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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2015年6月15日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 27.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機格納容器ガス管理システムB系の放射線検出器(希ガスモニター、排気中の135Xeの濃度を計測している)、12日より欠測(13日参照)
検出器は、1号機はGe半導体検出器、2・3号機ではシンチレーション検出器を使っており、そのため検出限界値が違う(1号機の方が検出限界値が小さい)。
1号機使用済燃料プール代替冷却系、計器点検のため06:04に停止。冷却停止時のプール水温は25.5℃。停止時のプール水温上昇率評価値は0.058度/h、停止中のプール水温上昇は最大で約2.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF)
資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定: 資機材整備。
1号機T/B地下たまり水移送、13日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、11日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、11日より継続していたが05:40に停止。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止していたが10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より運転中。
水処理装置、SARRY、4月14日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。現在、5月24日より全系統で停止中(5月25日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。現在、13日より全系統で処理運転中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


11日の増設多核種除去設備の循環待機運転停止の件。
福島第一原子力発電所 増設多核種除去設備の循環待機運転停止について(PDF 21.4KB)
時系列まとめ:
11日
08:00-13:08 受払制御装置ソフトウェア変更
14:17 受払制御装置で「重故障」警報発生
14:40 受払制御装置で「重故障」警報をリセットしてクリア
14:50-14:55 受払制御装置で「重故障」警報を除外するためのジャンパーを実施
14:51 多核種移送設備分電盤で「地絡」警報発生。増設ALPSの電源がUPSに切り替わった
16:54 増設ALPSが自動停止(UPS電源を使い切った)
17:05 リセット操作により「地絡」警報復旧
20:03 受払制御装置で「重故障」警報発生
20:25 受払制御装置で「重故障」除外ジャンパーを解除
12日
21:00~23:30 受払制御装置ソフトウェアを変更前の状態に復旧
13日
増設ALPSのA-C系でタンクの水位監視に問題ないことを確認して処理運転を再開。
地絡警報発生の原因は調査中。電源設備や漏電の有無について調査したが、異常は確認できず。警報発生時にジャンパーを実施(端子同士を直結して警報をスキップするようにする)していたが、2人で作業しており異常はなかったとのこと。地絡発生の場合は、漏電箇所を切り離して電源を復旧するが、今回は漏電箇所が特定できず調査に時間を要したので、増設多核種除去設備を動かしていたUPS電源を使い切って自動停止に至った。
受払制御装置での「重故障」警報は、移送作業を行っていない時に発生しており、ソフトウェア変更で生じた不具合の可能性が高い(受払装置とは、ALPSで処理した水をタンクに貯めてタンクエリアに移送するもの)。こちらも原因を調査中。
11日の事象発生時には、A系とB系は循環待機運転中、C系は浄化運転中だった。11日夜に増設多核種除去設備A系とB系で系統内希釈操作をおこなっている(資料1頁)が、これは、設備が自動停止したためそのままでは系統内でスラリーが固まってしまうのを防ぐ処置。
UPS電源を使い切っちゃうってのは、どうなのよ。電源の多重化とかあるんじゃないかと思うのだけれど、自動停止しても問題ないから別の系統に切り替えない、という対応はありなんだろうか。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.8KB)
14日採取分。大きな変化はない。

実施計画の変更認可申請(3月31日提出)が規制委に認可された。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
保安の体制について、組織変更に伴う変更。

実施計画の変更認可申請(2014年10月10日提出)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
凍土遮水壁の海側で埋設物(海水配管トレンチと放水管)のある場所の施工について。
1-4号機海水配管トレンチ:トレンチを貫通せず、トレンチ上面までの施工とする。4号機海水配管トレンチ下部の地盤については、トレンチ上部の凍結後に地下水のモニタリングを実施して、実施の可否および時期を検討する。詳細は3月25日の規制委監視・評価検討会を参照。
1-3号機放水管:放水路につながる放水管は、1・2号機でその先の放水路のたまり水の放射能濃度が高いことがわかっているので、貫通施工ではなく複列施工(2014年6月6日の監視・評価検討会を参照)とする。
これで、凍土遮水壁の申請が山側・海側の全てで終了。まだ認可が下りていないのは、今回の分と山側の貫通施工部。



ニコ生
【6月15日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2015.6.15(月)17時30分 ~

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