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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2015年5月22日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 17.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF)
資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定: 資機材整備。
1号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、19日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、19日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、20日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月24日より停止中。
水処理装置、SARRY、4月14日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第202報)(プレスリリース)

1号機R/B3階機器ハッチ開口部バルーンがずれているのを確認。
福島第一原子力発電所 1号機 原子炉建屋3階機器ハッチ開口部バルーンのずれについて(PDF 1.14MB)
1号機R/Bカバー解体作業に先立ち、作業にともなう放射性物質放出を抑制するためにオペフロに流入する風の量を減らす目的で、機器ハッチの吹き抜けを閉塞するようにバルーンを設置してあった(2014年6月4日に設置。2014年6月4、27日参照)。作業者がR/B1階開口部下部より上を見上げたところ、バルーンの南側に開口があるように見えるという連絡が昨日21日にあり、東電社員が現場で南側の一部がずれてスキマがあいているのを確認した。
バルーンはクレーンで吊り下げて開口部の縁に置くように設置してあり、空気供給ユニットで空気を送り込んでいる(1頁右上図)。バルーンの上側から撮影した写真(21日撮影、2頁右図)には、飛散抑制剤がバルーンの上にたまっているのが確認できる。
1号機R/Bカバー解体で屋根パネル取外しを26日頃から開始予定だった(20日参照)のだけれど、NHKの報道によれば、これのせいで来月以降に延期とのこと。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)。20日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機放水路サンプリング結果(PDF 120KB)

2号機放水路上流側立坑のたまり水で全β放射能・トリチウム濃度が上昇した件(14、15日参照)22日採取分。
福島第一原子力発電所構内2号機放水路立坑サンプリング結果(PDF 7.84KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 2.37MB)

雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果(PDF 16.7KB)
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水場所における空気中放射性物質濃度および周辺の空間線量率測定結果(PDF 12.9KB)

実施計画の変更認可申請および変更認可申請(2014年10月29日提出と2015年1月30日提出の2件)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
変更:H4エリアフランジタンクの撤去。フランジ型タンクの解体。
補正1:J7エリアタンクの増設。
補正2:雨水処理設備等の増設。

今日、規制委の第35回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第35回特定原子力施設監視・評価検討会資料)海水配管トレンチ汚染水対策工事の進捗について(PDF 3.41MB)
2-4号機進捗まとめ(2頁)
2号機立坑A、D充填の進捗(3頁)。2サイクル目のキャッピング材2層目を実施中。27日に充填完了予定。
2号機立坑A、D水位の変動(4頁)。T/Bと立坑Aの間は凍結止水により連通性はほぼない、立坑AとBの間の連通性は水位差0.5mで0.01m3/h未満、立坑CとD間の連通性は0.01-0.02m3/h(5頁)。T/Bと立坑Dの間は開削ダクト部の凍結止水により連通性はほぼない、立坑C南には地下水流入の可能性(6頁)。
2号機立坑A、D充填後の方針(9頁)。トレンチ内の連通が残存している可能性を考慮し、当面の間、立坑内および周辺(観測孔)について監視を行う方針。監視は設置高さが最も低い立坑Cで実施、立坑A上部、立坑B、開削ダクト部は順次トンネル閉塞材料で充填・たまり水の除去を進める。開削ダクト凍結止水のT/B側のたまり水は除去・内部充填が困難なため、建屋たまり水の水位低下に合わせて充填する。
2号機立坑Cの充填方針(10頁)。ポンプの入っている管のまわりをO.P. +0.9mまで充填してたまり水を除去、管を観測孔として利用する。
3号機揚水試験結果(11頁)。トンネル部充填後に揚水試験(4月16日にStep1、21日にStep2、27日にStep3)を実施。T/B〜立坑A〜立坑B〜立坑C〜立坑D〜T/Bの間に連通性はない。立坑B、Cへは地下水流入の可能性あり。
3号機立坑充填の進捗(13頁)。5月2日より立坑Dで開始。2号機と同様の手法で実施していたが、トンネルCを通じた連通性がないことが確認できたので、1サイクル目以降はトンネル閉塞材での充填を行う。立坑A、B、Cも連通性がないことを確認できたので、トンネル閉塞材で順次充填を実施中。
今後の予定(15頁)。2号機は6月中にたまり水除去完了を目指す。3号機は6月中にたまり水除去、7月中に充填完了を目指す。
4号機の状況(16頁)。開口部2および3の充填が完了。トレンチ内たまり水は,開口部1および放水路上越部の一部、建屋張出部を除き、ほぼ除去完了。放水路上越部の充填は周辺工事との調整で秋頃を予定。開口部1はT/B床面とほぼ同じ高さで接続しており、たまり水除去および充填が現状困難なので、建屋たまり水の水位低下に合わせて充填を行う方針。
参考資料(2号機立坑の水位変化、水質分析結果、3号機立坑の水質分析結果、2号機立坑A凍結止水部の温度変化、2号機開削ダクト凍結止水部の温度変化)。
(第35回特定原子力施設監視・評価検討会資料)HIC上のたまり水発生の原因と対策の検討・実施状況(訂正版)(PDF 2.28MB)
HIC上にたまり水が発生したメカニズムの推定(2頁)。始め均質なスラリーだったのが、静置している間にスラリー成分が沈降し、上澄み水を形成。その間、水の放射線分解で発生した水素等のガス成分が沈降で密度を増したスラリー部から抜けきらず、スラリー部の体積が膨張。これにより、上澄み水の水面が上昇し、HIC上部から押し出された、と推定。スラリーがガス成分を保持するメカニズムや、発生したガスのうち液位上昇に寄与する割合など、未解明な部分は残るものの、保管中のHICの点検を優先度をつけて計画するための考え方として採用。
保管済みHIC点検の優先順位の考え方(3頁)。HIC表面線量率と保管日数から推定される水素ガス発生量を液位上昇量とみなし、液面上部空間の体積と比較してたまり水発生までの日数を評価した(3頁グラフ)。グラフ中、青線の上側はたまり水発生の可能性があり、この領域にあるHIC(21基)を最優先で点検する。また、青線の下にあってすでにたまり水の確認されているものがあることは、推定メカニズムやたまり水発生日数見積もりモデルが完全ではないことを示しており、さらに検討を要する。
HICの点検の優先順位(4頁)。3頁の考え方に基づき、たまり水発生までの日数で点検に優先順位をつけた。日数がマイナスのもの(3頁のグラフ青線の上側)で未点検の21基は最優先で実施(今日中には終わる見通し)。日数が30日までで未点検のもの(10基)は優先順位2。30日以上は優先順位3で1059基が未点検。
系外への漏えい防止の対応(5頁)。現在、ボックスカルバート床面に水が流れ落ちたものは新たに確認されていない(HICからの水漏れが確認される前に、3月30日にボックスカルバート内にたまり水が確認されている。4月3日参照)。にじみ・たまり水が確認されたHICでは、拭き取り・フタ内の水の回収・HIC上部に吸水材を設置している。また、たまり水の認められていないHICにも吸水材を順次設置中。
HICフタ解放調査(6頁)。たまり水のないものも含め、表面線量率・保管時期・内容物の種類で対象を選定して実施。
HICフタ解放調査/攪拌による液位低下状況(7頁)。炭酸塩スラリーを保管するHICでは、攪拌で気泡が発生し、静置後は液位が低下する(線量の高いものは大きく低下する)。鉄共沈スラリーのものでは攪拌前後で液位はほぼ変化せず。いずれも攪拌棒は容易に底部まで届き、抵抗は少なかった。
HICフタ解放調査/ガス分析結果(8頁)。攪拌により液面に浮上してきた気泡を効率的に補修できるよう、方法を逐次改善。気泡に含まれるガスの主要な成分は水素と酸素で、一酸化炭素と二酸化炭素を含む。攪拌による液位変化が最大だったAG6(187)では、水素が43%、酸素が9%(このほかのものの分析結果は、空気の混入、水素の拡散の影響をより多く受けている可能性あり)。鉄共沈スラリーおよび吸着材用HICには水素がほとんど含まれない。
可燃性ガスの滞留防止(10頁)。可燃性ガス(水素)は、HICフタに設けられたフィルター・ベント孔を通じてHIC外に排出され、HIC直上部にて約2.3%以内にとどまる設計としていたが、フタ解放調査でHIC直上の水素濃度は概ね1%未満で想定通り。ガス分析の経験から、攪拌等により放出された水素は一時的にHIC直上の水素濃度を上昇させるが、速やかにボックスカルバート内に排出・拡散する。カルバートのフタには一番高いところに換気口があり、HICから放出された水素はこの換気口から大気へ放散され、カルバート内に滞留することはない。HIC内は一時的に水素濃度が上昇する可能性があるが、着火源はなく(HIC内の相対湿度は100%なので、静電気の発生する恐れは小さい)着火する可能性は小さい。HIC外は水素が滞留することはないが、作業安全上の観点から、電動機類を水素と接触しないように設置する等の防爆対策を実施する。
吸着材用HICの調査結果(11頁)。吸着材(メディア)用HICでは、脱水処理してから一時保管施設で保管している。フタ解放調査により、今回と同様の事象が生じていないことを確認。ガス分析では高濃度の水素の滞留も認められていない。
まとめ(12頁)
スラリーの挙動確認試験(13、14、15頁)
スラリー内のガス滞留による体積膨張・液位上昇の上限の推定(16頁)。沈降したスラリーの中に気泡が蓄積してスラリーのかさ密度が減少し上澄み水の密度を下回ると、スラリーと上澄み水の逆転が起きて対流が生じ、中の気泡が放出される。このモデルに従うと、スラリーの体積膨張による液位上昇には上限があると考えられる。この上限液位がHICフタ下面に到達しないだけの上部空間を確保すれば、たまり水が発生しないことになる。モデルに従い推定すると、保有するスラリー量に対して10%以上の空間容積を確保しておけば、HICの溢水は防止できることになる。現在、HIC液位はフタ下面より8インチ下へ変更(以前は4インチ)しているが、この場合の空間容積は10%以上となっている。なお、このモデルの妥当性については実験等でさらに検討し、HICの水抜き基準へ反映する。
保管中HIC用の簡易水抜き装置案(緊急対応用)(18頁)
保管中HICの水抜き装置案(本格運用段階)(19頁)
今後のスケジュール(20頁)。上澄み水の抜き取り対策が完了するまでに溢水の可能性があるHICについては、暫定対策(吸水バッグの設置、HIC内攪拌による液位低下)の実施により、溢水防止を図る。
HICのβ線に対する健全性確認の状況について(27頁)
ベント孔なしHICフタについて(47頁)。4月29日に当該HIC(PO625899-243(W6))のフタ内ガスサンプリングをしようとしてベント孔がないことを確認。フタ解放時に内部空気の噴出などはなかった。点検後、フタを締め込み位置から1/4回転戻し、ガス流路を確保している。HICフタは、HIC本体とともに米国工場にて製造。製品の工程管理に問題があり、ベント孔を開ける作業工程を飛ばしたことによるものと推測。当該HICを含め、受領時検査でベント孔検査を実施していなかったHICは334基(内およそ30基は未使用)。速やかに点検を実施し、ベント孔の有無を確認する。2014年6月以降に受領したものは、ベント孔の検査を実施している。4月29日には協力企業の担当者から東電へ報告があったが、それが本店や規制庁へ伝わったのは昨日21日とのこと(49頁のHIC蓋解放調査結果を見ていた本店社員が蓋内ガスが採取できていないものがあることに昨日気づき、そこから事態が明らかになった)。またしても、社内の情報共有について問題ありと指摘されていた。
(第35回特定原子力施設監視・評価検討会資料)滞留水貯留タンクエリアの堰設置状況(PDF 4.15MB)
汚染水・処理水を貯蔵するタンクの容量が逼迫しているので、タンクを作るはじから使っている。このため、本堰(タンク20基に対して1基分の貯留容量を確保するよう堰の高さを設計)ができあがる前に、仮堰(床面より約25cm高さの鋼製)で囲った状態で使用されているタンクがあり、これらのタンクを囲う本堰の設置が遅れているところがある、という話みたい。
(第35回特定原子力施設監視・評価検討会資料)建屋への地下水流入抑制策について-基本シナリオにおける陸側遮水壁閉合の進め方-(PDF 2.86MB)
試験凍結箇所近傍の地下水位(4頁以降)。観測井の場所は4頁。5頁に中粒砂岩層の地下水(不圧地下水)水位まとめグラフ。6頁に発電所の地層層序(上から順に、中粒砂岩層、泥質部(不透水層)、互層部)。7頁以降に各観測井の水位データ(中粒砂岩層と互層部(被圧地下水))。10頁に地下水挙動まとめ。



福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)


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