リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年9月22日(土・秋分の日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、19日から継続していたが10:06に停止。

3号機使用済燃料プールでモバイルRO装置による塩分除去を10:18に開始。4号機使用済燃料プールで8月27日まで使っていたモバイルRO装置を3号機に移設していた。
3号機R/B上部ガレキ撤去作業で11:07頃、使用済燃料プールの脇にあった鉄骨(300mm×200mm×7m、470kg)をクレーン先端に取付けた油圧フォークでつかもうとしていた最中に、この鉄骨がプール内にすべり落ちた。11:45頃、使用済燃料プール代替循環冷却装置の運転状態およびスキマーサージタンクの水位に異常がないことを確認。構内のモニタリングポスト、使用済燃料プール周辺の雰囲気線量率、使用済燃料プールの水位(遠隔作業用のカメラで確認)に有意な変動は確認されず。使用済燃料プール水の核種分析では、134Csが2.2×103Bq/cm3137Csが3.6×103Bq/cm3131Iが検出限界未満(検出限界値1.4×101Bq/cm3)。至近の分析結果(9月21日採取)は134Csが2.4×103Bq/cm3137Csが4.0×103Bq/cm3131Iが検出限界未満(検出限界値 3.4×101Bq/cm3)と、有意な差は無い。今後、水中カメラでプール内の様子を確認する。
(以下24日の会見より)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋瓦礫撤去作業の状況について(PDF 415KB)(9月24日公開)
3号機R/B上部ガレキ撤去作業の説明。3号機R/B周辺は線量が高いので、重機を免震重要棟から遠隔操作して作業する。油圧フォーク(鋼材をつかんで撤去する)、油圧カッター(鋼材を切断する)などの取り扱い治具をクレーンから吊り下ろし、オペフロ上のガレキをつかんでは切断して建屋脇に吊り下ろす、という事をくり返す。使用済燃料プール周辺のガレキ撤去はかなり進んでいた(資料3頁)。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋 使用済燃料プール内への鉄骨滑落事象(PDF 546KB)(9月24日公開)
福島第一原子力発電所3号機 使用済燃料プール瓦礫撤去作業(0:29)(動画1、9月24日公開)
福島第一原子力発電所3号機 使用済燃料プール瓦礫撤去作業(鉄骨滑落)(3:39)(動画2、9月24日公開)
当日は、まず鉄骨1-1(番号はPDF資料写真を参照)を切り離し撤去(動画1)。その後、鉄骨1-2を鉄骨3から切り離そうとしたができずに作業を中断。この時に鉄骨2が元々あったところからプールの方へ移動していることに気付き、手順を変更して鉄骨2の吊り上げを先にすることにして、油圧フォークで鉄骨2をつかもうとしたところ、鉄骨2がバランスを崩してプール内へ滑落した(動画2の最後)。作業者は計17名、東電の工事監理員が2名、請負側はクレーンオペレーター4名、監視員2名、記録係4名、総括5名。
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール内への鉄骨滑落事象に関する周辺環境等への影響確認結果(PDF 51.8KB)(9月24日公開)
ガレキがプール内に落下した場合の影響として想定されるのは、プール内の燃料の損傷による放射性物質の漏えいとプール壁の損傷によるプール水の漏えい。この場合の確認事項と実施手順が決まっていて、それに従って各種確認を実施。プール周辺の雰囲気線量(クレーンでつり下げた線量計で計測)は有意な変動は無し。プール水のサンプリングを1日1回行っているが、放射能濃度に有意な変動はない。スキマーサージタンクの水位は通常の変化の範囲内。プール水位(クレーンについているカメラで確認)は有意な変化は無し。モニタリングポストの値も変化なし。したがって、環境への影響およびプール水の漏えいはないと判断している。事前の評価では、300kgのガレキが落下して燃料に当たると燃料棒が損傷する可能性ありということだった。
(以下25日の会見より)作業者17名は全員、事故時に免震重要棟にいた。
(これも25日の会見で)300kgのガレキが落下すると燃料に損傷という話は、通常の使用済燃料プールでの作業として燃料集合体(1体約300kg)を落とした場合にどのような影響があるかという評価をしているので、それを踏まえてのもの。
3号機T/B地下たまり水移送、14日から停止中。

4号機T/B地下たまり水移送、18日から継続していたが10:00に停止。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、8月13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

RO膜型淡水化装置RO3のNo.3、4スキッドを10:20に運転再開。15日にNo.3スキッドの高圧ポンプ出口側ねじ込み部から漏えいしたためRO3は停止していたが、当該ポンプの分解点検および漏えい個所の部品交換をおこない漏えいの無いことを確認した。これにともない、16日から運転していたRO2のNo.5スキッドを10:25に停止。
(以下24日の会見より)分解点検の際には部品等に異常は見られず。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(9月22日 午後4時30分現在)(PDF、プレスリリース)
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プールへ鉄骨が滑り落ちた件について(TEPCOダイレクト)
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プールへ鉄骨が滑り落ちた件について(続報)(TEPCOダイレクト)

0 件のコメント:

コメントを投稿