リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年2月19日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 168KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、1月13日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日18日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、1月24日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2013年12月18日より停止中。
水処理装置、SARRY、2013年12月18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。12日よりA、B、C3系列による同時運転を実施中。
A系:2013年3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。
B系:2013年6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。
C系:腐食対策を講じて2013年9月27日に開始した。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(2013年8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを2013年12月10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 94.3KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 110KB)

23:25頃、H6エリアのC1タンクの上部より水がたれているのをタンクパトロールが発見。
H6エリアタンク上部からの水の垂れ落ちについて(2月20日公開)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約8,055m3
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 281KB)
観測孔の位置を示す地図で、No.2-9の位置が間違っていた(今まで、2-3号機間の南側に表示ていていたが、正しくは北側だった)。今日の分より正しい位置を表示している。

14:55頃、5号機T/B地下1階にある漏えい検知器(T/B南西側立坑ピット)が動作したことを示す警報が発生。当該検知器はT/B地下1階に設置されており、T/Bの外にあるトレンチ内に入り込んだ水を配管を通じてT/B内に導き容器で受けて検知するもの。現場を確認し、受け容器内にたまった水を排水したところ、水の流れは停止したことから、漏えいの継続はないことを確認した。また、たまった水は建屋内からの漏えい水ではなく、雨水または地下水と判断した。受け容器内の水を排水したことにより、15:06に同警報は解除された。
福島第一原子力発電所5号機タービン建屋地下1階における漏えい検知器の動作について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5号機タービン建屋地下1階における漏えい検知器の動作について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


昨日18日に、原子炉の温度を監視する温度計の点検で絶縁抵抗を測定していた際に、2号機RPV温度計(TE-2-3-69R)の抵抗値が0となった。温度計に短絡が発生しているものと推定。抵抗測定時に誤った電圧を温度計に与えたために短絡した可能性が否定できない。今後、当該の温度計の交換を実施するが、終了するまではしばらくかかる見込み。2号機圧力容器底部を監視する温度計は、もう1つ、VESSEL WALL ABOVE BOTTOM HEAD(TE-2-3-69H3)が残っており、LCO逸脱にはならない。
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
壊れたのは、追設した代替温度計の方。2012年10月3日に設置した。およそ13mの長さの配管の先にある圧力容器まで、手の感覚だけで入れていく(動画あり)。あれをもう一度やるのか。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第138報)(プレスリリース)
多核種除去設備ALPSの3系列運転が先週より始まっているので、処理水貯槽の貯蔵量が増加し、濃縮塩水受けタンクの貯蔵量が減少している(PDF資料3頁右肩の表)。

魚介類のサンプリング結果。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 22.0KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 15.3KB)
20km圏内と港湾内。

2、3号機でダストサンプリングと格納容器ガス管理システムでのガスサンプリングを実施。2号機は4日、3号機は6日。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 75.2KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 76.9KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.7KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.8KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 80.2KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 91.8KB)
共用プール建屋で1月11日-2月1日の間に6回実施。

昨日18日に、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第6回)が開催された。その際の資料。
【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況(2.61MB)
2、3号機海水配管トレンチ内たまり水の処理状況(4頁)。2月10日の吸着塔入口と出口での分析結果あり。
海側遮水壁工事の進捗(9頁)。現在、AおよびBブロックの埋め立てを実施中。
1-4号機取水路開渠内の海水モニタリング地点(27頁)。鋼管矢板の継手処理は3号機取水口前まで進捗。1号機取水口のシルトフェンスは1月31日に撤去、2-3号機取水口間の南側で護岸と遮水壁の間にシルトフェンスを設置してある。
モニタリングまとめ:護岸地下水(11-20頁)、建屋周辺(21頁)、港湾内(22-26頁)、1-4号機取水路開渠内(27-30頁)、地下水バイパスの調査孔と揚水井(31-33頁)、放水路(34-36頁)、H4エリア周辺(37-41頁)、港湾外(42,43頁)。
多核種除去設備ALPS B系の腐食対策有効性確認の結果(47頁)。B系はA、C系と比べ約1ヶ月間長い2ヶ月間の運転を実施していたが、A、C系と同様、腐食の発生および進展が大きく抑制されており、腐食対策が有効的であることを確認。また、ガスケット型犠牲陽極の消耗量は約1ヶ月間運転したA、C系と同程度で著しい消耗は確認されず。
【資料2】福島第一原子力発電所汚染水対策の対応(3.32MB)
堰の設置されていない場所の堰設置状況(1頁)。RO濃縮水受けタンク、廃液供給タンクなど、汚染水処理の過程にある鋼製角形タンクについて、堰の追設置をおこなっている。
堰のかさ上げ工事の進捗(6頁)。外周堰内のフェーシングの工期短縮のため、防草シートを敷いた上から樹脂を吹き付ける工法の有効性の確認を行っている。
タンク底板内面フランジ部の補修(9頁)。タンク上蓋に穴を開け、トイのような形の鋼材にシーリング材を塗布したものを入れてフランジ部に伏せるように取付ける、という工法を検討中。貯水した状態で施行が可能。補修開始目標は4月。
タンク増設、水抜き・リプレースの実施計画(12頁)。多核種除去設備(増設分も入れて)の処理量を1,960m3/day(1日当り処理能力が、ALPSで750m3×2、政府予算で作る高性能ALPSが500m3、あわせて2000m3に対して稼働率98%)として計画。これを実現するために、HIC交換の効率化、増設ALPSの処理容量の増加、などを検討中。来年度末までにすべての汚染水を処理するという目標(2013年9月19日参照)を実現したい。水バランスのシミュレーション(15頁)では、今年度末から来年度初旬にかけてタンクの余裕が小さくなる。この時期において、タンク建設の遅れや大雨、タンク漏えいなどの緊急事態が発生した場合は、第1段階として通常確保している空き容量のうち水処理に必要な分を除いた容量(17,900m3)を移送先として確保する。これで汚染水増加分の400m3/dayに対して45日分。さらに不足する場合はALPS処理に使う分(15,000m3)をALPS処理を停止して確保。これで35日分。この間にタンク供給の立て直し、フランジ型タンクの緊急調達、地下貯水槽の再使用、5・6号機建屋などの利用、等の対応を検討する。
B排水路の暗渠化工事の進捗(19頁)。写真あり。
排水路出口の付け替え工事(23頁)。計画ルートと工程。流末部をどこにするか(東波除堤の外か内か)はまだ検討中なので、仮設のラインを作っておいて、決まったら4月以降6月までに完成させる予定。
1号機T/B、高温焼却炉建屋の止水対策(2013年8月29日、9月4日、12月12日参照。27頁)。工事の進捗。写真あり。
【資料3】敷地境界における実効線量について(5.12MB)
資料3は、もとは14日の規制委の第18回特定原子力施設監視・評価検討会で説明したもの。
敷地境界での実効線量として、最新の評価では最大約8.07mSv/year(敷地南側。2013年12月13日参照)。このほとんどが敷地境界近くにあるRO濃縮塩水を貯蔵したタンクからの直接線およびスカイシャイン線である。「特定原子力施設への指定に際し東京電力株式会社福島第一原子力発電所に対して求める措置を講ずべき事項について」(H24年11月7日)において、敷地境界での実効線量はH25年3月までに1mSv/year未満とすることになっている(当時はこれを達成したが、その後、地下貯水槽からの漏えい等を受けた汚染水処理水の貯蔵計画見直しの結果、現状のようになっている)。これを達成するまでの規制のあり方として、H27年3月末までに2mSv/year未満、H28年3月末までに1mSv/year未満、という提案を規制委より受けた(第17回特定原子力施設監視・評価検討会)。この提案に対して、各廃棄物(気体廃棄物・液体廃棄物等・固体廃棄物)における線量低減対策および1mSv/year未満達成までの対応について検討した。
液体廃棄物の内、これまで管理対象になっていなかった排水路の水を管理対象とするために、検討をおこなう。実際には、各排水口付近における放射能濃度を定期的に測定し、その結果を用いた平均の濃度を評価する。H26年度中に、管理方法を確立する。また、汚染状況を改善するため、排水路や周辺の清掃などの対策を講じる。主な汚染源は、排水路底部の汚泥と、排水路に流れ込む雨水の汚染であると考えられる。対策としては、汚泥の撤去と、汚染した土壌と雨水の接触防止。このため、排水路や側溝の汚泥撤去と清掃、道路清掃、森林伐採、表土除去、天地返しなどを実施する。
RO濃縮塩水を貯蔵するタンクからの線量低減策としては、多核種除去設備(ALPS、増設ALPS、高性能ALPS)による処理、モバイル型ストロンチウム除去装置による処理(タンクに処理装置をつけて浄化処理をする)をおこなう。
固体廃棄物(RO濃縮塩水以外)では、実態に合わせた線源条件の見直し、保管エリアの受入れ上限値変更、遮へいの設置、など。
以上のような対策により、H27年3月末にはタンク以外の廃棄物で1mSv/year未満、タンクの汚染水からで1mSv/year未満、合わせて2mSv/year未満の達成を目指す。H28年3月末までには、引き続きタンクの汚染水からの影響を低減し、その他の分もH27年3月末の状態を維持・低減して1mSv/year未満の達成を目指す。
(2016年3月17日追記)ALPS運用開始の遅れ、地下貯水槽からの漏えいを受けたRO濃縮塩水の地上タンクへの移送、などにより、地上の貯留タンクに貯めてあるRO濃縮塩水の量が増えたため、敷地境界での追加的被曝線量が上昇した。地下貯水槽漏えい後の敷地境界での追加的被曝線量評価については、2013年5月7日、10月15日、12月13日を参照。

実施計画の変更認可申請の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
去年12月11日に変更認可申請、今年2月10日に一部補正を提出した分について。

通報基準・公表方法」を更新。
福島第一原子力発電所におけるトラブル等に関する「通報基準・公表方法」の更新について(PDF 382KB)
去年9月(2013年9月13日参照)より運用している基準について、これまでの運用実績等を踏まえ、実態に即して更新した。20日より運用開始。


ニコ生
【2月19日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.2.19(水)17時30分 ~

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