は連休なので報告は休み、再来週に2週間分を報告する。
H4、H6エリアタンク漏えいのモニタリングまとめ(58頁)。追加ボーリング(Eシリーズ、Gシリーズ、88頁)、地下水バイパス調査孔(92頁)、地下水バイパス揚水井(93頁)、排水路(94頁)、海水(95頁)。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(8.58MB)
1号機カバー解体で使用している750tクローラクレーンの油漏れ(通しで21頁)。18日の件。その後、20日に損傷した作動油ホースの取り替え、および、クレーンの動作確認を実施して、散水設備設置工事を再開した。ホース損傷は、振動や変位による擦れにより亀裂が生じたものと推定。擦れ防止のためホースに緩衝材を巻いていたため、目視確認が困難だった。対策として、作動油ホースに巻く緩衝材は視認性の良い素材(透明なもの。23ページに写真)へ仕様変更する。また、同様の箇所は調査し、ホースが接触する相手にも緩衝材を設置する。水平展開として、当該機(750tC/C1号機)の他に1号機で使用している750tC/C2号機と3号機、3号機で使用している600tC/Cでも点検を実施し、類似事象のないことを確認した。
3号機で仕様している600tクローラクレーン1号機の不具合(24頁)。5日に巻上げ操作をしなくても巻き上がっていることを確認し、作業を中止。原因は巻上げウインチおよびモーターの不具合と推定。15日より実施している年次点検で巻上げウインチおよびモーターを交換する(5月10-12日に交換予定)。A工区遮蔽体設置工事は2号機で12-22日に実施済み。27頁に3号機600tC/C配置図。
1・3号機飛散防止剤散布実績および予定(28頁)
1号機R/Bカバー解体工事(34頁)
3号機R/B上部除染・遮へい工事(35頁)
使用済燃料等の保管状況(36頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(171KB)
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(5.54MB)
ガレキ・伐採木の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・水処理二次廃棄物・濃縮廃液の保管量推移(4頁)。
スラリー安定化技術の選定要件整理および適用性試験結果(5頁)。IRID/ATOXの報告。多核種除去設備で水処理にともない発生するスラリーについて。「円盤加熱乾燥」及び「加圧圧搾ろ過」で模擬スラリーを用いた試験により固体状の脱水物を得ることができた(11頁に写真)。この結果を踏まえ、現場導入に向けた運用面等の検討、長期保管を想定した保管容器の要件検討を行い、安定化処理装置を選定し、概念的な設計を実施する。
1F構内で採取した瓦礫の分析(17頁)。IRID/JAEAの報告。分析したのは、建屋内ガレキ(コンクリート、保温材、デッキプレート、ボーリングコア(表面塗膜))、覆土式一時保管施設で採取したガレキ(コンクリート片)、1号機T/Bドライアップの際に地下で採取した砂(スラッジ?)
【資料3-5】循環注水冷却(1.30MB)
【資料3-6】環境線量低減対策(21.5MB)
T/B東側のモニタリングまとめ(通しで3頁)。地下水のくみ上げは、1号機北側の観測孔No.0-3-2、1-2号機取水口間の改修ウェルとウェルポイント、2-3号機取水口間の改修ウェル、3-4号機取水口間の改修ウェルで実施中。地下水(9頁)、排水路(17頁)、海水(22頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(32頁)。
敷地内の線量低減対策が100%を達成(33頁)。2015年度末の目標(目標範囲で目標線量率(5μSv/h)以下)を100%達成した。胸元高さの線量率を基本とするが、プラントからの直接線や汚染水を内包したタンクからの線源などが影響するエリアは、除染の効果を確かめるために、コリメートした地表面の線量率を採用。2013年度からの線量低減エリアの拡大の状況は42頁。構内の主要道路の線量の状況は45頁。
【資料3-7】労働環境改善(2.95MB)
2015年度災害発生状況と2016年度安全活動計画(通しで3頁)。2015年度のマネジメントの改善に向けた主な取り組み実施状況(4頁)。2015年度の災害人数は38人で前年度(64人)から40%減、休業災害以上の度数率(100万時間延べ労働時間当たりの労働災害による死傷者数)は0.23で、2015年総合工事業の度数率0.92の1/4となった(5頁)。熱中症を除く災害26人について、発生の状況と3原因分析による課題(7-9頁)。2016年度の安全活動計画(10頁)。2015年度の熱中症発症の状況と2016年度の対策(11-16頁)。2015年度の災害一覧(17頁)。
【資料4-1】第1回福島第一廃炉国際フォーラムの概要(1.22MB)
【資料4-2】平成27年度補正予算等「廃炉・汚染水対策事業費補助金」に係る第一次公募の採択結果(140KB)
【資料4-3】廃炉研究開発連携会議(第3回)の開催について(267KB)
【資料4-4】東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃炉のための技術戦略プラン2016について(631KB)
「ベント管止水及び,ダウンカマ止水はセメント系材料による補修のため完全な止水は難しいことから、ある程度のトーラス室への漏えいを許容することを前提にした汚染水閉じ込め機能の構築を検討する。(通しで18頁)」
「冠水工法時の PCV の耐震健全性を基準地震動 Ss に対してスクリーニング評価した結果、S/C 脚部が厳しい結果となり、詳細評価や損傷時の影響評価を実施する。(同上)」
「閉じ込め機能の確保、PCV・建屋の構造健全性の確保、作業時の被ばく低減等の観点で目標とすべき合理的な PCV 水位を検討していく。(通しで19頁)」
D/WとS/Cをつなぐベント管の止水については、破損状況の調査と止水技術の開発をずっとやっていた(2013年12月26日、2014年2月27日、3月27日、5月29日、7月31日など参照)のだけれど、結局、完全な止水は難しいということになったのか。今の所、燃料デブリ取出しには「冠水-上アクセス工法」「気中-上アクセス工法」「気中-横アクセス工法」を検討中らしいけど、オペフロまで冠水させるという選択肢はもうないのかも。
なお、これまでの各種技術開発等のまとめと今後についての資料が2月25日に出ている(【資料4-3】研究開発プロジェクトの進捗状況及び次期計画の方向性(3.72MB))。

放射線データの概要 4月分(3月31日~4月27日)・福島第一原子力発電所周辺における海側遮水壁閉合前後の放射性物質濃度の推移・サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げと分析(PDF 2.24MB)

1Fの小野 明所長は6月30日付で退任、かわって内田 俊志氏(現:原子力・立地本部副本部長)が7月1日付で就任する。
東京電力ホールディングス株式会社人事通知(プレスリリース)


ニコ生
【2016年4月28日】東京電力 2015年度(平成27年度)決算に関する記者会見
原子力関係は1:45:20過ぎから。

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.4.28(木)17時30分 ~


おまけ


第一原発トリチウム 海洋放出認めず 県漁協組合長会議(福島民報)」(スクショ12)27日に県漁協組合長会議があって、席上では、「漁業の未来がなくなる。絶対に海に流してはならない」(いわき市漁協の矢吹正一組合長)、漁業者の間に相当な不安が生じ、風評が拡大する」(相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長)、「放射性物質が海に流されるのは反対。地下水バイパス、サブドレン計画実施を容認してきた経過があり、これ以上の環境悪化は許されない」(県漁連の野崎哲会長)といった発言があったとか。19日のトリチウム水タスクフォースの報告を受けた議論の話らしい。

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