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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2015年12月4日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 139KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

08:21頃、所内電源設備の予備変電所電源設備で過負荷トリップを示す警報が発生
福島第一原子力発電所予備変電所の電源設備過負荷トリップ警報発生について(PDF 94.3KB)
プラントの主要パラメータおよびモニタリングポスト指示値に有意な変動は確認されていない。なお、当該電源設備には、プラント安定化のための主要設備負荷は接続されていない。
現場を確認したところ、予備変電所電源設備のうち、構内配電線に電源を供給している遮断器が「切」位置(過負荷トリップ)になっていることを確認。また、昨日3日23:00頃に構内配電線への電源供給を予備変電所電源設備から別の電源系へ切り替えた際に、誤って別の構内配電線の開閉器を「切」位置にしていたことがわかった。
予備変電所電源設備において過負荷トリップした経緯と関連性の調査および停止した構内配電線を復旧中。
福島第一原子力発電所予備変電所の電源設備過負荷トリップ警報発生について(報道関係各位一斉メール)
(以下、5日の日報より)その後の調査で、本来「切」位置とすべき構内配電線の開閉器が「入」位置となっていたため、予備変電所電源設備と別の電源が並列に接続された状態となり、その後に作業等で構内配電線の負荷が増大して過電流となったことで予備変電所電源設備の当該遮断器が「切」位置(過負荷トリップ)となったことが判明。
本件は設備故障によるものではないことや、現場確認においても当該電源設備に異常が確認されなかったことから、誤って「切」位置とした構内配電線の開閉器について、4日19:26に復旧操作(電源「入」操作)を実施。復旧操作後において、電源設備および接続されている各設備に異常なし。

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):強風のため作業中止。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:小ガレキ吸引(北、西面)(作業予定時間:07:00-14:00)。3頁に来週の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。現在、5月24日より全系統で停止中(5月25日参照)A系とC系の長期点検・改造工事(5月25日参照)が終了し、今日4日より処理運転を開始。B系は今日より長期点検・改造工事を実施(12月17日参照。1月11日訂正)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:27に一時貯水タンクFから排水を開始。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第230報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(11月26日採取)と集水タンクNo.3(11月24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が260Bq/L、第三者機関が330Bq/L。明日5日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 11.0KB)
3日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(5月14、15日、6月22日参照)。2日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

地下水バイパス、2日排水時の海水サンプリング結果。南放水口付近(T-2)で採取。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 117KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 2.26MB)

11月5日の2号機たまり水移送設備からの建屋堰内漏えいについて、原因と対策。
2号機滞留水移送設備からの建屋堰内への漏えいについて(原因と対策)(PDF 1.31MB)
配管(PE管)の損傷部(くぼみの先に割れがあった。11月10日参照)を切り出して調査した結果、内部に溶融部垂れが発生していること、ろ過水で耐圧試験を実施し貫通箇所があることを確認(7頁)。損傷箇所は、外力による変形ではなく、投光器の熱によりPE管が溶けてくぼみが発生し、割れに至ったと想定(2箇所のくぼみの位置が白熱型投光器の形状と整合した。6頁)。白熱型投光器を用いた再現試験を実施した結果、確認されたのと同様の損傷が再現した(8頁)。配管設置作業の時系列から、損傷が発生したのは壁貫通部のコーキング作業時と推定(コーキング作業後の現場確認で6月4日に撮影した写真を漏えい発生後に改めて見たところ、損傷しているのが判明。9、10頁)。損傷の発生状況として、施工場所が暗く狭隘であることから白熱型投光器をPE配管上部近傍に設置したが、次第に白熱型投光器の固定がゆるんでPE管上部に落下し、照射熱の影響でPE管が溶融したことにより損傷したものと判断した。
コーキング作業は狭隘な場所でおこなわれたため損傷箇所が作業者から見えない状況であったこと、配管にガラステープ(保温材?)が巻いてあり損傷部を直接視認できなかったことから、損傷の発見が遅れた(11頁)。
9月上旬から試運転を実施しており配管には圧力がかかっていたが、10月23日のパトロールでは漏えいは確認されていない。これは、損傷箇所がコーキングにより止水されており、これが漏えい発生まで有効だったためと考える(13頁)。
対策として、1.PE管敷設エリアでの白熱型投光器の使用は原則禁止、2.本件の原因と対策について社内および協力企業で情報共有、3.狭隘部の作業で直接目視ができない場合は手鏡等を用いて施工前の状態を確認、4.建屋内の照明の復旧を検討(12頁)。
なお、損傷部は切り出し・新規品へ取り替えを行い、11月13日に耐圧試験、11月18日にたまり水による通水確認を実施した。12月7日以降に系統への復旧予定(隔離弁開操作)。

今日、規制委の第1回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会(9月30日参照)があった。その際の資料。
(第1回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)瓦礫等及び水処理二次廃棄物の保管・管理状況(PDF 4.98MB)
瓦礫等は「瓦礫類」「伐採木」「使用済保護衣等」に分類。一時保管の状況など。一時保管(屋外集積・屋外シート養生・屋外容器収納・仮設保管設備・覆土式一時保管施設、伐採木一時保管槽、使用済吸着塔一時保管施設、廃スラッジ貯蔵施設、濃縮廃液貯槽)、固体廃棄物貯蔵庫。保管量、地震・津波への対応、港湾・排水路への影響、など。
(第1回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)福島第一原子力発電所の瓦礫等保管のイメージ(PDF 356KB)
(第1回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)今後設置する減容・焼却処理設備と保管施設について(PDF 407KB)
(第1回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)瓦礫等および水処理二次廃棄物の分析状況(PDF 1.64MB)
(第1回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)HIC上のたまり水発生の原因と対策の検討・実施状況(PDF 1.72KB)
上澄み水の抜き取り状況(6頁)。11月25日時点で第2施設に保管中のHIC172基の水抜きを簡易水抜き装置で実施済(たまり水の確認された34基を全て含む)。第3施設でたまり水を確認した2基は、11月18日第2施設に移して水抜きを実施済。
点検実施状況(7頁)
原因調査(9頁)。HIC(No.182)の液位を監視中。70日程度までは液位が上昇、その後上昇が停止し、110日程度からわずかに減少傾向。メスシリンダー内での試験(10-12頁)。
推定メカニズム(13頁)。原因調査結果から推定。水の放射線分解でスラリー内に気泡が発生→気泡の発生でスラリー部の体積膨張、気泡がスラリー内の水分を押し出して上澄み液が生成→気泡の蓄積で上澄み水が成長→上澄み層の重みでスラリーが圧縮→スラリーの平均嵩密度が減少し、上澄み水の密度と釣り合う時がHIC内水位の上限と推定。
HIC内部水位計測器の導入(16頁)。HICの蓋を開けずに水位を計測できるマイクロ波水位計の導入を準備中。
体積膨張・液位上昇の上限の推定(18頁)。保有するスラリー量に対して10%以上の空間容積を確保しておけば、HICの溢水は防止できると考える。現在、液位をフタ下端より8インチで運用、これにより必要な空間容積は確保できている。



福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

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