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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年7月5日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 28.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

3号機の原子炉注水量が変動したので、05:35に調整
給水系2.4m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系は3.5m3/hで継続。

1号機窒素封入変更試験(6月17日参照)のため、3日に3回目の封入量変更を実施、現在は格納容器への封入量は0、圧力容器への封入量は30m3/h。各種パラメータを監視している。
福島第一原子力発電所1号機窒素封入試験における監視パラメータの状況について(7月5日12時時点)(PDF 108KB)

2号機への原子炉注水で、09:36-11:13にCST炉注水系による実炉注水確認を実施。現場の炉注水量は給水系が2.0m3/h、炉心スプレー系が3.5m3/h。現場に異常ないことを確認。3日にCST炉注水系による実炉注水確認を実施したが、4日に炉注水のラインナップが正しくないことを確認して修正、今日再び実施した。この確認試験の終了をもって保安規定第136条第1項(保全作業を実施するため計画的に運転上の制限外へ移行)の適用を解除。
これにより、1-3号機炉注水はCST炉注水系による運用を開始した。
福島第一原子力発電所復水貯蔵タンク(CST)を水源とした1~3号機原子炉注水の運用開始について(PDF 187KB)
原子炉注水系の信頼性が向上(耐震性・耐津波性の向上、ポンプ起動・流量調整を免震重要棟から遠隔操作することによる作業者の被ばく線量低減、各号機同一仕様による運転性・メンテナンス性の向上、など)。また、原子炉注水ループが4kmから3kmへ短縮した。
2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、3日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、実施せず。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月27日から運転中。新しい吸着材の性能確認のためSARRYと並列運転をしている。
水処理装置、SARRY、5月28日から運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験、A系(3月30日-)とB系(6月13日-)で実施中だが、A系はバッチ処理タンクの漏えいで6月16日から停止中

03:45頃、5号機中央操作室を巡視しえいた当直員が、2台ある非常用ディーゼル発電機(D/G)のうちD/G(B)の待機不全ランプが点灯している(待機状態にない)ことを確認(D/G(A)は待機状態にある)。その後の調査で、D/G(B)の燃料ハンドルの位置が通常位置にきちんと入っていなかったために燃料ハンドルの位置検出回路(リミットスイッチ)への押し付けが不十分で待機不全ランプが点灯したのが原因(燃料の供給自体に問題はなかった)と判明。燃料ハンドルの位置を戻して待機不全ランプの消灯を確認。16:23からD/G(B)の確認運転を開始、停止操作において空気貯層の空気圧が低いことを確認。今後、空気貯層の空気圧低の原因調査を行うため、D/G(B)待機除外状態を継続。
福島第一原子力発電所5号機非常用ディーゼル発電機における待機不全ランプの点灯について (報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5号機非常用ディーゼル発電機における待機不全ランプの点灯について(続報) (報道関係各位一斉メール)

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてNo.2貯水槽へ還流。
No.1の残水希釈で、40m3のろ過水を注水。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 444KB)
海水の採取場所、地下水の採取場所(ボーリング個所)の詳細、1-2号機間の護岸の地盤改良工事の場所と内容(図解)、採取頻度の表、これまでの分析結果のまとめ、など。観測孔No.1-1は海から4mのところで、護岸の地盤改良工事で閉塞する。その後の代替の観測孔については検討中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 14.8KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 13.2KB)
観測孔No.1-2の結果(5日採取分、最初の結果)が出た。全βが900,000Bq/Lなど。
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報5) (報道関係各位一斉メール)
モニタリングの結果をスプレッドシートにまとめました→トリチウム全β90Sr


その他


2号機TIP案内管の健全性確認を8日より2週間の予定で実施する。2月末に実施した際に、付着物やスイッチ類に阻まれて途中までしか行かれなかったので、ダミーTIPケーブルの先端にくさびを取付けたものを使って再びトライする(4月26日のロードマップ進捗の項を参照)

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、計器の定期点検にともない8-12日に停止する(停止時間は約102時間を予定)。11:00のプール水温は24.2℃、冷却停止時のプール水温上昇率評価値は0.137度/h、停止中のプール水温上昇は約14度の見込み(運転上の制限値は65℃)。

魚類の移動防止対策として港湾口に底刺し網を設置(2月8日実施、5月9日に2重化。2月8日、5月8日参照)しているが、恒久的な対策として底刺し網の代わりにブロックフェンス(3月27日参照)を設置する作業を7日より開始する。1週間ほどの予定。底刺し網は船舶の運航の際に開閉していたが、ブロックフェンスは設置後はそのままで、船舶はその上を航行する。

作業者の被ばく線量の再評価を実施した。
福島第一原子力発電所 内部被ばく線量再確認作業にともなう「被ばく線量の分布等」の修正について (プレスリリース)
東電の出している作業者の被ばく線量と、作業者の所属する企業の出している線量の確定値との間に差があるので、これについて厚労省が確認を進めていた(5月31日参照)。この結果、厚労省から内部被曝の評価方法について統一するよう指導があり、被ばく線量を再評価し、修正後の線量分布表を厚労省へ提出した。
統一された評価方法は、1.作業開始日に全量を急性摂取したとする(作業日程の中間日に摂取したとするケースがあった)、2.131I・134Cs・137Csのみを対象とする(132Teと132Iは1の条件を適用することによる保守性によってカバーされると考える)。この変更により、東電で32名、協力企業で447名、合計479名の内部被ばく線量が変更になり、東電社員の3名が「5年で100mSv」の線量限度を超過した(再評価の対象となったのは緊急時作業(2011年12月まで。STEP2終了までだっけ?)に従事した19,592人)。

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