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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年12月26日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、22日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、14日より継続していたが09:53に停止。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

5号機残留熱除去系(RHR)(B)は原子炉停止時冷却モードで運転中だが、点検停止中のRHR(A)のAポンプおよびCポンプの運転確認をおこなうため09:48-15:08に停止。停止時および再開時の炉水温はいずれも26.8℃(運転上の制限値は65℃)。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日より運転していたが09:14に停止。
水処理装置、SARRYCs・Sr同時吸着塔への交換作業のため15日より停止していたが、作業が終了したので13:30に起動、13:43に定常流量に到達
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。現在、14日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、14日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、14日より運転中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で9月17日より、B系で9月27日より、C系で10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。10月18日より実施中。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 2.01MB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 314KB)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第182報)(プレスリリース)
毎週水曜日に出ていたのが今週は金曜日。内容は、今までは火曜日締めの状況と次の火曜日の想定だったのが、今回はそれに加えて木曜日締めの状況と次の木曜日の想定もある。なんでこうなってるのか、詳しく見てないのでわからない。あともう一つ、貯蔵する水の種類が、今までは4種類(濃縮塩水/淡水/濃縮廃液/処理水)だったのが、今週は「Sr処理水」が追加されて5種類になった。処理施設の図でも、今までの「多核種除去設備等」が「多核種除去設備等(その他浄化処理設備含む)」になっている。

サブドレン復旧に向けた建屋周辺の地下水調査結果(10月24、30日、12月8日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所2号機建屋周辺地下水分析結果(PDF 328KB)

8月29日に3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業で燃料交換機の操作卓がプールに落下した件。今日26日に採取したプール水の分析結果[Bq/cm3]は、134Csが2.4×102137Csが7.9×10260Coが1.1×100。前回(11月26日)の分析結果と比べて有意な変化はない。プラントパラメータにも有意な変動はなく、燃料破損等の兆候は確認されていない。プール水のサンプリングは、10月29日より週1回から月1回に変更になっている。

月末なので、作業者の被ばく線量評価を厚労省へ提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
被ばく線量の分布等について(PDF 121KB)
11月の外部被曝線量の最大値は13.40mSv、平均値は0.66mSv(APD値)。

実施計画の変更認可申請および変更認可申請(7月29日提出)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
変更は増設多核種除去設備とサブドレン他水処理施設の件、補正は電気系統設備の件、らしい。

雨水処理装置の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水場所における空気中放射性物質濃度および周辺の空間線量率測定結果(PDF 12.9KB)

今日、規制委の第30回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第30回特定原子力施設監視・評価検討会資料)海水配管トレンチ建屋接続部止水工事の進捗について(PDF 1.35MB)
2号機海水配管トレンチ充填の状況(4頁)。11月25日-12月18日に充填を実施。充填量の累計は2,510m3。トンネル天井より高いレベルまで各立坑を充填(立坑Bは砕石があるため観測孔での充填高さは両側のトンネルより低いが、充填量からトンネルは充填されていると推定)。立坑C北とD北で充填高さが異なるのは、充填時にD北のたまり水水位がC北より高かったため。
トンネル充填後の揚水試験(6頁)。24日に立坑C北(10:02-11:22)およびA(11:31-12:31)より揚水。揚水後の各立坑の水位変化から、トンネルBとトンネルC北には明らかに連通性が認められる。トンネルAは、立坑C北からの揚水終了に引き続いて立坑Aで揚水を開始したため十分な観察時間が確保できず、連通性について確認できず(ただし、立坑Bの水位が立坑C北および南より高い状態で水位を徐々に回復していることから、立坑BにはトンネルBを通じた立坑Cとの連通性の他に、トンネルAを通じた立坑Aとの連通性も疑われるが、地下水流入の可能性もあるので、水質調査等をおこなってこの点を確認する)。観察された連通性は流量にすると約20-400L/hで、トンネルの天井部に厚さ数mmのスキマがあれば説明できる量(立坑底部に堆砂が確認されていた(11月21日参照)が、充填はこの堆砂の上を覆っているため、この部分は水みちになっていないと考える)。このようなスキマを追加充填で埋めるのは非常に困難なので、今後、立坑の充填でこの連通性を遮断する。
東電の説明に対する検討の中で、立坑の充填を実施するのは1月下旬以降の予定なので、それまでに各トンネルの連通性についてもっときちんと調査するように、また、次回揚水試験を行う際は、事前に試験の計画を規制庁と打ち合わせるように、など更田委員より指示あり。あと、立坑C北での揚水開始とともに立坑Bの水位変化が現れているので、この時点で立坑Aからの揚水を中止して立坑Aの水位変化を見るべきだったのに、予定通り作業を進めてしまったのはどうなのよ、との問いに、「トンネル充填がうまくいっていると思っていたので……サーセン」みたいな話だったので、びっくり。
立坑閉塞材料と施工法の検討(7頁)。ここで連通性を完全に遮断する必要があるので、より高い充填性が要求されるため、閉塞材料のひび割れを抑制できる材料と施工方法を検討する(セメント系材料で粗骨材を使用、膨張剤を添加、打設回数を増やして1回の打設量を減らし水和熱による温度上昇の影響を緩和、などについて検討中)。1月末までに基本方針を決定(スケジュールは9頁)。
3号機海水配管トレンチの特徴(13頁)。3号機では、2号機立坑Bのように埋まっている立坑はない。立坑Cの位置で一番低くなっているので、立坑CからトンネルBとC、立坑BからトンネルAとBを同時に充填していく。トンネルから押し出された水は、充填孔から遠い方の立坑からポンプで移送する。なお、3号機ではT/Bとの接続部の凍結止水はおこなわない。
充填手順(16頁)。立坑C-トンネルC-立坑Dは隔壁がある分室構造となっている。一般部→天井部の順に充填。
充填中の水位管理(20頁)。2号機と同様に(11月21日参照)
4号機海水配管トレンチの構造と基本配置(21頁)。全長約80m。トンネル部分は2連のボックスカルバート構造、開口部のトンネルから上はひとつにつながっている(22頁)。開口部3の位置が一番低い。開口部3より海側で1-3号機放水路をまたぐために持ち上がりがあり、ここに隔壁(津波対策としてH14年度に設置)があって仕切られている。隔壁より海側はすでに一部閉塞済み。隔壁より山側にはたまり水があって、総量は約700m3と推定(隔壁の海側はまだ調査していないため不明)。
調査状況(23頁)。開口部1は津波により流入したと思われるガレキがあり、現状ではポンプを設置できない。開口部2はその上に砕石敷がしてあり、サブドレンの配管が設置されている。開口部3は水中ポンプを下ろせる状況にあったのでO.P. 0mに設置した。写真あり。
揚水試験(24頁)。19日に開口部3に設置したポンプから105m3を揚水し、4号機T/Bに移送。これによるT/Bおよびトレンチ内たまり水の水位に変化は生じなかった。また、くみ上げたトレンチ内たまり水の水質は至近のT/Bたまり水とほぼ同等だったことから、T/Bとトレンチの間には連通があると考えられる。
貫通個所の調査(25頁)。海水配管トレンチの中を通っている配管やケーブルトレイがT/Bに入っていく貫通部は、たまり水水位よりも高いところにあるため、ここが水みちではない。トレンチ内ケーブルトレイがT/B張り出し部を通過している場所には防水カバーが設置してありトレンチとT/Bは分離されていたが、現状、この防水カバーの機能が損なわれているものと考えられる。
施工方針(26頁)。想定される貫通部付近の高さを考慮すると流動性の高い閉塞材料では建屋側へ流出する恐れがあるため、建屋とトレンチの連通を阻害し建屋側への過度の流出を防止するために、最初に貫通部の間詰め充填(実施場所、方法等を検討中)をおこない、その後にトンネルを充填する。
トンネル充填施工手順(30頁)。開口部3から閉塞材料を投入、一般部→天井部と進む。天井部充填時には放水路またぎ部でエア抜きのため頂版を削孔し、ポンプを設置して水抜きを実施。その後、開口部の充填、放水路またぎ部の充填をおこなう。
2-4号機トレンチ閉塞のスケジュール(35頁)
(第30回特定原子力施設監視・評価検討会資料)福島第一原子力発電所における廃炉作業に伴い追加的に上昇する敷地境界実効線量(評価値)の制限達成に向けた対策について(PDF 2.46MB)
敷地境界における実効線量(評価値)は、H27年末までに2mSv/年未満(この内、RO濃縮水貯槽以外に起因するものは1mSv/年未満)とする事になっている(1頁。2014年2月19日参照)。これを達成するための対策についてまとめた(スケジュールは26頁)。実効線量(評価値)は、気体廃棄物(放射性雲からの影響が最大となる地点に24時間・365日間立ち続けると仮定)、液体廃棄物(最も濃い液体廃棄物を約2L/日・365日間飲み続けると仮定)、直接線・スカイシャイン線(直接線・スカイシャイン線が最大となる地点に24時間・365日間立ち続けると仮定)それぞれの仮定に基づいて評価する(2頁)。
RO濃縮水は多核種除去設備やその他の浄化処理設備により浄化処理を進め、RO濃縮水貯槽に起因する線量を低減する(5頁)。気体廃棄物については、連続観測を開始して現在行っている放出量評価の保守性を低減することで評価値の精度向上を図る(これにより数値が下がるはず。13頁)。個体廃棄物については、線源の評価の見直しや、遮へいによる線量低減を実施する(14頁)。液体廃棄物については、敷地の除染、がれき撤去、フェーシング、排水路の清掃などにより構内一般排水路から排水される水の汚染低減を実施中。また、サンプリング・評価方法について検討する(16頁)。
(以下は規制委サイトから)
福島第一における4号機使用済燃料プールからの燃料取り出しについて[東京電力]【PDF:1.1MB】
J6タンクエリアにおける多核種除去設備処理水の漏えいについて[東京電力]【PDF:468KB】
東京電力福島第一原子力発電所の中期的リスク低減目標マップ(仮称)について[原子力規制庁]【PDF:329KB】
東京電力福島第一原子力発電所に係る原子力災害対策の在り方について(案)[原子力規制庁]【PDF:659KB】
2015年1月26日追記。この会議の資料については一部のみが東電のウェブサイトに掲載されているが、当初、東電のウェブサイトで公表されていたもの(4号機燃料取り出しとJタンクエリアでの漏えい)が後に入れ替わっていた(海水配管トレンチ閉塞と敷地境界での被曝線量)ので、訂正した。

福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)



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