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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年8月30日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 152KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

1号機T/B地下たまり水移送、26日から停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、7月17日から停止中。
水処理装置、SARRY、1日から運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験、A系は3月30日より実施していたがバッチ処理タンクからの漏えいで6月16日に停止し、現在、補修作業中。B系は6月13日より実施していたが、A系と同様の補修作業を実施するため8日に停止。

19日に確認されたH4エリアタンクからの漏えいの件。
今日の規制委の特定原子力施設監視・評価検討会第5回汚染水対策検討WGの資料。
(汚染水対策検討WG第5回資料)H4タンクエリアにおける汚染水の漏えいについて(PDF 11.3MB)
底板フランジ部の構造(6頁)。Type-1: フランジの上面にシーリング材、Type-2: フランジのまわりにモルタルを盛ってある、Type-3、4: Type-2よりモルタルの幅が広い、Type-5: フランジ面に溝を切ってOリングのように止水材をはめてある。止水材は水膨張性止水材ともう1種類あり、厳密にはフランジ部の構造は全部で6種類ある。今回漏えいのあったタンクはType-1。
バブリング試験(9頁)。準備作業中で、まだ結果は出ていない。
タンクの水張り試験(13頁)
地表面の線量調査(15頁)。26日に報告した漏えいタンク南側でドレン弁が高線量だった件で、ドレン弁付近の調査を実施した。当該のドレン弁の近くでやや高い線量を確認(19頁。測定点80、81)。
漏えい面積の想定(12頁)。漏えい率から長さ25mm、開口(すきま)1mm。
汚染土壌の回収状況(20頁)
地下水バイパス調査孔の分析結果(22頁)。採取した地下水の放射能濃度は4月以降、変化なし。
構内の不圧地下水位(25頁)。漏えいタンクのあたりはおよそ地下5mに地下水位がある。
排水路の放射能濃度(27頁)。B-C排水路合流点(C-1)で最近、上昇が見られる。さらに上流と下流に採取点を増やす。
今後のパトロール体制(29頁)。60名に増員。目視確認、線量測定、サーモカメラによる水位測定を実施。1日4回(線量測定は2回、水位確認は1回)。
ドレン弁の閉運用にともなう雨水の扱い(34頁)。漏えいタンク内にあった水を希釈したものを試料としてラボ実験を実施。陽イオン交換ろ紙に試料を吸引ろ過したものをGMサーベイメーターで直接計測し、90Sr告示濃度超過の有無を判別できることを確認。この結果をもとに、コンクリ堰内にたまった雨水の汚染の有無を評価する方法を詰めていく。←のちのSr簡易測定。RO濃縮水はCsを除去してあるため主要なβ核種は90Srだけなので、全β濃度から90Srを定量できるのではないかというのでやってみた、という話。タンクエリアの堰内雨水も汚染源はタンクに貯留しているRO濃縮水なので、同じ理屈で90Srが測れる。
委員会等での指摘と対応のまとめ(38頁)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(PDF 9.46KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れの影響に関するサンプリング結果(PDF 6.87KB)
29日採取分の地下水バイパス揚水井No.7-10。トリチウムは38-470Bq/L、全βはすべて検出限界値(16Bq/L)未満。2012年12月から2013年3月に分析した揚水井No.1-12のトリチウムは9-450Bq/L。法令値告示濃度は60,000Bq/L。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて(続報16)(報道関係各位一斉メール)
タンクの耐震性について質問に答えて)タンクは耐震Bクラス、0.3Gの地震動に耐えるよう設計している。地面にはアンカーボルトによる固定はしていない。これにより地震の際はタンクが滑ることで一種の免震構造となる(タンクをボルト固定すると地震の際に固定した個所に応力がかかることになる)。タンクの配置、間隔などはこの地震時の滑りを考慮している。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.1、No.2のドレン孔水をくみ上げてそれぞれの貯水槽へ還流。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日16:00までの集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約1069m3
2・3号機海水配管トレンチ内のたまり水の放射能濃度を低減するため、モバイル式処理装 置の設置工事を来月9月2日より開始する。
今日の規制委の特定原子力施設監視・評価検討会第5回汚染水対策検討WGの資料。
(汚染水対策検討WG第5回資料)タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況と対策(PDF 2.27MB)
護岸エリア対策の進捗と計画(4頁)。1-2号機取水口間の山側地盤改良は今朝の時点で335本中82本完了。2-3号機取水口間の海側地盤改良は29日に開始、今朝の時点で249本中4本完了。3-4号機取水口間の海側地盤改良は今朝の時点で132本中13本完了。
地下水位の状況(8頁)。観測孔No.1-4の地下水位が間欠的に上昇するが、その時間帯は近くの地盤改良工事の作業時間と一致していること、休工日には見られないことから、この地下水位上昇は工事の影響と見ている。地盤改良で注入している薬剤と混ざった地下水がNo.1-4の孔口まで上昇してきており(9頁に写真)観測結果に影響していると考えられるため、この観測孔の代替の設置を検討する。
地盤改良の効果(10頁)。地下水位とウェルポイントによる地下水くみ上げの状況の時系列。
2号機分岐トレンチ閉塞工事(12頁)。いったん抜いた水がその後10m3/day程度で増えている(14頁)。この間、たまり水の放射能濃度は低下している(15頁)が、これが地下水の流入によるのか、ここに元々あった水よりも濃度の低い現在のT/B地下とつながっている上流のトレンチ内の水が入ってきているのか、どちらかはまだ分からない。今後、ここを充填材で閉塞しつつ水抜きをおこなっていくので、その際の濃度変化からどちらなのかを見極めていく。この分岐トレンチ内のたまり水水位は周辺の地下水位よりも高かったので、いま地下水の流入があるとすれば水抜き前は中の水が流出していた可能性がある。
(9月6日追記)ここは、水位とたまり水の核種分析から、外部との水のやり取りは無いと評価されていたところ。7月29日参照。
モニタリングデータまとめ(17頁)
ウェルポイントでくみ上げた地下水の濃度と流出量評価との比較(22頁)。1日あたりの流出量試算値と比べると、ウェルポイントでくみ上げた放射能量はトリチウムで30%程度。全βは試算の最大値と最小値の間に入ってるが137Csは試算値を大きく下回る(流出量評価の際に、地下水のCsが足りないことから汚染水の直接流出が示唆されている)。実際の海水の放射能濃度にはまだ低下傾向は見られない。ウェルポイントの地下水の濃度は低下傾向にあり、くみ上げによって汚染の影響が低減できているかもしれない。
流出量評価(24頁)
福島第一原子力発電所 地下水観測孔の地下水位について(PDF 47.8KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 65.1KB)
29日採取の観測孔No.1でやや高い値が出たので、再度サンプリングをおこなう。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 66.3KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その3)(PDF 49.2KB)
今日30日採取の観測孔No.1の結果。26日と同程度まで下がった。
福島第一護岸「地下水観測孔No.1-2」試料のろ過処理による放射能濃度変化について(PDF 7.73KB)
まとめの表。

その他


3号機R/B上部ダストサンプリングの結果。12、19日に免震重要棟前でダスト濃度が上昇した件で。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.7KB)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋がれき撤去作業中の構内ダストサンプリング結果(訂正版)(PDF 117KB)
昨日29日に飛散防止剤を撒いた上でガレキ撤去作業を行いながらサンプリングを実施した。22日に作業をしていない状態で実施した結果(134Csが1.2×10-3Bq/cm3137Csが2.6×10-3Bq/cm3)と比べて高い値(134Csが8.1×10-3Bq/cm3137Csが1.7×10-2Bq/cm3)がでた。また、周辺(企業棟、免震重要棟前、1/2号機開閉所、3/4号機法面)でも同じような時刻にサンプリングをおこなったが、22日の結果と比べて系統的な違いは無い。

T/B地下たまり水の核種分析結果。3、4号機22日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 8.10KB)

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画の変更認可申請について(PDF 419KB)
4号機使用済燃料プールからの燃料取出しに関係する部分を加筆・充実。
輸送に使うキャスクはNFT-22B型(5頁)で、健全な燃料のみ収納可能。ガレキの落下により燃料棒が損傷を受けていないかどうかを評価するために、落下ガレキ衝突実験を実施した(8頁)。その結果、上部タイプレート(ハンドル)の変形量から燃料被覆管への影響を評価できることを確認した。変形量を調べる専用治具を製作し、燃料を取出す前に燃料棒の健全性を評価する。また、燃料集合体を吊り上げる際に、燃料ラックとチャンネルボックスの間にガレキがはさまって「かじり」の発生する可能性がある。燃料取出し前に可能な範囲でガレキを撤去し、吊上げ速度は1cm/sec(最低速度)、荷重を監視しながら吊上げ、荷重が変化したら自動的に停止する。燃料がかじったら作業を停止し、落下防止治具を取付けてその後の作業を検討する。

月末なので、作業者の被ばく状況評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)

(TV番組で、発電所敷地内にかつて川があったのを廃止しているという指摘があったがどこか、という質問に答えて)発電所付近は台地で、元々敷地内を通る川というのはなかった。この台地に降る雨が集まって海まで流れる沢はあったが、造成によりなくなる、または敷地内の排水路に整備された。

今日、規制委の第3回東京電力福島第一原子力発電所における事故の分析に係る検討会があった。
資料1-1:1号機原子炉建屋4階での出水事象に係る検討の報告について【PDF:170KB】
(動画)地震時におけるプール水のスロッシングのシミュレーション結果【WMV:17MB】
資料1-2:東京電力福島第一原子力発電所1号機4階における出水事象に関する検討について【PDF:3.1MB】
資料2:4号機原子炉建屋における水素爆発に関する現地調査結果について【PDF:427KB】
資料3:1 号機A 系非常用交流電源の機能喪失について【PDF:78KB】
資料4:3号機使用済燃料プール内の臨界の可能性及び白煙の発生について【PDF:1.4MB】


ニコ生
【8/30・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.8.30(金)17時30分 ~



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