2014年7月10日（木）

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況（記者会見資料）（PDF 129KB）

プラント関連パラメータ（PDF）　午前５時時点　午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況（PDF）９時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6月22日より停止していたが09:49-18:35に実施。移送先は1号機廃棄物処理建屋。

2号機格納容器水素濃度A系、希ガスモニターA系、設備の点検作業にともない09:00-11:00に欠測。
2号機T/B地下たまり水移送、6日より停止していたが10:28に再開。移送先は3号機T/B地下。

3号機T/B地下たまり水移送、6月16日より継続中。

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 ４号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果（PDF 79.3KB）（7月25日公開）
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、3日より停止していたが10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月12日より停止中。
水処理装置、SARRY、6月9日より運転中。フィルター洗浄のため08:22-12:18に停止。起動後12：50に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系：2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験（1月20日のロードマップ進捗の項を参照）を1月24日より実施中。現在、8日より停止中。
B系：2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系：2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
C系で新たにすきま腐食が確認され、追加の腐食対策（6月17日参照）を実施。同じ対策を実施するためA系を8日に停止。停止期間は1週間程度の予定。B系では7月下旬から1週間程度停止して対策する予定。

4号機燃料取出し作業で発生するキャスク内包水および洗浄水を貯めている共用プール低電導度廃液受タンクが満水になったのでの貯留水を、10:35-12:05に高温焼却炉建屋へ移送を実施した（1月28日参照）。
31日訂正

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件（2013年6月19日、7月22日参照）。
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中（2013年12月8日参照）。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔（No.1-16（P））から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（PDF 1.09MB）
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（その２）（PDF 218KB）
地下水観測孔No.1-15の最初の分析結果が出た。10日採取分の¹³⁴CsはND、¹³⁷Csは0.88、全βは110[Bq/L]。

その他

地下水バイパス、8日排水時の海水サンプリング結果。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果（南放水口付近）（PDF 120KB）

実施計画の変更が認可された。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の認可について
2月21日に変更認可申請、6月4、25日に一部補正を申請していた分。
雑固体廃棄物焼却設備について。2013年6月28日、2014年3月31日参照。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について（プレスリリース）
12月10日追記。雑固体廃棄物減容焼却建屋の地下たまり水をキュリオンセシウム吸着装置で循環浄化する配管を新たに設置する件。
12月13日訂正。SARRYにCs・Sr同時吸着材を導入する件らしい。
2015年6月11日訂正。上記のSARRYの件とその上のたまり水処理の循環浄化用配管新設の件と、2件を一緒に提出している。

廃炉推進カンパニー発足100日にあたって、取り組み状況について説明。
福島第一廃炉推進カンパニーの取り組み状況について（PDF 446KB）
プロジェクトマネジメントの強化。機会、電気、土木、建築など各部門を横断しておこなわれる作業にプロジェクトを設定、プロジェクトごとにプロジェクトマネジャーを任命し、作業の正確さ・迅速さを向上、縦割り組織の弊害（手戻りの多さなど）を解消しつつある。
労働環境改善。新事務棟（暫定事務棟と呼ばれていたもの。1期工事が6月末に完了、7月末に一部運用開始、2Fで執務していた東電社員のうち約400名が1Fに移動することで、現場と一体になった作業が実現する）、構外仮設休憩所（4月より運用開始。作業者同士が顔を合わせる場としても活用）、福島給食センター（H26年度末完成予定）。協力企業の方々に長く働いていただく事が廃炉作業を進める上で重要であり、物理的な環境整備の他に、随意契約の採用（現在、1Fの発注の約9割）、高線量と低線量の作業を組み合わせた発注、などにより長期的・計画的な要員確保に努めている。


ニコ生
【7月10日】東京電力 福島第一廃炉推進カンパニー 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.7.10（木）17時30分 ～