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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年5月26日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 152KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機使用済燃料プールスキマーサージタンク水位、通信異常にともない11:00のデータを欠測(昨日25日23:00も欠測)。
1号機T/B地下たまり水移送、17日より停止中。

2号機格納容器温度計(TE-16-001から006)を再設置する作業(2013年8月13日、2014年1月30日、5月15日参照)を実施中。既設のものを引き抜いて、新規品を再設置する(23日参照)。今日は計画通り、温度計のついているケーブルのねじれを解消してグレーチングにはさまっているのを外し、途中まで引き上げたところで終了。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日25日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、19日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに42回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は924/1533体(使用済燃料が902/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、20日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、19日より運転中。
水処理装置、SARRY、22日より運転していた(14、19、22日参照)が、06:51に停止。ブースターポンプの取替えを実施するため、
6月2日まで停止の予定。運転再開時期は未定。27日に訂正。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、5月17日より停止中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を起動。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(4月14日、5月2日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.5KB)
焼却建屋からプロセス主建屋へのたまり水移送を10:52に開始。移送開始後に漏えい等の異常のないことを確認。移送は6月上旬まで、日中のみおこなう予定。工作建屋は16日に移送を完了。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 319KB)

09:55頃、固体廃棄物貯蔵庫前で作業前ミーティングに参加している作業者の全面マスクの片方のフィルタが外れていることを確認。その後、入退域管理棟で汚染検査を行い放射性物質の付着がないことを確認するとともに、Jビレッジでホールボディカウンタを受検し、内部取り込みのないことを確認。


その他


地下水バイパス、一時貯留タンクGr3-1の分析結果
地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.5KB)
運用目標を満足しており、明日、準備でき次第排水する。貯留量は798t、排水するのは640tを予定。排水時に海水のサンプリングを予定している(貯留タンクの各グループで、最初に排水する際にサンプリングを実施する予定)。

22日に雨水処理設備の処理水を構内散水した際のダストサンプリングと空間線量率
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水場所における空気中放射性物質濃度および周辺の空間線量率測定結果(PDF 46.9KB)

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果と1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は2日、2号機は8日、3号機は13日、4号機は15日に実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.0KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 74.8KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 76.5KB)
福島第一原子力発電所 4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.3KB)
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.3KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.3KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.5KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 86.8KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 78.2KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(3)(PDF 76.8KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 118KB)
共用プール建屋4月分。

敷地内外の降下物測定
福島第一原子力発電所敷地内外における降下物中の放射性物質の核種分析結果(PDF 46.5KB)


ニコ生
【5月26日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.5.26(水)17時30分 ~


おまけ


今日、規制委の第22回特定原子力施設監視・評価検討会があった。ここで、凍土遮水壁建造による地盤沈下について検討された。
地盤沈下は、凍土遮水壁を作ることによる悪影響のなかで最も懸念していたものだが、今日の検討で悪影響は生じないということが確認された。したがって、6月着工のスケジュールを妨げる理由はないと判断する。しかしながら、まだ検討されるべき論点は残っており、それらについては今後も検討を継続する。というのがこの日の更田委員の結論だった。
この回では、地元の大学からも委員として参加があり、規制のあり方(凍土遮水壁について今頃こんな事を議論してる場合か(これは、エネ庁のほうの会議(陸側遮水壁タスクフォース)では地盤沈下に関してずっと前に検討済みだということみたい)、ALPSみたいに初期不良でたびたび停止することのほうを県民はよほど心配しており、そっちの検討もきちんとしていただきたい)や広報の仕方(この検討会で示された判断について県民にも分かりやすい提示のしかたを考えてほしい)等についての意見があった。これらの意見について、規制委側からは特段の反応はなく(広報については東電に対してちゃんとやれよ的な発言はあったようだけど)、なんだかなって思った。
規制委のHPって、生データ(会議の動画とその際の資料)しかなくて、透明性は抜群かもしれないけど、よほど暇がないと読み解けないよ。要するに情報の垂れ流しなわけで、それじゃあ公衆は見てくれないよ、っていうのはすでに反省としてあると思うんだけれど(これについては2013年9月5日に書いてる)、規制委はこの辺をどう思ってるんだろう。東電のことを信用しない人にとって規制委はカウンターパートになりうるわけだから、東電がやってるくらいのことは規制委もやったら良いのではないか。東電のHPは最近は情報の垂れ流しだけじゃなくて、テーマ別のページとか企画ものの動画とか、一応色々試みてると思うよ。どれだけ効果があるのかは知らないけど。
福島県民は規制委の判断を聞いて安心したいのだ、と言う地元委員の指摘は、なるほどもっともだと思う。規制委・規制庁は、人手が全然足りないのかもだけれど、そういう期待にも応えてくれたらいいのにね。

(29日追記)凍土遮水壁は、1-4号機建屋のドライアップが完了するまで維持することになっているのだけれど、これに要する時間は最低でも7年、長ければ10年以上、という発言があった(これ、紙の資料には見つけられなかった)。これに関連して、専門家の委員から「私は凍土遮水壁には反対である」との意見あり(動画2時間22分過ぎ)。この委員の言うには、凍土方式はあくまで仮設の遮水壁を作る技術であり、7年以上維持するようなものにはふさわしくない。また、建屋周辺の土壌に残留しているであろう放射能は今後、半永久的に敷地内に閉じ込めるべきであり、この点においても恒久的な遮水壁の建造が望まれる。恒久的な遮水壁を建造する方式・技術は既にあるのだから、凍土方式にこだわらず、ふさわしい方式を組み合わせて恒久的な遮水壁を作るのが望ましいと考える。とのこと。これに対して東電からは、将来において遮水壁をどうするかについては決まったものはないので、必要な対策を講じていきたい、みたいな話だった。

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