リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年11月25日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 120KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機R/Bカバー解体工事
本日の作業実績(PDF)
ガレキ調査(南3、北3エリア、19日参照)を実施。作業時間は06:43-07:51。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無い。
明日の作業予定:資機材整備。
1号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

2号機海水配管トレンチ閉塞作業を今日より開始。
福島第一原子力発電所 2号機海水配管トレンチ閉塞充填作業の開始について(PDF 261KB)
立坑Cの充填孔から閉塞材料を流し込む作業を09:28-11:53に実施。予定の充填量80m3を充填した。資料右写真、閉塞材料を送り込んで行くコンクリートポンプ車の緑色のアームの先端から下に降りている部分が左写真の管につながっている。この作業の計画線量は2mSv/日・人。今日07:00時点のトレンチ水位はO.P. +2.7m、作業中にトレンチ水位はO.P. +3mを超えず(閉塞作業中のトレンチ内たまり水水位管理については21日を参照)
2号機T/B地下たまり水移送、13日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、5日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに63回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は1375/1533体(使用済燃料が1331/1331体、新燃料が44/202体)。21日から変わらず。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

5号機は20日より原子炉解放作業を実施中だが、この作業で格納容器及び原子炉ウェルの水張りをするのに燃料プール冷却浄化系を使う(21日参照)ので、使用済み燃料プールの冷却を今日10:28-16:42に停止した。停止時のプール水温は18.3℃、運転再開後のプール水温は18.9℃(運転上の制限値は65℃)。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止していたが10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、9月4日より停止していたが16:13に起動、19:45に定常流量に到達。2号機海水配管トレンチ閉塞作業に伴いトレンチ内たまり水をプロセス主建屋へ移送するため。移送先について、「滞留水の水位・移送・処理の状況」ではプロセス主建屋、今日の日報では2号機T/Bになってるけど、どっちだろ。21日の検討会の資料(6頁)では17日の揚水試験で立坑Cからの移送先はプロセス主建屋だった。
水処理装置、SARRY、10月31日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。現在、10月30日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、10月30日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、10月30日より運転中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で9月17日より、B系で9月27日より、C系で10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。10月18日より実施中。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 315KB)


その他


タンク増設計画を規制委に提出。半年に1回提出するもので、前回は4月4日に提出。
福島第一原子力発電所1~4号機における滞留水貯留タンク増設計画の原子力規制委員会への報告について(平成26年10月時点)(プレスリリース)
前回報告ではH26年度末を目途にタンク容量を約80万m3まで増設する計画だったが、溶接型タンクのさらなる増設およびリプレースによる増容量により約87m3まで増やす見通しを得た。引き続き、H27年度上期中にさらなる増容量を行なっていく。「タンク建設・運用の基本的な考え方」は5頁(H26年度末目途にRO濃縮水の浄化処理を目指す、タンク水位の引き下げについて、などなど)。水バランスシミュレーション(タンクシミュレーション)については、下記の廃炉・汚染水対策現地調整会議を参照。

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第15回)があった。その際の資料。
【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況(11.3MB)
護岸エリア地下水モニタリングまとめ(通しで5頁)
港湾内外海水モニタリングまとめ(9頁)。C排水路の出口切り替えが21日に完了し、1号機取水口(遮水壁前)と2号機取水口(遮水壁前)の採取を従来の頻度に戻した(13頁)。
地下水バイパス揚水井モニタリングまとめ(16頁)
H4、H6タンクエリア追加ボーリングモニタリングまとめ(17頁)
排水路モニタリングまとめ(21頁)
地下水バイパス運用状況(22頁)。22日までに35回の排水を実施。排水量の合計は55,908m3。揚水井、観測孔水位グラフ(24、25頁)。10m盤観測孔単回帰分析結果(26頁)、観測孔A-Cで稼動前に対して15-20cm程度の水位低下。サブドレン水位評価結果(27頁)、稼動前に対してSD9と20では10cmの水位低下、SD45では5cmの上昇。建屋流入量評価結果(28頁)、至近の地下水流入量は307m3/日(対策前に対して100m3/日程度の抑制)。
地下水バイパス揚水井水位計の交換(29頁、10月27日参照。揚水井No.1から10の10台について、レーダーレベル計から圧力式水位計へ交換済み。No.11と12では揚水井点検(下記参照)終了後に交換の予定。
地下水バイパス揚水井No.11からの揚水停止(30頁、10月27日参照。流量低下の原因と思われる異物を観察した結果、揚水に含まれる浮遊物は鉄酸化細菌ほかの細菌類などの微生物であった。これらは、還元環境の地下水に酸素が供給される場所(トンネル、水路など)でよく見られる。さらに詳細な観察、水質分析(No.11と12は他の揚水井に比べて微生物由来と思われる成分が検出されている。32頁)をおこなう。現在、鉄酸化細菌などに対する一般的対策を参考にして揚水ポンプ/井戸内の清掃、薬剤投入等について実施の可否を検討中。No.11に対策を施して12月上旬を目途に一旦復旧させる予定。No.12もNo.11と同様に流量低下が見られるので、揚水井内部の点検・清掃を計画中。また、他の井戸の揚水を観察し、早めの水平展開を図る。
緊急安全対策(2013年11月8日公表)の進捗(48頁)。敷地内線量低減(54頁)、海側ガレキ撤去(56頁)、新事務棟(旧:暫定事務棟。10月27日本格運用開始)・大型休憩所・給食センター・車両整備場(57-60頁)、道路補修整備計画(65頁)、C排水路付け替え(66頁)、事務本館の片付け・除染(67頁、片付けは完了、今後は休憩所として運用予定)、配管の信頼性向上(68頁、RO3周りの耐圧ホースをPE管化。2012年に4号機T/B内のたまり水移送ラインで耐圧ホースからの漏えいが2回発生し、信頼性向上のために耐圧ホースのPE管化を実施することとなった。詳細は2012年9月13日の報告書(RO膜型淡水化装置のPE管化について20頁に記載あり)と2012年10月31日の報告書(同21頁)を参照。当時は、RO膜型淡水化装置の中の配管はH25年度上期中にPE管化することになっていた)、タンクエリアの雨水対策(69頁)、タンクの漏えい対策(74頁、底部のコーキング等による止水)、溶接型タンクへのリプレース(75、76頁)、汚染水貯蔵・汚染水対策(77頁、タンク増設、サブドレン、多核種除去設備増強)、4号機燃料取り出し(82頁)。
固体廃棄物保管状況(85頁)体廃棄物貯蔵庫第9棟(90頁)、覆土式一時保管施設第3槽(91頁)、雑体廃棄物焼却設備(92頁。設備概要、建設現場・設備の写真あり。来年7月の稼働を目指している)、撤去タンク片の保管準備状況(95頁。リプレースにより発生する解体したタンク部材を切断したものを保管する。下記のフランジ型タンクリプレースの項を参照)、低線量ガレキ(コンクリート)の破砕による減容(96頁)、水処理施設2次廃棄物の保管状況(97頁、使用済み吸着等やHICなどをセシウム吸着等一時保管施設の第1-第4施設で保管。各施設の運用状況は99頁。第3施設は準備中)。固体廃棄物保管の中期計画については4月7日を参照。
重機・車両からの油漏えい(102頁)。H25年度以降、33件の漏えいが発生。路面補修整備(段差や敷き鉄板養生に接触したりグレーチングの跳ね上がり等による車両底部等の損傷による漏えいが発生)、構内での速度制限などルールの徹底、重機(企業持ち込み)の車両管理、を対策。
1号機R/Bカバー解体における吹き上げ高さの検討(131頁)。原子炉の温度(約40℃)によって吹き上げ高さが生じた場合、敷地境界のダスト管理についての妥当性について検討した。その結果、吹き上げ高さは約6m(136頁)。敷地境界における濃度は、吹き上げがない場合を100%とすると、地表面のダストモニターでの観測地は94%であり、ほぼ変化ない。
【資料2】現地調整会議で提示された課題への対応の検討状況(10.8MB)
汚染水貯蔵タンクエリア別対策実施状況(通しで4頁)
4000m3ノッチタンク群と地下貯水槽No.4、7貯蔵の雨水の処理状況(5頁)
多核種除去設備ALPSの運転状況(6頁)。今年1月以降の稼働率。18日までの処理実績は167,000m3(処理水貯槽貯槽量)。
高性能多核種除去設備の進捗(8頁)。Cs・Sr吸着塔1塔目の性能持続時間が短い、2塔目以降のDFが低い、の2点(11月13日参照)について、要因を絞り込んだ(15頁)。今後、追加の試験をおこない、対策を実施する。
増設多核種除去設備の運転状況(19頁)。10月運転開始以降の稼働率。18日までの処理実績は31,000m3(処理水貯槽貯槽量)。サンプルタンクを2基から3基へ追加設置後、12月目途に本格運転へ移行する予定。
汚染水浄化処理設備の進捗(21頁)。モバイル型Sr除去装置(A系)、10月2日に運転開始、G4南エリアで処理実施中。モバイル型Sr除去装置(B系)、A系と同様の装置構成で実施計画変更手続き中(11月19日変更申請)、H27年1月中旬に運転開始予定。キュリオンセシウム吸着装置でのSr除去(9月25日参照)。SARRYでのSr除去(5月29日参照)。RO濃縮水処理設備(10月16日参照)は10月中旬に運転開始予定。
サブドレン他水処理施設の浄化性能確認試験まとめ(47-49頁)
高温焼却炉(HTI)建屋におけるHTI連絡トレンチ閉塞工事(61頁)。24日現在で、グラウト注入は667m3完了(全量:約1,400m3、注入率48%)。トレンチ内の状況の写真あり(63頁)。グラウト注入は12月中旬に完了の予定。
凍土遮水壁工事の進捗(65頁)。22日までのブロック毎進捗一覧(67頁)。冷凍機は26/30台設置完了(写真あり)。
建屋内たまり水移送装置増設工事の計画概要(69頁)。凍土遮水壁造成に合わせて地下水位低下にともなう建屋内たまり水の水位制御のため、R/B等にたまり水移送装置を新規設置する(6月6日、6月16日参照)。H27年3月運用開始(凍土者水壁造成開始に合わせて)。新設するポンプ、水位計、移送ラインの図。移送ポンプは各建屋最下端フロアに設置する(76頁に各床レベル高さの記載あり)。
敷地内のフェーシング進捗(77頁)。フェーシング進捗(80-84頁)、構内道路の清掃(85、86頁)、構内排水路の清掃計画・実施状況(87-89頁、清掃中のK排水路の写真(89頁、相当の泥が溜まっている))、新設する排水路の計画(90頁、広域フェーシングにより排水路に流入する雨水量が増加するので、雨水排水計画を見直し排水路を新設する。汚染水漏えいリスクのあるエリア(タンクエリア)とないエリアを分離し、排水路の改造、排水路設置等で排水する計画)。
タンク建設進捗(93頁)。J2エリアで7日に人身災害が発生したため作業を一時停止した影響で、J2、J3エリアで予定より4基減など。現況写真(Jエリア、Kエリア(以上は新設)、H1エリア(横置き型タンクのリプレース))。
水バランスシミュレーション(101頁)。以下のように条件を見直した。ALPS+増設ALPS+高性能ALPSでの処理量が11月までは1,260m3/日、12月以降は1,960m3/日(前回より1月遅れ)。その他の浄化処理設備の処理量が12月以降に1,200m3。トレンチくみ上げ量は4号機分(4000m3)を追加して2、3、4号機で合計15,000m3(4号機トレンチたまり水は2、3号機トレンチほどではないが放射能量が多いので、たまり水処理ラインに乗せて処理することになった)。タンク容量は確保され、年度末までにRO濃縮水の処理を終了できる見込み。
フランジ型タンクのリプレース(103頁)。RO濃縮水を貯留するフランジ型タンクでは、水を抜いて多核種除去設備などで浄化処理を実施中。H1、H2、H4エリアのフランジ型タンク96基は、リプレースのため水抜き後に12月より順次撤去する(これ以外のフランジ型タンクは、必要に応じて解体する予定)。
タンクの解体手順は105頁以降(2013年9月に実施したH4エリアタンク2基の解体を参考にして計画)。底面より10cmまで水抜き→タンク内面に散水して洗い流した後に側板を下から2段目まで解体→底部の残水を抜き取り(113頁)→側板の1段目と底板を解体。側板解体時はタンク底部から集じん機で吸引してダスト発生を抑制(吸引の効果については110頁の調査結果を参照)。解体した部材の内側には塗装をして放射性物質拡散を防ぐ。毎日の作業終了時には仮設天板(112頁)でタンク上部を養生する。天板解放前と底板解体前にはダスト濃度を測定する。
解体したタンク片は既設倉庫で切断減容し、コンテナに収納する(107頁)。切断は大型バンドソー(111頁)でおこない、切断で発生するダストは局所排風機で回収、倉庫にも換気設備を配備。タンク片の表面線量は数十μSv/hと比較的低いので、切断片を収納したコンテナは既設の低線量ガレキ保管エリアP(100μSv/h以下の屋外集積保管エリア)に保管。
海水放射線モニター試運転状況(114頁)。9月4日より試運転中。不具合が複数発生しており、対応後のデータ収集のために試運転期間を当初予定の11月末までより来年2月1日まで延長。
1-3号機放水路たまり水の調査状況(124頁)。1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(129頁)。立坑外側の排水管脇の地面が窪地になっていて、そこにたまった雨水が水抜き管を通じて立坑に流れ込んでいるので、この窪地の表面線量や土壌の分析をしたが、汚染源となるほどではなかった。今後の対応としては、モニタリングの継続(1号機放水路は週2回、2、3号機では月1回)、モバイル処理装置によるたまり水浄化の準備を進める(稼働までの間、1号機放水路上流側立坑にセシウム吸着材(138頁。11月末より、モール状の吸着材を束ねておもりを付け、ロープで吊り下げて立坑内に数カ所設置)を投入する)、T/B周辺の調査をおこなう、など。
モール状の吸着剤といえば、取水路開渠内の海水を浄化するための繊維状吸着材浄化装置(2013年3月28日参照)ってその後どうなったんだろう。
【資料3】凍土遮水壁の閉合手順について(352KB)


ニコ生
【11月25日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.11.25(火)17時30分 ~


0 件のコメント:

コメントを投稿