リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年6月16日(月)

05:14に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは52km、地震の規模(マグニチュード)は5.8。
気象庁 地震別検索結果


今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 102KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

今朝の地震について、パトロールを実施し異常ない事を07:05に確認した。
平成26年6月16日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(報道関係各位一斉メール)
平成26年6月16日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)<続報>(報道関係各位一斉メール)
平成26年6月16日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)<続報2>(報道関係各位一斉メール)

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 80.7KB)
2日に実施した際に通常より高い値だったので、再度実施した。
1号機T/B地下たまり水移送、14日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より継続していたが14:53に停止。移送先を3号機T/B地下へ切替えて16:00に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、9日より継続していたが15:02に停止。雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)への移送を14:42に開始。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに49回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は1078/1533体(使用済燃料が1056/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 174KB)

サブドレン他浄化設備一体型タンク設置工事で起重機船を入港させるため、1-4号機取水口付近のシルトフェンスを09:35-10:03に開放した。4m盤に設置する集水タンクの工事。集水タンクの設置位置については、実施計画2.35 サブドレン他水処理施設(PDF 2.28KB)の20頁を参照。


その他


14日の地下水バイパス排水時の海水サンプリング結果。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 335KB)

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第10回)があった。その際の資料。
【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況(6.02MB)
海水配管トレンチ凍結止水工事(5頁)。4月28日より2号機立坑Aで凍結運転を開始しているが、凍結に時間を要しているので促進対策(凍結管の追加、T/B地下たまり水移送による水位変動の抑制)を実施。凍結管の並びの北端は下部のみのパッカー、南端はパッカー無しなので、この部分の測温管(S-7とS-8、資料5頁)を凍結管に変更(4日より運転中)。また、T/B地下たまり水移送によるたまり水水位の変動により水の流れが生じているのが凍結を阻害していると考えて、T/B地下たまり水移送先を3号機T/Bからより遠い高温焼却炉建屋へ切替えて、移送速度を遅くして水位変動の抑制を実施(9-16日)。もうしばらく測温管による温度観測を継続し、追加の対策(建屋-パッカー間にグラウト充填、凍結管の追加設置)について検討する。2号機開削ダクトでは13日より凍結運転を開始した。3号機では、立坑Aで準備作業中、立坑Dで削孔作業中、7月末より凍結運転開始予定。
海水配管トレンチの水抜きと内部充填(11頁)。凍結完了後の地下水流入に応じた工事方法を検討中。
4m盤フェーシングの実施状況(12頁)。1-2号機間、2-3号機間、3-4号機間のフェーシングはすでに終了。また、ウェルポイント周囲に仮堰を設置して雨水が当該個所から地中へ浸透するのを抑制。現状では、フェーシング部中央にはフェーシングをまだ実施していない通路部があり、海側遮水壁と護岸の間の埋立て地も未舗装(13頁)。ここにフェーシングおよび舗装を実施して、最終的には4m盤への降雨と4m盤地下水は隔離される(H27年3月末予定、15頁)。
海側遮水壁工事進捗(18頁)
地下水バイパス(19頁)。5月21日の排水開始以降、24時間連続くみ上げを開始(現時点で300m3/日程度)。No.1-11の揚水井は水位を3m低下させ、観測井(+O.P. 9-10m)程度に達している。建屋サブドレン、観測井水位にはまだ変化は見られない。
護岸エリア地下水モニタリングまとめ(25頁)
港湾内外海水モニタリングまとめ(30頁)
降雨による海水中放射能濃度への影響(33頁)。12日の大雨の際に5、6号放水口北側と南放水口付近で海水をサンプリングし評価。
1-3号機放水路の水質調査(35頁)5月29日のロードマップ進捗の口を参照。追加調査の結果(36頁)。90Sr分析の結果は、全βの数分の一から数十分の一であり、全β放射能の大部分はCsによるものと考える。1号機放水路下流側での水質調査では、上流側に比べて放射能濃度は低く塩分濃度は高く、海水や地下水の影響を受けている可能性あり。各号機放水路の上流側で3日にも採取・分析を実施。前回(4月23日)と比べて全体に濃度が下がっており、降雨による流れ込み水の調査を継続する。
地下水バイパス揚水井モニタリングまとめ(43頁)
H4、H6タンクエリア追加ボーリング、放水路モニタリングまとめ(44頁)
土壌中Sr捕集工事(47頁)。7月より土壌改良工事を開始する。場所はH4エリア東側(49頁)、80mにわたって千鳥配置とする。工事では、直径1.5m、深さ20mの穴を掘って、中に改良材(重量比で砕石:アパタイト:ゼオライト=100:5:30)を充填する。9月末に完成の予定。
多核種除去設備ALPSの処理再開(53頁)。5月17日(A系)と20日(C系)の炭酸塩スラリー流出時のブースターポンプ出口水の写真。若干の白濁を認める。
増設/高性能多核種除去設備(56頁)。工事進捗など。写真あり。
サブドレン他浄化設備の工事進捗(59頁)
H6エリアタンク上部天板部からの漏えい、および、焼却工作建屋へのたまり水誤移送の対策の進捗状況(62頁)
4000m3ノッチタンク群からの漏えい(70頁)。ノッチタンク天板開口部のシール、堰カバー(堰の排水弁を5日に閉じたことで、堰内に雨水がたまらないようにするための対策)、堰外へ漏えいした範囲の土壌回収状況、の写真(77頁)。
【資料2】現地調整会議で提示された課題への対応の検討状況(1.36MB)
タンクエリア堰二重化工事の進捗(4頁)。全エリアの内堰、外周堰の設置は完了。浸透防止の被覆工事は遅れているが6月末までには完了予定(降雨があると遅延の可能性)。内堰の高さは、エリア内のタンクのうち20個に1個の割合で全量が漏れても中に貯められるように設定している。
タンク建設の状況(9頁)。新たに30,000m3のタンクを新設する計画。正門東側の駐車場の半分に現地溶接型のタンクを設置する。基礎工事をして12月からタンク設置作業を開始する予定。建設の遅れ等を反映した水バランスシミュレーション(15頁)。
HTI(高温焼却炉)建屋/プロセス主建屋バイパス計画の検討状況(16頁)。キュリオンセシウム吸着装置を使って両建屋地下の汚染水を処理する(2013年10月9日、2014年1月20日の汚染水対策現地調整会議の項を参照)。まずHTI建屋を循環ループから外し(プロセス主建屋だけをバッファとする)、地下の汚染水の処理を11月より開始する。次に、SPT(A)を1-4号機T/Bからの水を受けるバッファにしてプロセス主建屋を循環ループから外し、地下の汚染水を処理する(プロセス主建屋のほうのスケジュールはSPT(A)等の水抜きの進み具合による)。
建屋内たまり水移送装置の設置計画(16頁)。凍土遮水壁の造成開始にむけて、建屋内たまり水の水位制御をより精密に行えるようにする(6月6日の第23回特定原子力施設監視・評価検討会の項を参照)。このため、移送ポンプの設置等をおこなう。
側溝放射線モニター(20頁)。藻・水垢等によるバックグラウンド指示値の上昇が認められ、定量性に課題があるが、高濃度汚染水の漏えい検知は可能であることから、手順書等の準備が整い次第、運用を開始する。
排水路ゲート(26頁)。B、C排水路に6ヵ所設置する。
B、C排水路出口付け替え工事の進捗(27頁)。1条目は14日に完成している。2条目は7月下旬に完成予定。今後、徐々に水を流して漏えい確認等をおこなう。


ニコ生
【6月16日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.16(月)17時30分 ~

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