リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年4月12日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 137KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機トーラス室調査2日目を実施。
福島第一原子力発電所2号機トーラス室調査について(PDF 183KB)
R/B1階床に開けた穴(3月25日参照)から機器を入れてトーラス室内を調査した。
1日目(昨日11日、最大被ばく線量1.65mSv)は、温度・線量測定と画像取得。線量はトーラス室の天井で6.2mSv、たまり水の水面直上が最大で134mSv。水面の位置はO.P.3260mm(水の深さは5.3m)。水面下1.5mで階段の踊り場(約O.P.1700mm、水面下約1m)と干渉したため、床までは行かれなかった。室温は約20℃、水温は約25℃。たまり水の透明度は約100cm以上。
福島第一原子力発電所 2号機トーラス室調査について(1:40)(動画)
さび等は確認されたが、大きな破損は認められず。今後、詳細に評価する。45秒過ぎ、階段踊り場が見える。トーラスの外側(朱色に塗ってあるところ)が白く汚れているのは、海水の塩分が乾いたもの、もしくはほこりなどではないかと思う。
2日目(今日、最大被ばく線量2.59mSv)は、たまり水と堆積物の採取。床まで行かれないので、階段踊り場で採取を実施。たまり水は約500cc(容器表面線量は約0.1mSv/h)、堆積物は約5cc(容器表面線量約0.1mSv/h)。
2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続していたが09:38に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽から漏えいの件。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月12日)(PDF 48.2KB)(4月13日公開)
前日とほぼ同じ。
昨日発生したNo.3からNo.6への移送ラインでの漏えいの調査結果。
地下貯水槽No.3上配管フランジ漏えいの原因と対策(PDF 98.6KB)
調査のためにフランジを分解する前にフランジ面間隙測定をした結果、間隙の不均一とつぶれ代の拡大を確認した。ガスケット、フランジには割れ、傷、変形などはなかった。このフランジは2012年12月ライン完成後、今回の使用まで乾燥した状態であったこと、使用していないために保温材の取付け作業の優先順位が低く春まで外気にさらされて温度変化が大きかったこと、などにより、締め付け状態の変化(つぶれ代の拡大、ボルトのゆるみ)が生じたものと推定。対策はPDF資料4頁。漏えいした水がしみ込んだところの覆土はさらに掘って(深さ30-60cm)撤去し、地表面線量で最大0.05mSv/h(β+γ)になった。
移送の状況
地下貯水槽の移送状況について(4月12日16時現在)(PDF 20.6KB)
地下貯水槽水位データ(PDF 20.7KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/12 16:00現在)(PDF 15.7KB)
No.3からNo.6への移送は類似個所の点検などをおこなった後、21:56に再開、23:00に移送ラインに漏えいのないことを確認した。
地下貯水槽の今後の移送計画について(PDF 22.6KB)
緊急時の予備として想定している復水器H/W他の容量は調査の結果、17,400m3
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4月12日)の作業実績(PDF 1.75MB)
No.2の漏えい原因調査。漏えい検知孔のパイプ貫通部を露出させて目視で確認したが、異常は見られなかった(PDF資料1頁の写真の黒塗りは漏えい検査をした作業者の氏名)。
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1の北東側(10:07-10:08、13:55-13:57)と南西側(11:05-11:07、14:35-14:27)で実施。No.2でも今日から開始。北東側(15:18-15:19)と南西側(16:05-16:06)。No.3では仮設ポンプの設置を完了。くみ上げは明日以降に実施の予定。
モニタリング強化。引き続きボーリングを実施。また、既設の観測孔(地下水バイパス調査孔A、B、C)で11日に採取した水の分析を実施。塩素濃度は9-16ppm、全β核種濃度はND。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報42)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報43)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報44)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報45)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報46)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

4日にキャスク仮保管設備に輸送した乾式貯蔵キャスクに計器(表面温度センサーと圧力センサー)を取付けて免震重要棟から遠隔監視が可能となったので、乾式キャスク仮保管設備の運用を21:00に開始した。

8日に切れているのが確認された5、6号機取水口付近に設置したシルトフェンスの修理が完了した。


その他


魚介類のサンプリング結果。20km圏内海域(3月16、22、26、27、29日採取分)と1F港湾内(3月6、7、8、13、16、22、26、28日)。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 97.0KB)
今回の分析の最高値は、港湾内で採取されたアイナメ(港湾口付近)とムラソイ(東波除堤付近)がいずれもCs合計で430,000Bq。

実施計画の補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の補正について (プレスリリース)
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画の一部補正について(PDF 123KB)
3月22、29日に続き、全体補正の3回目。

研究開発プロジェクトのH24実績評価及び実績評価及びH25見直しの方向見直しの方向性(11.4MB) (PDF)

今日、規制委の第8回特定原子力施設監視・評価検討会が開かれた。


おまけ


何もしなければトラブルも起きない。何かすれば必ずトラブルの起きるリスクは生じる。そして、何もしなければ現状も維持できない。結局は、どこまで慎重にやるか、どれだけ時間的猶予があるか、それでトラブルのリスクをどこまで下げられるか、どこが最適値なのか、という予測の問題だ。決して漏らさない、なんていうのは、かつて「安全神話」とよばれていたものなのに、またそれをマスメディアは要求するのでしょうかねぇ。東電の側も、謝ってばかりじゃなくて、そういうことについての理解を求めるようにするんじゃないの?



ニコ生
【4/12・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月14日 - Twilog
平成25年 4月12日(木)17時30分~ 東電会見 質疑 : H25.4.12

0 件のコメント:

コメントを投稿