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2012年7月1日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機T/B地下たまり水を2号機T/B地下へ移送、6月29日から継続していたが09:57に停止。

2号機T/B地下たまり水移送、6月16日から継続していたが10:11に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、6月26日から継続中。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、昨日6月30日から停止していたが15:07に運転再開。冷却再開時プール水温は42.9℃(仮設温度計指示値)。冷却停止後の現場調査で、UPS(無停電電源装置)に問題があると推定されたので、今日13:35よりUPSのバイパス作業を開始、14:45に作業完了後、ポンプを起動し冷却を再開した。バイパスしたUPSは交換する予定。
(以下2日の会見より)
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プール代替冷却の停止について(平成24年6月30日発生)(PDF 28.2KB)(7月2日公開)
MCC(モーターコントロールセンター、いわゆる電源盤)から制御電源をとっていて、制御電源からUPS、監視用計器と直列にぶら下がっていて、このUPSが故障して監視用計器に給電できず制御信号を失ったためにシステムが自動停止した。A系B系ともに監視用計器がおなじUPSにつながっていたので、予備系も同時にダウン。MCCから並列につながっているポンプの電源は生きていた。(保安院情報によると、当該のUPSは電源が落ちた際に監視用のデータを取るためにつけてあるもの)「UPS故障」「UPSバイパス給電」「熱交換器ユニットAトリップ」「熱交換器ユニットBトリップ」の警報がでていたが、実際にはUPSバイパス給電は行われなかった。UPSの故障の内容については現在調査中。UPSの交換は早ければ今週中に実施。1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置も4号機と同様の構成だが、UPSは点検の結果異常なし。
UPSは制御盤とともに、熱交換器、ポンプと一緒に廃棄物処理建屋2階に置いてある。建屋内部は爆発のために外気とつーつーなので、故障の原因としてホコリや塩分(海に近いので)の影響があるかもしれない。
今回は、制御系の電源が二重になっていない(同じUPSにつながっていた)ために予備系が起動しなかったが、そもそも、循環ポンプの電源もMCCまでさかのぼると同じところから電源をとっており、システムの二重化については、全体のバランスを踏まえて考えたい。使用済燃料プールは復旧までに時間的余裕があり、今回も保安規定のプール水温65℃に達するまでに余裕を持って対応できている。
設備の多重化、どこを冗長系にするかといった判断の指針はまだない。安全上の考えによって多重化することが決まれば、それに従って設備を作るべきである。実際の工事をするかどうかの制約となるのは、コスト、工程の問題もあるが、一番のネックは作業時の被曝管理。
(以下3日の会見より)2、3号機使用済燃料プールには1、4号機のようなUPSはないが、2系統あるポンプや熱交換器の電源が上流側で1系統になっていて、そこが停電すると2系統ともに停止するのは1、4号機と同じ状況。また、原子炉循環注水システムは、常用高台ポンプ、非常用高台ポンプ、T/Bそばのポンプなど系統ごとに制御電源および駆動電源を切り分けて多重化できている。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への 移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.7KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月1日 午後3時30分現在)(PDF)

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