気象庁 平成26年4月2日(08時46分)のチリ北部沿岸の地震で発表した津波注意報について
今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 91.3KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点
今朝のチリの地震による津波について、気象庁の予測では津波が来るとすれば高さは20cm-1mとのことで、今夜から明日にかけての海岸付近での作業(パトロール、海水のサンプリングなど)を中止、海岸付近の流されやすいようなものの片付けを行っている。今後の情報を注視し、対応していく。
1号機T/B地下たまり水移送、3月2日より停止していたが09:50-17:00に実施。移送先は1号機廃棄物処理建屋。
2号機T/B地下たまり水移送、3月27日より継続中。
3号機T/B地下たまり水移送、3月12日より継続中。
4号機燃料取出し作業で発生するキャスク内包水および洗浄水を貯めている共用プール低電導度廃液受タンクが満水になったので、09:55-12:35に高温焼却炉建屋へ移送を実施した。1月28日参照。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。
6号機T/B地下たまり水移送、3月6日より停止中。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月14日より停止中。
水処理装置、SARRY、3月14日より運転中。フィルター洗浄のため09:18-14:11に停止。起動後15:00に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を実施中。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。
B系:2013年6月13日に開始。
C系:2013年9月27日に開始。
3月18日のB系出口水放射能濃度上昇でA-C系すべて18日に停止。A、C系は25日に運転再開していたが、系統水の白濁が確認されたA系は27日に循環待機運転へ移行している。
B系のクロスフローフィルターの調査はまだ行っていない。フィルターの線量が高いために洗浄をする必要があり、その段取りを付けている段階。
H4エリアおよびH6エリアのタンクからの漏えいに関する項は、今日より変更や新規事項が無ければ記載しない。モニタリングデータは福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果を見よ。
T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)。
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約9,528m3。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 333KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 212KB)
2号機海水配管トレンチ凍結止水工事、13:35より挿入が完了した凍結管で凍結を開始。
その他
水処理週報。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第144報)
処理水貯槽(多核種除去設備ALPSで処理した水を貯めている分)の貯蔵量(68,953m3)には、18日に発生したB系出口水放射能濃度上昇で濃度の高い水が入っているJ1エリアDシリーズ9基の分も含まれている。
(5、6号機建屋地下の地下水の流入状況に関する調査は行っているのかとの質問に答えて)5、6号機は線量が比較的低いので、水面下の調査は行っていないが、見えるところの調査は行っている。建屋間のエクスパンジョン部(いわゆる建屋間ギャップ?)や継手部で地下水の流入を確認しており、補修できるところは補修をしている。これらの作業によって得られた知見は1-4号機の止水に役立てていく。
ニコ生
【4月2日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.4.2(水)17時30分 ~
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