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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2016年2月1日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 138KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

2月分の原子炉の冷却に必要な注水量について、1号機1.1m3/h、2号機1.4m3/h、3号機1.4m3/hと定め運用を開始。1月に比べて、1号機で0.1m3/h減、2号機で0.1m3/h減(3号機は変わらず)。

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):支障鉄骨等撤去(東面、西面)、小ガレキ吸引(西面)。今日までに、計画56カ所のうち48カ所の撤去を実施。作業時間は08:19-13:11。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:支障鉄骨等撤去(東面)(作業予定時間:07:00-14:00)。

3号機格納容器ガス管理システム、信頼性向上のための工事(配管の一部に使っているフレキシブルチューブおよび樹脂製ホースの鋼管化)で停止(計画的に運転上の制限外に移行)。作業は09:30に開始。
(以下、2日の会見資料より)作業が終了したことから、14:55に当該設備を起動。その後、動作確認において異常がないこと、短半減期核種の指示値に有意な変動がないことから、18:05に運転上の制限内に復帰。
そういえば、3号機の格納容器ガス管理システムって、設置するときにR/B内(格納容器北東側の機器ハッチ周辺)の線量が高くて有人作業ができなくて、ホースをワイヤーで吊るというなんだかすごい方法でやってたのだけれど(2012年2月7日参照)、去年2015年の同じ場所の調査では有人作業もやっていたな(2015年11月27日に機器ハッチとシールドプラグの間の調査の結果あり)。

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 105KB)(2月25日公開)

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:58に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、2日の会見資料より)16:30に排水を停止。排水量は936m3
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 7.28KB)(3日公開)


その他


廃棄物処理建屋間連絡ダクト内たまり水の放射能濃度が上昇した件(2015年12月9日参照)。1月19-21日にたまり水をプロセス主建屋へ移送してたまり水水位をO.P. 7.5mから7.0mへ下げてその後の状態を見ていたが、水位に変化はなかった。明日2日から6日にかけて再び195m3の移送を行い、O.P. 5.7mまで水位を下げてさらに様子を見る。

月初めなので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(2016年2月提出)(プレスリリース)
評価区分の変更はない。3号機格納容器内に新設した温度計(TE-16-001から005。2015年12月11日参照)については、約1ヶ月のデータを蓄積し信頼性を評価した結果、監視温度計として使用に問題ないことを確認(34頁)。今後は、既設温度計の評価において新設温度計5つの指示値との比較をおこなう。
また、1月26日に報告した通り、2号機と3号機で新たに監視温度計を設定し、1月27日より運用している(報告書は15日までの情報なので、この改定についてはまだ反映してない)。
2号機はTE-16-114H#2とTE-16-114K#2(いずれも評価区分は「監視に使用可」。8頁参照)。これにともない、同じ場所を測っていたTE-16-114H#1(SUPPLY AIR D/W COOLER HVH 2-16C)とTE-16-114K#1(SUPPLY AIR D/W COOLER HVH 2-16E)は実施計画の参考温度計(冷温停止状態監視 (18条))だったのが対象外となる。
3号機はTE-2-3-69L2とTE-2-3-69L3(いずれも評価区分は「監視に使用可」。9頁参照)。実施計画の参考温度計(冷温停止状態監視 (18条))だったのを監視温度計にする。
3号機でTE-16-002と004を監視温度計にするっていう話が1月26日にあったけれど、どうなってるんだろ。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 75.0KB)
21日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 44.7KB)
31日採取分。悪天候のため採取中止(通常の採取時刻に凍結が予想されたため)。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。1月21-27日の地下水ドレン中継タンクおよび改修ウェル・ウェルポイントからの移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 218KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 496KB)
海側遮水壁閉合後、遮水壁と護岸の間で残っていた部分の埋め立てを行っている。このため、3-4号機取水口間(週1回採取)と4号機スクリーン(毎日採取)の2カ所での採取ができなくなり、1月31日を最後として廃止した。これで、海側遮水壁と護岸の間に設定されていた採取地点は全て廃止となった。

「通報基準・公表方法」を更新。明日2日より運用開始。
福島第一原子力発電所におけるトラブル等に関する「通報基準・公表方法」の更新について(PDF 382KB)
雑固体廃棄物焼却設備でホット試験が始まる(1月28日参照)ので、当該設備に関する基準を追加した(最終ページに記載)。モニタリングの異常もしくは設備の異常・トラブルで設備が停止した場合、発生確認後30分以内を目安に通報(公表区分C)、など。

(中長期ロードマップにある「2016年度中内に建屋流入量を100m3/日未満に抑制」というのは、地下水ドレンおよび改修ウェル・ウェルポイントからの移送を含むのか、という質問に答えて)含まない。

(全面マスクにつけるダストフィルターのくり返し使用(1月8日参照)を判断する基準についての質問で、汚染の有無をGM管でサーベイする際のバックグラウンドレベルはどの位か、という質問に答えて)サーベイを行っている場所のバックグラウンドレベルは200cpm程度。

(1月13日にダストモニターで高警報が発生した際に通報が遅れた理由について、質問に答えて。ニコ生52:05以降)通報には2時間程度を要した。当日の午前中に当該のダストモニターの清掃をおこなっており、作業にともなってちょこちょこと警報が発生していた(このような場合、免震重要棟で確認の上、警報をリセットしている)。このため、実際に警報が発生した際(12:39)に、作業の影響と勘違いをした。また、ダストモニターの指示値を監視している部署では、サンプリングの流量を勘違いして警報発生時のダスト濃度を正しく把握できなかった。以上のことから、当該の警報発生が実際にダスト濃度が上昇しているのを示していることを把握するのに時間を要したため、通報が遅れた。対策として、警報の値をモニターに表示する、関係者間で情報共有を確実にする、などを実施した。
この件については、今後、改めてこの場で報告するかどうかは未定。
いやいや、これじゃ、よく分からないよ。こんなのでOKだと思ってるのかしら。こういうところをいい加減にするのは、地域住民への広報としてすごく良くないと思う。そうでなくても信用されてないのに。



ニコ生
【2016年2月1日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.2.1(月)17時30分 ~

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