リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2015年2月23日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 158KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、1月6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、19日より停止していたが10:28に再開。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)。

3号機T/B地下たまり水移送、21日より停止していたが10:39に再開。移送先はプロセス主建屋。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、20日より停止していたが10:00-10:15に実施。15:00までの間違いかなぁ。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月26日より運転中。
水処理装置、SARRY、19日より停止中。
多核種除去設備ALPSのホット試験
A系:2013年3月30日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、2014年12月14日より運転中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

昨日22日に側溝放射線モニターで「高高」警報が発生した件。
福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(PDF 424KB)
福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(2/23 17時現在)(PDF 426KB)
二つめの資料に時系列のまとめあり。
昨日、B、C排水路のゲートは全て閉じたが、昨日22:00に採取した水の分析値が通常の変動の範囲内だったので、今後、降雨の影響等により排水路内の水が溢水し、管理できないところで土壌に浸透する恐れ、さらには外洋への流出リスクを回避する目的から、03:50-05:23の間に閉じていた排水路ゲートを開いた。なお、最下流にあるゲートBC-1を閉じたのは昨日11:35。警報発生以降は手順書に従って対応しており、排水路ゲートを閉じる前の対応として、汚染水の貯留タンクが漏えいしていないこと、および、タンクエリアのコンクリ堰および外周堰の止水弁が閉であることの確認を実施していた。
ゲート開放後、08:30に構内側溝排水放射線モニタ近傍で採取した水の分析結果は、全β、134Cs、137Csのいずれも検出限界値未満。
C排水路の流量は降水の状況によって変わるが、今月7-13日の実績として0.001 - 0.25m3/secだった。
今日のゲート開放までにパワープロベスターで吸引した排水路内の水の量は289m3(これは1000m3ノッチタンク群に移送して、従来から貯留している雨水と一緒に処理していく)。
側溝放射線モニターの指示値の変化は資料2頁。以前から、このモニターは一旦高い値が出ると装置に放射性物質が付着・滞留するために線量が下がらないことがわかっており(2014年1月20日、4月7日、6月16日)、今回も排水路の水をサンプリングして分析した濃度が低下しても当該モニターの値は下がってこないため、今日、装置の清掃を実施。その結果、16:00時点での指示値(全β)はA系が544Bq/L、B系が692Bq/Lとなり、B系でも「高」警報を解除。
35m盤の水処理施設(淡水化装置、多核種除去設備(既設/増設/高性能)、RO濃縮水処理設備、モバイル型Sr除去装置(A系/B系/第2の2と4)を16:51までに順次起動した。
19日に「切替C排水路35m盤出口(C-2-1)」でCs濃度が上昇した際に、上流で実施した清掃が原因と推定したが、この清掃作業は21日には実施、22日は休工(排水路の清掃作業は通常、流れをせき止めておこない、水は吸上げてなるべく下流に影響が出ないようにしている)。
港湾内海水のモニタリングを強化する(下記の廃炉・汚染水対策現地調整会議の資料を参照)。
福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(続報5)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(続報6)(報道関係各位一斉メール)


地下水バイパス一時貯留タンクGr3からの排水を昨日10:18に中断したが、今日10:11-16:13に続きを実施。今日の排水量は1,515t(昨日の分は65t)。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


水処理設備内の処理水分析結果。採取個所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 9.87KB)
従来は全β濃度を記載していたが、多核種除去設備ALPSの処理に関して90Srを分析しているので、今後は全βの代わりに90Srを記載することとする。よくわからんが、RO膜型淡水化装置の出口水(⑧、RO濃縮水の方)がALPSの入り口水ということらしい。RO膜型淡水化装置の出口水(⑦、淡水の方)はどこで測ってるんだろう。

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第18回)があった。その際の資料。
【資料1-1】発電所内のモニタリング状況等について(2.46MB)
護岸エリア地下水モニタリングまとめ(通しで5頁)
地盤改良壁の地表処理(8頁)。2-3号機間で地表部のモルタル置換が18日に完了した。引き続き3-4号機間で年度末までの完成を目指す。
港湾内外海水モニタリングまとめ(12頁)
地下水バイパス揚水井モニタリングまとめ(17頁)
H4、H6タンクエリア追加ボーリングモニタリングまとめ(18頁)
排水路モニタリングまとめ(22頁)
地下水バイパス運用状況(23頁)。16日までに49回の排水を実施。排水量の合計は80,511m3。揚水井、観測孔水位グラフ(25、26頁)。10m盤観測孔単回帰分析結果(27頁)、観測孔A-Cで稼動前に対して10-15cm程度の水位低下。サブドレン水位評価結果(28頁)、稼動前に対してSD9で15cm低下、SD20で変わらず、SD45で10cmの上昇。建屋流入量評価結果(29頁)、至近の地下水流入量は300m3/日(対策前に対して110m3/日程度の抑制)。
地下水バイパス揚水井No.10 - 12の状況(30頁)。2014年9月以降のNo.11での流量低下・浮遊物確認以降の対応についてのまとめ(30、31頁)。1月上旬より再びNo.11の流量が低下してきたため、2月末より揚水ポンプ、揚水井内部壁面の清掃を実施予定。前回、ブラシでおこなった清掃を今回は薬剤で可能かどうか検討中。細菌類の生息と関係する地下水中の溶存酸素量なども分析予定。
【資料1-2】福島第一原子力発電所1号機建屋カバー解体・ガレキ撤去の計画 追加調査等の実施について(1.76MB)
2014年10-12月に実施した事前調査を受けた今後の計画。調査結果を受けて変更した事項:屋根カバーを外した状態でカバー内のダストは低いレベルであることを確認しているが、念のため壁パネルの風速の低減効果を確認するためカバー内外の風速を追加で測定する(6頁)。また、前倒しすることを予定していた散水設備設置(ガレキ撤去作業以降に使用する予定だった。2014年7月30日、10月15日参照)に支障となる鉄骨等が確認されたので、これの撤去を前倒して行う(8月以降。7頁)。散水設備は壁パネル取り外し前に設置するが、それが完了するまではダスト上昇にそなえて屋根パネルを構内に保管する。強風が予想される場合は壁パネル取り外し時より予防散水を実施する。
屋根パネル取り外し、壁パネル取り外し、カバーのない状態でのガレキ撤去作業の各段階での飛散抑制対策は3-5頁。3月中に準備作業を開始、準備できたらカバーの取り外しを開始する予定(スケジュールは9頁)。
【資料1-3】福島第一原子力発電所雨水受けタンク天板部からの元請社員転落による死亡災害について(1.01MB)
被災状況、作業手順、作業内容などの調査結果(4頁)。当日の作業(検査)において、事前の段取りを決めずTBM-KYも実施せず、打ち合わせなしに検査を開始。元請会社社員2名(うち1名が被災)が当該の検査を行うのは2基目だった。1基目の際は、タンク天板のハッチは開いていた。
直接原因(6頁)。天板のハッチを一人で開けようとした/安全帯を使用しなかった/人とハッチ蓋が落下可能な構造だった/単独作業を止めなかった。
背後要因(7頁)。
対策(9頁)。
マネジメントの改善に向けた取り組み(12頁)。運転経験情報の活用・水平展開の強化、安全管理の仕組み・組織・体制の強化、当社の関与・力量の向上、に取り組む。
【資料1-4】J6タンクエリアにおける多核種除去設備処理水の漏えいについて(477KB)
【資料1-5】構内外車両スクリーニングの合理化等について(967KB)
構外車両(1F構内に入構しない車両):入退域管理棟運用開始に合わせて2013年6月30日に開始以降、約29万台のスクリーニングを実施してきたが、基準(13,000cpm)を超える車両はなかった。現在、約900台/日を超える車両があり、待ち時間が最大で約40分発生。このため、待ち時間削減を目的としてスクリーニングを全数測定からサンプル測定へ合理化する。車種別に計50台(土日を除く1ヶ月で累計900台となるように)を抽出する。基準越えが出た場合は全数測定に戻して原因調査。3月より実施予定。
構内車両(作業などで1F構内に入構して退構する車両):2013年6月30日当時の250台/日から工事量増加とともに増え続け、多い日には600台/日を超えるため、待ち時間が1-2時間を要する日があった。このため、待ち時間削減対策として、スクリーニング要員の増員、時間帯に合わせた配置、車両誘導方法の見直し、事前調整・渋滞情報発信(週1回)、車両調整会議の実施(週1回)を行い、現在は最長でも30分以下、平均で5分程度になっている。
【資料1-6】瓦礫類一時保管エリアA1の破損について(569KB)
16日に確認されたガレキ一時保管エリアA1のAテントの屋根破損の件。屋根に穴が空いているので、雨水が中のガレキにかかって放射性物質が流れ出すことがないように、土嚢で囲って放射線を遮蔽してあるガレキに、土嚢の上からシート養生した(20日、資料3頁)。テント内の地面もシート養生する予定。養生完了までの間、テント入口前に定期測定ポイントを定め、1日1回ダスト測定を行う。19-22日の測定では検出限界値未満だった(5頁)。敷地境界やテント周辺の線量、ダスト濃度の状況(4頁)。
【資料1-7】第3回IAEA廃炉レビューミッションについて(93.4KB)
【資料2】東京電力福島第一原子力発電所汚染水対策の対応(8.35MB)
各対策の作業管理表(通しで1-3頁)。安全点検(2月20日参照)で作業が中断したため工程に影響が出ている。雲マークの入っているものはまだ検討中で確定していない工程。
汚染水貯蔵タンクエリア別対策実施状況(4頁)
4000m3ノッチタンク群と地下貯水槽No.4、7貯蔵の雨水の処理状況(4頁)
多核種除去設備ALPSの運転状況(6頁)。今年1月以降の稼働率、処理実績。
高性能多核種除去設備の進捗(7頁)。現在、除去性能確認を行いつつ処理運転を継続中。10月以降の稼働率、処理実績。これまで下流のみだったpH調整を上流でもできるように薬液供給配管を追設した。これにより吸着材の性能維持時間が向上するかどうかを確認する。
増設多核種除去設備の運転状況(9頁)。10月運転開始以降の稼働率、処理実績。
汚染水浄化処理設備の進捗(10頁)。モバイル型Sr除去装置(A系)、G4南エリアで処理実施中(A群B群8,000m3は処理完了、現在C群を処理中)、G6エリアの配管敷設完了。モバイル型Sr除去装置(B系)、10日よりH5北エリア処理実施中。第2モバイル型Sr除去装置、20日より2ユニット(C_Bタンク群(C西エリア)およびG6_C/D(G6南エリア)タンク群)で処理実施中。RO濃縮水処理設備。
2、3、4号機海水配管トレンチ閉塞工事進捗(19頁)。各号機の進捗状況(充填量、残留たまり水量)まとめ(20頁)。4号機、各開口部内部の写真あり(24頁)。
建屋内たまり水移送装置増強工事の進捗(51頁)。1、4号機の設置工事の状況の写真。
敷地内のフェーシング進捗(56頁)。A排水路系の清掃状況(66頁に写真)。
タンク建設進捗(68頁)。Jエリア、Kエリア、H1エリアの現況写真。
水バランスシミュレーション(77頁)
雨水処理設備の増設(78頁)。排水基準の変更およびタンクエリア拡大にともない処理量増加が見込まれるため(2月2日参照)設備を増強する。排水基準の変更:従来の暫定排水基準(134Cs < 15Bq/L、137Css < 25Bq/L、90Srs < 10Bq/L、この時の告示濃度比の和が0.86未満。2013年10月15日参照)から告示濃度比を用いた基準(134Cs、137Cs、90Sr、トリチウムの告示濃度比の和が0.22以下。これは、雨水処理設備の処理水排水の基準とか地下水バイパスの運用目標とかと一緒)へ4月より変更する。これにより、一月あたりの処理量は最大で2,800m3(実績)から12,514m3(堰カバー完成前)へ増加する見込み。スケジュールは84頁。現在、暫定排水基準を満たせないエリアは6カ所、これに加えて新しい排水基準を満たせないと想定されるエリアが7カ所ある(85頁)。これ以外のエリア28カ所は基準を満足すれば処理せず散水する予定。基準内の堰内雨水は構内散水している。2014年5月16日参照。
1-3号機放水路たまり水調査(通しで87頁)。1号機逆洗弁ピットたまり水の状況(1月30日参照)を踏まえて、2-4号機逆洗弁ピットで調査を実施(96頁)。たまり水の分析結果とピット底部の線量率は、いずれも1号機より低かった(97-99頁)。2、3号機逆洗弁ピットの水位は1号機に比べて高く、水位に大きな変動もないことから、外部への流出はないと考える。4号機は事故当時定検中だったので配管は解放されており、雨水はそのまま放水路へ入り放水口側に流れているが、たまり水濃度は高くなく、外部への影響はないと考える。
海底土被覆工事進捗(106頁)。17日までに53%完了。
【資料】側溝放射線モニタの高高警報発生について(210KB)
排水路ゲートの写真あり。
港湾への影響をモニターするため、週1回で行っている海水サンプリングの内、12カ所(資料にある10カ所に2カ所(1号機取水口(遮水壁前)、港湾中央)を追加)を毎日実施することにする。

実施計画の変更認可申請および変更認可申請(1月20日提出)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
変更:雨水処理装置の増強の件。5、6号機側の?2月2日の件とは別なの??
補正:第2モバイルSr除去装置の運転に関する保安規定等(下記で認可されたもの)

実施計画の変更(1月20日申請)が認可された。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
第2モバイルSr除去装置の運転に関する保安規定等。

『新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会』による福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋4階調査で、事前調査および21日の調査の際に撮影した写真および動画を公開(16、21日参照)
『新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会』による福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋4階調査に向けた事前調査について
『新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会』による福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋4階調査について(1)
『新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会』による福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋4階調査について(2)
『新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会』による福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋4階調査について(3)



ニコ生
【2月23日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2015.2.23(月)17時30分 ~

0 件のコメント:

コメントを投稿