リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年8月6日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 125KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、7月29日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、7月31日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、6月16日より継続中。

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.3KB)(8月22日公開)
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、7月18日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月12日より停止中。
水処理装置、SARRY、6月9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、8月3日より停止中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、8月1日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
C系で新たにすきま腐食が確認され、追加の腐食対策(6月17日参照)を実施。同じ対策を実施するためA系を7月8-15日に停止。B系では7月18日-8月1日に停止して同じ対策を実施し、加えて、CFF1と2を改良型に交換(7月18日参照)。CFF1と2の交換はA系では8月3日より実施中、C系では準備でき次第実施する予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 366KB)

地下水バイパス、昨日5日採取の揚水井No.12のトリチウム濃度(下記参照)が1,900Bq/Lで、一時貯留タンクの運用目標値1,500Bq/Lを上回っていることを確認、18:44に揚水井No.12の汲み上げを停止。 今後、一時貯留タンク内の評価を行う。ここらへんの手順は
地下水バイパスのために汲み上げた地下水が運用目標等以上となった場合の対応方針(PDF 87.4KB)(5月20日福島県廃炉安全監視協議会資料)
を参照。一旦、運用目標を下回ったので、改めて運用目標値超えの場合の手順を踏んでいるものと思われ。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第162報)(プレスリリース)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。4日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.12のトリチウムは960Bq/L。

地下水バイパス揚水井No.12のサンプリング結果。5日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.12 分析結果(PDF 48KB)
トリチウムは1,900Bq/L。4日採取分が運用目標を下回ったのでいつもと違う頻度で分析したのかしらん。

実施計画の変更認可申請と一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請ならび変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
変更:
第1編(1号炉、2号炉、3号炉及び4号炉に係る保安措置)(PDF 384KB)
一部補正:
2.5  汚染水処理設備等(PDF 6.09MB)
2.6  滞留水を貯留している(滞留している場合を含む)建屋(PDF 8.35MB)
2.16.4 高性能多核種除去設備検証試験装置(PDF 739KB)
2.35 サブドレン他水処理施設(PDF 2.30MB)

H26年度第一四半期の保安検査、保安調査の結果。
当社原子力発電所における原子力規制庁による平成26年度第1四半期保安検査および保安調査の結果について

福島原子力事故における未確認・未解明事項の調査・検討結果の第2回進捗報告(前回は2013年12月13日。また、今年5月1日に途中報告があった)
「福島原子力事故における未確認・未解明事項の調査・検討結果~第2回進捗報告~」について(プレスリリース)
「福島原子力事故における未確認・未解明事項の調査・検討結果のご報告~第2回進捗報告~」(訂正版)(PDF 704KB)(概要)
3号機RCICの停止原因(11頁。会見09:00以降。12日11:36に停止した原因は、タービンの排気圧力高を検出した電気式トリップだった(5月1日参照)。排気圧力については運転員が採録したデータ(事故報告書では他のデータとの突き合わせができないために信頼性が確認できないとして採用されなかったが、今回の検証においては他の解析等により信憑性が高いのではないかと判断して採用した。当該のデータは3号機東北地方太平洋沖地震後の運転員採取データ(PDF 21.7KB)プラントデータ集の頁に掲載してある)をもとに評価するとトリップ設定値に達した可能性はある。
3号機HPCI運転状態(19頁。会見19:40以降。第1回報告で原子炉圧力低下により13日02:42HPCI手動停止より前から注水が不十分であったとしたが、この結果から12日20:00以降は注水ができていなかったとしてMAAP解析を実施(20頁)。13日05:30に燃料溶融が始まり(以前の推定より5時間程度早まった)、燃料の全量がD/Wに落下したという結果(22頁)になったが、2011年9月に開始した炉心スプレー系からの炉注水で原子炉の温度が低下している事から、いくらかの燃料は圧力容器内に残存していると考える。また、燃料の全量がD/Wに落下したとしてD/W底部のコンクリートの侵食量を評価。サンプ内に落ちたとして侵食深さは0.68m(D/W鋼板まで0.94m)という結果(23頁)。コンクリート侵食は複雑な現象で解析が難しいが、仮にD/Wの鋼板をいためていたとしてもその下のコンクリート全部を侵食して外部に出て行くところまでは至っていないと言えると思う。
2号機強制減圧後の原子炉圧力上昇(24頁。会見26:55以降。消防車による注水をおこなうために14日18時にSRV強制開により原子炉を減圧。その後、3回原子炉の圧力上昇を確認している(24頁)。これは、原子炉減圧で減圧沸騰による水位低下→消防車注水による水位回復→蒸気が発生し水ージルコニウム反応が生じ水素発生と発熱で原子炉圧上昇→消防車注水が停止→水位低下および炉圧低下→初めに戻る、というサイクルによるものと推定。
SRV強制開による減圧後、シームレスに注水を開始できればこのような事態は回避できると思う(2Fでは減圧後に代替注水として常用の補給水系を使ってシームレスな注水を行い、冷却を継続している)。消防車による注水の量を増やせば冷却を継続できるかもしれないが、冷たい水を一気に入れるとすでに脆化しているしている燃料被覆管を破壊する可能性がある。
中性子検出と燃料溶融との関連(26頁、会見29:16以降。13日午前、14日深夜に正門付近でわずかに検出された中性子の由来は、2、3号機での燃料溶融の過程で放出されたアクチニドの自発核分裂である可能性がある。13日午前は3号機、14日深夜は2号機の燃料溶融とタイミングが一致している(27頁)。
1号機での消防車による原子炉注水量の精度向上(29頁。会見32:05以降。バイパス流が存在して全量が原子炉に注水できていなかった(5月1日参照)。消防車の吐出圧力を1MPaで一定としてバイパス流経路の圧力損失を考慮して評価した結果、2-5割程度が原子炉に注水されていた。プラントの応答などと付き合わせてさらに精度を上げたい。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)


ニコ生
東京電力 福島原子力事故 未確認・未解明事項調査結果 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.8.6(水)



0 件のコメント:

コメントを投稿