リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年11月15日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

1号機T/B地下たまり水移送、昨日14日より継続していたが10:17に停止。

2号機T/B地下たまり水移送、12日より継続中。

昨日14日に3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気が確認されていたが、今日07:50頃、湯気が見えなくなった。07:50の気温13.4℃、湿度84.8%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機T/B地下たまり水移送、6日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6日より停止中。
水処理装置、SARRY、8月1日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、対策を講じて10月28日に再開。
B系:6月13日より実施していたが、A系と同様の対策をするため8月8日に停止、再開は11月中旬の予定。
C系:対策を講じて9月27日に開始したが、対策の効果を評価するために3日より停止中(18日に再開の予定)。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
08:50頃、タンクパトロールでG6南エリアタンク(G6-C3タンク)の側板フランジ(下から2段目の縦継ぎ手フランジ)から4秒に1滴程度の滴下を確認。
G6南エリアタンク(鋼製円筒型タンク)フランジ部からの漏えいについて(PDF 182KB)
当該個所の線量は5cm距離でγ線+β線(70cm線量当量率)が35mSv/h、γ線が0.03mSv/h。タンク上部からタンク天板と水面の距離を測定した結果は52cmで、隣接するG6-C2タンクと同じ。漏えい個所のボルトを増し締めし、11:30頃に漏えいの停止を確認。念のため漏えい個所の下に受けパンを設置。G6南エリアの堰内には深さ約11cmのたまり水があり、核種分析の結果は134Csと137CsがND、全βが5,200Bq/L。15:59-16:50にG3エリア空きタンクへ堰内たまり水を移送した。G6-C3タンク貯水の核種分析結果(10:20採取)は134Csが1.5×103137Csが2.7×10360Srが4.5×102125Sbが2.0×104、全βが7.8×107[Bq/L]。堰内たまり水とタンク貯水の全β濃度比とたまり水の量(約1.53×105L)より、漏えい量を約11Lと評価。
12:50頃、G6南タンクエリアドレン弁(G6-C8タンク北側)近傍ににじみが確認されたが線量は確認されず、汚染水が堰外に出ているという状況ではない。
福島第一原子力発電所構内H4エリア、Bエリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 129KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 104KB)
観測孔E-10のトリチウムが11,000Bq/Lで、前回(6日採取分)の7,700Bq/Lに比べて上昇しており、監視を続ける。
福島第一原子力発電所構内G6南エリアタンクからの水の滴下について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内G6南エリアタンクからの水の滴下について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内G6南エリアタンクからの水の滴下について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内G6南エリアタンクからの水の滴下について(続報3)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内G6南エリアタンクからの水の滴下について(続報4)(報道関係各位一斉メール)

地下貯水槽No.5の浮き上がり対策(8月21日参照)を開始した。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約5,647m3
2、3号機海水配管トレンチ内のたまり水を浄化するモバイル式処理装置の通水確認を3日より実施していたが、確認が終了したので3号機側の処理の本格運転を12:35に開始(2号機は昨日14日より開始している)。モバイル式処理装置の概要については11月11日の汚染水対策現地調整会議の資料4頁を参照。
タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 967KB)
モニタリングまとめグラフ、地下水位の状況、地盤改良工事の進捗、モニタリングデータ表。


その他


4号機使用済燃料プールからの燃料取出し作業は、作業手順などのレビューや最終確認などが終了し準備が整ったので18日より開始する。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールからの使用済燃料取り出し作業について(PDF 472KB)
一定量の取出しが終了した時点でいったん作業を中止し、作業内容の確認・評価をおこなってその後の作業に万全を期す。最初は新燃料のみで作業をおこなう。現在4号機の使用済燃料プールに保管している燃料の発熱量は、燃料集合体1体あたり最大でも1kW弱程度(家庭用のヘアドライヤーくらい)であり、燃料の発熱が原因で新たな放射性物質の放出が起きるような事態は考えにくい。
福島第一原子力発電所4号機からの燃料取り出しにかかる安全対策等(PDF 15.9KB)
想定されるリスクについて事前に洗い出し、対応を検討。燃料やキャスクの落下、使用済燃料プールの冷却停止、燃料のかじりの発生、漏えいを確認した燃料(燃料被覆管に損傷があって、中に封じ込められていた放射性ガスが外部へ漏えいしているもの。燃料自体が漏えいしているのではない。ピンホールの開いた漏えい燃料の取出しは通常の作業において既に実績がある)の取り扱い、地震、火災、などなど。
福島第一原子力発電所4号機燃料取り出し作業に関わる社内外レビュー結果概要(PDF 17.3KB)
社内外からのレビューで寄せられたコメントと対応。
構内用輸送容器の吊り上げ・下げ実機確認(2:57)(動画)
模擬燃料を用いた燃料取扱機の最終確認(2:24)(動画)
核物質防護などに関わる機微情報を含むので一部モザイクがかかっている。
4号機使用済燃料プール等からの 使用済燃料取り出しに係る安全性に ついてのコメントへの回答(PDF、規制委の特定原子力施設監視・ 評価検討会(第7回) 資料)
キャスクの32m落下に関する評価などについて記載あり。以前にキャスクの落下試験を電中研で実施していて、その際の落下高さは17mだった。今回の燃料取出しでは、キャスクが移動するルートの中で最も大きい落下高さ(地上からオペフロまで吊り上げる所)が32m。で、17m落下試験の結果から評価すると、今回、キャスクが32m落下して生じる可能性があるのは、キャスクのふたの気密破れと中の燃料棒の損傷(臨界は生じない)。この2つが起きるとして想定される最悪のケースは、キャスクの中に入っている燃料集合体22体分の燃料棒すべてが損傷して放射性の不活性ガスとヨウ素がふたのすきまから漏れ出てくるというもの。この場合の敷地境界における被ばく線量が10月31日のロードマップ進捗の資料で説明された5.3×10-3mSvという数字。

多核種除去設備ALPS C系の腐食対策の有効性確認。
多核種除去設備C系統腐食対策有効性確認結果について(PDF 374KB)
バッチ処理タンクのライニングの健全性、溶接線・フランジ面の腐食状況や犠牲陽極の侵食度などを見たが、いずれも異常なく対策の有効性が確認された。C系は18日にホット試験再開の予定。バッチ処理タンク漏えい発生以降の経緯と対策まとめは10月28日、腐食原因調査結果と対策の詳細は8月29日のロードマップ進捗の項などを参照。

今日、第9回汚染水処理対策委員会があった。その際の資料。
【資料4】東京電力株式会社からの報告(1.35MB)
海側遮水壁の進捗(1頁)。鋼管矢板打設は第1工区(港湾内)で369/404本、第2工区(港湾外)で57/191本が完了(1頁)。第1工区の工事が先に進んでいるが、港湾内の鋼管矢板をすべて打設して閉塞が完成すると、護岸エリアの地下水が第2工区の方から港湾外へ流出するおそれがある(4頁)。したがって、第1工区の残りの部分は第2工区の閉塞完了後、来年の竣工予定(9月末)の直前におこなう(3頁)。
下部透水層の水質調査(6頁)。T/B海側に2本掘っているうちの1本(H25J④、3号機の海側)で結果が出た。13日採取分の134Cs、137Cs、全βはいずれもND。トリチウムと90Srは分析中。下部透水層の水質調査については10月4日を参照。

(13、14日の1号機ベント管下部周辺調査の結果について質問に答えて)サンドクッションドレン管は、サンドクッションからトーラス室への出口までの部分は鋼製、そこから下流側は塩ビ製(13日のPDF資料2頁右図)で、水が流れ出ているのが見えた部分がちょうど継ぎ目の所。この継ぎ目より下流側にあった塩ビ製の部分が脱落している。この脱落が起きた原因はまだ不明だが、脱落した部分が塩ビ製なので熱の影響もあるかもしれない。もう1ヵ所の流水はS/Cの頂部あたりから発生している可能性があり、そうだとすればS/C内部の水位は満水に近いということになる。トーラス室内のたまり水水位はS/C頂部より低いので、もしS/Cの底部のほう(たまり水の水面下なので確認できていない)から漏えいが発生していればS/C内部の水位も低くなるはずで、そうでないならばS/C底部には大きな損傷がないということが言える。


ニコ生
【11/15・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.11.15(金)17時30分 ~

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