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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年6月30日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 123KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日29日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに54回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は1188/1533体(使用済燃料が1166/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機R/Bおよび共用プールの天井クレーンと燃料交換機の年次点検を実施するため、明日7月1日より9月上旬まで燃料取出し作業を中断する。今年中の取出し完了の予定に変更はない。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて6月22日に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 483KB)


その他


地下水バイパス、26日排水時の海水サンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB)

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
被ばく線量の分布等について(117KB)
5月の外部被曝線量の平均値は0.82mSv、最大値は20.70mSv(いずれもAPD値)。最大値は、建屋周辺の高線量エリアで地下水のくみ上げ井戸の作業に従事していた作業者(現在は1Fでの作業はしていない)。

2013年8月19日に確認されたH4エリアNo.5タンクからのRO濃縮水漏えいに関する最終報告書を規制委に提出。
福島第一原子力発電所H4エリアのタンクにおける汚染水の漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について(プレスリリース)
発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 7.24MB)
中間報告に追加された内容は以下の通り。
福島第一原子力発電所汚染水貯留設備RO濃縮水貯槽からの漏えいに関する環境影響評価について(PDF 3.01MB)
漏えい水の流出状況の推定まとめ(PDF資料1頁):コンクリ堰のドレン弁が開いていたところから堰外(北東側)に流出。堰周辺の土壌に浸透しつつ広がり、土堰堤の切れ目から北東側に流出し、B排水路脇の土手付近まで到達。一部は土手を超えて排水路に流入した。コンクリ堰の外側へ流出したうちの一部は、コンクリ下の砕石層を通じて基礎の下へ入り込み、砕石層直下の土壌へ浸透(タンクの下まで到達)。基礎下の土壌から検出されたCsは、全β濃度に関係なく異なる場所で同程度で検出される事から、フォールアウト起源であると考える。
汚染土壌回収による放射能回収量の推定(2-4頁):回収した土壌の全β放射能分析から、7.4×1013Bqの全β放射能を回収したと評価。
漏えいした放射能量の評価(5頁):No.5タンク水の核種分析と漏えい量(300m3)から、90Sr(最も濃度が高く環境への影響が大きいと考えられる)の漏えい量は4.5×1013Bqと評価。
回収率の試算結果(6頁):土壌回収により回収された7.4×1013Bqのうち、半分が90Sr、半分が90Yと仮定すると、90Srの回収率は約80%。
まとめ(7頁):残り20%の90Srの多くは、タンクエリア基礎下や近くの無線局舎の下など、回収困難な土壌にとどまっているものと考える(B排水路東側の地下水からは全βの上昇がほとんど見られないので)。南放水口付近の海水モニタリングから、海へ流出した分の海洋への影響は小さいと考える(16頁)。H4エリア基礎下の土壌については、今後のタンクリプレースの際に調査し回収に努める。無線局舎は現在も使用中であり、局舎下の土壌回収は困難だが、H4エリア基礎下の土壌の調査結果によっては対応を検討するかもしれない。地下水の監視、ウェルポイントからのくみ上げ、フェーシングによる雨水浸透防止などを引き続き行い、汚染拡大防止に努める。
中間報告書は2013年12月6日に出ており、その際には、漏えい発生の時期と流出経路についてはまだ検討中との事だった。この最終報告書では、流出経路については上記の通り。漏えいの発生時期については報告書の18頁(報告書PDFファイルの39頁)にある。漏えいの確認された8月19日以前にはタンクパトロールにより明らかな漏えいは確認されていない。漏えい確認後のタンク水位低下の様子から漏えい率は当時5m3/6hであり、これが継続して300m3漏えいしたとすれば15日を要する。また、近くの無線局舎で作業していた人のβ線被曝線量が7月下旬より確認されており、7月中からすでに漏えいが発生していた可能性も否定できない、というもの。
なお、この報告書の提出により、報道配布資料のページに掲載していたモニタリングのデータは掲載を終了する。今後は、発電所周辺の放射性物質の分析結果(大気、海水、海底土、水処理設備など)のページへの掲載のみとなる。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送に関する報告書を規制委に提出。
福島第一原子力発電所プロセス主建屋内滞留水の焼却工作建屋内への流入に関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について(プレスリリース)
発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 1.57MB)
4月14日に発見されたプロセス主建屋から焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件。
たまり水の様子、移送設備の写真あり。

淡水化装置処理水の移送配管にあるストレーナの差圧指示計からの漏えいに関する報告書を規制委に提出。
福島第一原子力発電所淡水化装置処理水移送配管ストレーナ差圧指示計からの漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について(プレスリリース)
発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 1.36MB)
2月6日に発生した漏えい。淡水化装置処理水をCST(および炉注水用バッファタンク)へ移送する配管の途中にあるストレーナに付いている差圧指示計で、凍結による漏えいが発生した。
毎年、凍結防止対策実施フローにより凍結防止対策をしており、当該個所には保温材を取付けてあったが対策として不十分であった。これにより、フローの見直し(凍結する可能性のある流体を内包している計器類については、凍結防止用ヒータの取り付け、または計器本体及び計装配管内の水抜きを行う旨を記載する)をH26年度冬季前までに行う。

以前に説明していた通り、明日7月1日より、会見は週2回、月曜日と木曜日に実施することになる。次回は3日(木曜日)に現地からの会見を行う。4月4日参照。

(7月3日追記)6月28日の作業者負傷の件。その後も痛みが続いたことから、今日、福島労災病院にて受診し、医師より右足関節果部骨折と診断された。


ニコ生
【6月30日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.30(月)17時30分 ~

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