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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年5月16日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 89.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1-3号機の格納容器ガス管理システム希ガスモニターで135Xeが再臨界判定基準1Bq/cc以下であることを確認(1号機 1.2-3.0×10-3Bq/cm3、2号機 <2.3-2.5×10-1Bq/cm3、3号機 <3.5×10-1Bq/cm3)。

1号機圧力容器の上蓋フランジ温度(TE-263-66B1)とスタッドボルト温度(TE-263-67A1)の配線のプラス側だけがデジタルレコーダーに入れ違いに接続されていることが判明。14日に続いて、温度計直流抵抗測定用データロガー設置工事で発覚。その後、接続を修正。なお、当該温度計は保安規定の監視対象ではない。引き続き温度計などの接続調査と誤接続の原因調査をおこなう。それじゃ、温度測れてなかったじゃん。

2号機格納容器ガス管理システムで生ガスサンプリング実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.0KB)(5月17日公開)
135Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日15日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日15日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。信頼性向上のためのポンプスキッド追設工事を実施。
水処理装置、SARRY、運転中。

昨日15日に起動した6号機格納容器排気ファンを14:46に停止。 主排気筒の気体廃棄物ガンマ線核種分析を実施して排気の影響を確認する。

13:30頃、発電所正門の可搬型モニタリングポストの13:30のデータが欠測していることを確認。現場確認ではデータは取れており、伝送系の不具合と推定。15:00に監視盤をリセットして復旧、15:00のデータからデータ取得を再開。14:00と14:30のデータは現場で読み取り、欠測は13:30のみ。
16:30頃、今度は正門と西門の可搬型モニタリングポストでデータの伝送異常が発生。正門のほうは18:00までに復旧。西門のほうは現場でデータを取得、夜間は無線式のモニタリングポストシステムを使用。この不具合での欠測はなし。


その他

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第47報)
来週、アレバ除染装置の単独循環運転をするので廃スラッジが12m3/hほど発生する予定。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)

海底土被覆工事、被覆状況の確認が終了。
福島第一原子力発電所 港湾内海底土被覆工事の状況(PDF 40.1KB)
1層目被覆状況(0:15)(動画、3.06MB)
2層目被覆状況(0:10)(動画、1.44MB)
1層目が10数cm、2層目が20数cmの厚さであることを確認した。これで、1-4号機取水口前面エリアでの作業は完了。明日からは5-6号機取水口前面エリアでの作業を開始する。

魚介類サンプリングの結果。5月2日刺し網漁で採取分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 142KB)
(以下25日の会見より)2日の分の結果を訂正。クロメバルだと思っていたのはシロメバルだった。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(5月16日訂正版)(PDF 13.6KB)

4号機R/B健全性確認作業を明日から実施。
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための点検について(PDF 223KB)
すでに実施してきているプールや原子炉ウェルの水面と床面の距離測定の他に、外壁面の測量(定点を縦に2ヵ所設置しレーザー測距で壁面の傾きを見る)、コンクリートのひび割れの目視点検、シュミットハンマーでの強度測定、の4項目を年4回行って行く。明日から1週間かけて1回目を実施。ひび割れについては、幅が1mm以上あるかどうか、内部の鉄筋の腐食の可能性があるかどうか判断し、ひび割れ図を作成して行く。ひび割れ状況がひどく鉄筋が腐食すると評価されたら、エポキシ樹脂をひびに注入して鉄筋の腐食を防止する。
東京電力(株)福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性について(PDF 1.33MB)
この件についての中長期対策会議運営会議の資料。経産省のサイトにある。
(以下17日の会見より)地元の方々からの「4号機のプールが心配」との声を受けて、 この点検を実施することとした。保安院の意見聴取会や専門家の意見として4号機R/B健全性に問題があるという指摘を聞いたことは無いが、このような点検は必要だと考えている。
(以下18日の会見より)外壁面の測量について。1回の調査で傾き具合が判明するものではなくて、調査ごとのデータの変化から傾いてきているかどうかを判断して行く。

昨日の会見で話題になった14日国会事故調での津波被害に関する保安院の指摘と東電の対応について、事実関係と「溢水勉強会」の際に配布された資料。
溢水勉強会とそれを踏まえた対応状況等について(PDF 985KB)
この件については、明日17日の記載にさらに東電としての見解あり。
昨日、今日の話を聞いて思ったこと。標準化された手法で対応するのが合理的なのはわかる。それで、標準化された手法をきちんとこなしていたのも多分確かなんだろう。でもって、その結果が現在の状況な訳で、こうなった原因は今回の事態が想定外だったからっていうのも、誠にもってごもっとも。で、それじゃ、今回の事故は対応できなくても仕方なかった、つまり、現状は甘受すべきであると当事者は考えているんだろうか。この点、社内の事故調査でどう評価されるんだろうか。これからの事故防止の対策は、今までとは違うやり方になっていくんだろうか。今のところ、余震による津波とか竜巻とか、今までと同じやり方(原因となる事象を想定してそこから必要な対策を合理的な範囲で講じていく)のように見えるけれど。

6月4日追記。「溢水勉強会」の資料が保安院からも出てきた。
溢水勉強会資料の一部公開について(保安院のサイト、5月17日公開分)
溢水勉強会資料の一部公開について(保安院のサイト、6月4日公開分)

柏崎刈羽原子力発電所5号機における保安規定違反の調査結果に関する経済産業省原子力安全・保安院からの追加指示の受領について


ニコ生
【5/16・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/5/16・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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