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2012年12月25日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 96.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、21日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、7日から停止中。
水処理装置、SARRY、7日から運転中。

11:04頃、5、6号機低レベル滞留水タンクエリア周辺(屋外)のサンプリング配管から水が漏れているのを確認。
福島第一原子力発電所5・6号機低レベル滞留水タンク周辺における水漏れについて(PDF 99.4KB)
漏れた水は1m×1mの範囲の地面(砂利)にしみ込んでいる。周辺に排水溝などはない。漏えい量はポンプの流量(20m3/h)と漏えい時間(2秒)から、最大で10Lと推定。漏えい水の核種分析結果は、全γ核種が4.3×10-1Bq/cm3で、5、6号機滞留水タンク水(10月3日採取分で6.6×10-1Bq/cm3)とほぼ同じ。
当時、5、6号機のたまり水移送配管をPE管化した後の漏えい確認を行っていた。漏えいのあったサンプリング配管のバルブも確認していたが、実際には十分に閉まっていなかった。

09:50にメガフロートの本係留を実施。昨日、港湾内の北側に移動し仮係留していた。
福島第一原子力発電所 メガフロート港湾内移動画像


その他


4号機R/Bの耐震安全性評価で、熱伝導解析モデルにおいて壁・床の厚みを4分割して扱っていたのを10分割に変更して再評価した。評価結果は変わらず。
当社福島第一原子力発電所の原子炉建屋の現状の耐震安全性および補強等に関する検討に係る報告書の原子力規制委員会への提出について(その1)(追補版)(改訂2)(プレスリリース)
「福島第一原子力発電所の原子炉建屋の現状の耐震安全性および補強等に関する検討に係る報告書(その1)(追補版)(改訂2)」の原子力規制委員会への提出について(PDF 205KB)

施設運営計画と特定原子力施設に係る実施計画の変更
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書の変更について(プレスリリース)
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の補正について(プレスリリース)
『福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』の変更および『福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画』の補正について(PDF 351KB)
乾式キャスク仮保管設備に設置するエリア放射線モニターの仕様が確定したので、記載を追加。
乾式キャスク仮保管設備の基礎及びコンクリートモジュールの再評価。誤り(11月7日参照)をなおした。
輸送貯蔵兼用キャスク(30基)に係わる安全評価を追記。
一時保管エリアQの設置及び一時保管エリアA1・A2の仮遮蔽。構内北側にあるエリアBの比較的線量の高いガレキを構内中央に新設するエリアQへ移動。エリアA1・A2のガレキを土のうで覆って仮遮蔽をする。これらにより、北側敷地境界線量は約0.4mSv/yearとなる。1月下旬より実施予定。


中長期対策会議運営会議第13回会合。
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況
2号機TIP案内管活用の検討(通し番号で3頁)。10月に代替温度計を設置したSLC配管と並行して活用を検討してきたTIP案内管の健全性確認のため、新規隔離弁ユニット(ガイドパイプ・フラッシングライン・ドレンラインおよび隔離弁から成る。TIP案内管の格納容器外側にあるバルブアッセンブリのボール弁を残して爆発弁より手前を撤去して設置。残したボール弁と新規隔離弁の開閉は有線で遠隔操作できる)を12月中旬に設置。ボール弁を開いて確認したところ、圧力容器からの炉水やガスの逆流はなく、線量率も変化せず。前回6月20日の調査(6月25日の中長期対策会議の項参照)以降の調査で、TIP索引装置は4系統全てで「Ch.1」位置にあると判断。今後、TIP案内管の健全性の確認、温度計挿入を含めた炉内状態把握のための活用方法について検討する。
2号機S/Cへの窒素封入(13頁)。2号機でも1号機と同様に、D/W圧力減少操作にともなって水素ガスとKrの濃度が上昇するので、1号機で実施したS/Cへの窒素ガス連続封入を2号機でも行う。4月以降に実施の予定。なお、3号機では1、2号機のような水素ガス濃度の上昇は見られず、S/CとD/Wは隔離されている(PCV内水位が高い)と考えられるので、S/C内の状態について最適な確認方法を別途検討していく。
窒素ガス分離装置(C)の新設(21頁)。現在、常用の2台を並列運転しており待機号機がないため、長期間のメンテナンス期間の確保が難しく、また、設備の劣化が促進されている。このため、常用の装置を1台新設し、3台運用(2台運転、1台待機)にすることで、窒素供給の信頼性を向上する。3月上旬に運用開始の予定。
地下水バイパス実証試験(28頁)。14日に開始、約3週間の予定。パイロット揚水井からポンプでくみ上げた地下水の流量と水位の変化を計測し、地盤の水の通しやすさを確認する。くみ上げた地下水はもう一方の揚水井に復水する。試験開始に当たりくみ上げた地下水の137Csが検出限界(0.1Bq/L)未満であることを確認。今後、さらに詳細な核種分析を実施する。
多核種除去設備、HIC落下試験(31頁)。これまでの追加試験の結果から、上蓋押さえ構造(逆さに落ちると上蓋が外れる)、HIC本体と補強体の間の緩衝構造(これにより衝撃時のHICの歪みを補強体で拘束する)、HIC形状不連続部の補強(溝部に損傷が発生する)について検討・対策し、健全性を評価する。
今月の敷地境界線量低減の状況(52頁)。最大値は北エリアで9.83mSv(液体廃棄物の放出はなし)。
2号機ブローアウトパネル開口部閉止(55頁)。閉止パネル架台(2ブロックで構成)は13日に1ブロック目、18日に2ブロック目の設置を完了(写真あり←PP(核物質防護)上問題ありとのことで2013年1月9日に削除されたらしい)。閉止パネル扉を閉じるのは24年度末の予定。
今月の追加的放出量評価(58頁)。先月と変わらず0.1億Bq/h(1号機0.002億Bq/h、2号機0.007億Bq/h。3号機0.02Bq/hは前月0.001億Bq/hより多いがダスト濃度は変わらず風量が増えたものと評価)、これによる敷地境界での被ばく線量は0.03mSv/year。
港湾内海水中の放射能濃度低減(61頁)。前回(12月3日)提示した調査項目の結果。1-4号機スクリーンポンプ室内の海水の137Cs濃度は今までの取水路開渠内海水の変動範囲内、護岸付近に設置した調査孔(地下15m)から採取した地下水の137Cs濃度は検出限界未満であり、これらから新たに放射性物質が供給されている可能性は無いと考える。3号機で交換したシルトフェンスに付着していた放射性物質は少ない事が分かり、シルトフェンス交換による海水中濃度低減効果は有意なものではないと評価、他のシルトフェンスは交換しない。1-4号機取水路開渠内南側で高い137Cs濃度は北側ではやや低く、開渠外(物揚場前など)ではかなり低い事から、シルトフェンスにより海水の流れが妨げられ汚染拡散抑制に一定の効果があるものと考えられる。現在運転中の循環型海水浄化装置は改良を加えるなどした(4月23日参照)が効果は上がっていない。新しい浄化装置を2-4号機シルトフェンス内側の狭いエリアに設置して効果を確認する。
3、4号機R/B上部ガレキ撤去作業進捗(69頁)
2号機R/Bオペレーティングフロアのガンマカメラによる調査(77頁)。ブローアウトパネル開口部閉止パネル架台にガンマカメラ(JAEA開発のγ-eye II)を置いてオペフロの汚染状況を調べる。今後の燃料取出しの準備として除染・遮蔽をおこなうにあたっての作業計画に資する。
レーザースキャン技術を活用した3DCAD化の検証(91頁)。被災、爆発などの影響で元々の状況と変わってしまっているR/B内の状況をレーザースキャンで3Dデータ化し、H25年度から開始する除染・遮蔽等の工事計画策定に活用したい。実用可能性の検証を2号機R/B北西コーナーで行う。PackBotにレーザースキャン装置を搭載し、免震重要棟から遠隔操作する。データ取得は26日、その後データの解析などを行う。
「建屋内遠隔除染技術の開発」の2F実証試験の実施(96頁)。1-3号機R/B1階向けの遠隔除染装置が25年1-2月にできてくるので、6月からの3号機R/B投入前に2FのR/Bで実証試験をおこなう。遠隔操作/走行性の実証および除染作業手順の確認(実際の除染作業は行わない)。問題が発見されたら工場で改造を行う必要があるので、汚染リスクの低い2Fで実施する。参考として、高圧除染装置、ドライアイスブラスト除染装置、ブラスト・吸引除染装置の資料あり。最後のやつのカラーリングはよく見るような…
2号機ベント管下部周辺調査の途中経過(104頁)。不具合の原因について。12日(階段でバランスを崩した)は、ロボットの脚先が階段のグレーチングのスキマに食い込んで抜けなくなったため。対策として、グレーチングに鉄板を設置。18日(アーム操作が不能)は、アーム位置検出用の金属板(センサードグ)が何らかの原因で反ってしまったためセンサーが正常に作動せず、本来止まるべき位置でアームが停止しなかった。対策として、センサードグを交換し、センサー不具合時にアームのマニュアル操作ができるように改造、起動時にアームの動作確認をする。21日(子機をつなぐケーブルの巻き取り装置が制御不能)は原因調査中。
ガレキ・伐採木の管理状況(113頁)
北側敷地境界線量の低減対策(114頁)。覆土式一時保管施設の進捗(写真あり)。
【資料4】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)

1号機の格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が0.1%を下回って安定してきているので、S/Cへの連続窒素ガス封入を明日一旦停止する。12月7日から再開していた。


ニコ生
【12/25・17:30開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/12/25・17:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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