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2012年1月29日(日)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF24.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前6時時点 午後0時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

昨日28日の3ヵ所につづいて、今日、下記の14ヵ所で水漏れを確認。いずれも凍結が原因と思われる。昨夜の最低気温は浪江で03:00に-8.6℃、広野で06:00に-7.8℃。
・4号使用済燃料プール2次系冷却ユニット
・非常用高台炉注水ポンプ3C流量計
・RO膜型淡水化装置廃液供給ポンプA系ミニマムフローラインフランジ
・蒸発濃縮型淡水化装置ボイラーB系
・蒸発濃縮型淡水化装置ボイラーC系
・3号機復水貯蔵タンクから2号へ注水する原子炉注水ポンプの流量計
・3号機復水貯蔵タンクから3号へ注水する原子炉注水ポンプの流量計
・使用済燃料プールへのろ過水の補給水ラインのヘッダー
・蒸発濃縮型淡水化装置脱塩器樹脂移送ラインフランジ
・蒸発濃縮型淡水化装置用ボイラー給水のろ過水逆洗ラインの流量計
・純水装置ろ過水ラインの流量計
・6号機循環水ポンプの冷却水ラインフランジ
・純水装置廃液ライン流量計
・3号機使用済燃料プール冷却系ろ過水補給水弁
流量計からの漏えいは1月9日の件と同じく、ガラス製の流量計が凍結で破損した。
凍結防止対策は原子炉循環注水冷却系と高濃度汚染水の移送ラインを優先して実施。今日漏えいした水は、RO廃液供給ポンプミニマムフローラインで放射能濃度がやや高い以外は、ろ過水、純水、RO処理後の水のいずれか。早急に対応しなければならない個所はなかった。ただし、4号機使用済燃料プールの冷却が2時間停止し、周辺住民の方へご心配をおかけした点は、今後対応していきたい(プール水の温度上昇は0.6度/h程度で、技術的には十分対応可能な状況ではあった)。
福島第一原子力発電所における水漏れについて(1月29日確認分)(PDF10.8KB)(漏えい個所リスト)
福島第一原子力発電所における水漏れについて(1月29日確認分)(11.0KB)(31日公開、改訂版)
福島第一原子力発電所における漏えい箇所について(PDF47.5KB)(地図)
1月29日 福島第一原子力発電所における水漏れ状況について(641KB)(写真)
最初と最後の写真で、フランジの合わせ目からパッキンが破損してはみ出しているのが見える。
(以下、30日午前の会見より)18:20に下記の個所で新たに漏えいを確認。
・蒸発濃縮型淡水化装置3Bシール水冷却器出口ラインフランジ部
福島第一原子力発電所における水漏れについて(1月29日18時以降、1月30日確認分)(PDF8.29KB)(30日公開)
漏えいが多発したのを受け、22:15-22:55に2名×4班で夜間のパトロールを実施。高台路注水ポンプ、バックアップ用炉注水ポンプ、使用済燃料プールを回った。すでに漏えいのあった「3号機使用済燃料プール冷却系ろ過水補給水弁」でろ過水が凍結していたので、投光器を設置して加温。ここは凍結防止のために通水していたが凍結した。



09:50頃、原子炉注水量調整作業をしていた作業者が、非常用高台路注水ポンプC系の流量計付近で漏えいを確認。近傍の弁を閉めて09:55に漏えいの停止を確認。漏えい量は600l、付近の側溝に流れ込んだ形跡があり、今後環境への評価を実施する。漏えいしたのはRO膜型淡水化装置で処理した後の水。側溝の下流側にある溜め枡の水を採取して分析した結果、134Cs、137Csともに検出限界未満(2.4×10-2Bq/cm3および2.9×10-2Bq/cm3)。

1号機原子炉注水量、高台炉注水ポンプのホース切替え工事のため、給水系を4.5m3/hから5.5m3/hへ、炉心スプレー系を2.0m3/hから1.0m3/hへ変更。

2号機T/B地下たまり水移送、凍結防止の夜間移送を08:21に停止、21:45に再開。

3号機原子炉注水量、炉心スプレー系を1.5m3/hから2.0m3/hへ調整(給水系は7.0m3/hで継続)。
3号機T/B地下たまり水移送、凍結防止の夜間移送を08:21に停止、21:50に再開。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置で09:35に警報が発生。現場で2次系の循環ポンプが停止しているのを確認。その後、2次系A系のエアフィンクーラーユニット(A1-A4の4系列)のA2ラインから漏えいを確認。10:15にこれを隔離して、漏えいの停止を確認。11:14に2次系ポンプを再起動、冷却を再開。過冷却防止のため、16:27にエアフィンクーラーを停止(冷却フィンに外気を吹き付けて冷却するもの。1号機にも同じものがついている。2、3号機は冷却フィンに散水するタイプで1、4号機とは別の形式)。停止時プール水温は21℃。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。入口側フィルターの逆洗を実施。

トレンチ内のたまり水調査(1月6日参照)、週末はお休み。


その他

4号機使用済燃料プールスキマーサージタンク水位がオーバースケールしている(午後0時時点のプラントパラメータ表)が、計装配管が凍結したためと考えている。その後、通常の値に回復している。

昨日のシルトフェンスの開閉に合わせて港湾口でサンプリングした海水の分析結果
発電所1〜4号機側取水口付近の海水(PDF、3頁)


ニコ生
【1/29・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/1/29・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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