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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年1月19日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF20.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前6時時点 午後0時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機原子炉注水量、10:45に給水系を2.8m3/hから4.0m3/hへ、炉心スプレー系を7.0m3/hから6.0m3/hへ変更。昨日の3号機につづいて、高台炉注水ポンプのホース切替え工事(保安院情報によると、炉注ポンプにつながっているカナフレックスホースをポリエチレン管に交換する作業らしい)のために、炉心スプレー系を0までしぼり給水系に振り替えていく。
2号機CRDハウジング上部温度が12日の夜から上下している件。11:00に-197.1℃、17:00以降ダウンスケール。
プラントの温度データ2号機
2号機使用済燃料プール、昨日から試運転している塩分除去装置を11:50から本格運転へ移行。今後、約2ヶ月運転の予定。
2号機格納容器内部調査(12月26日参照)、内視鏡で内部を調査。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部調査状況(PDF290KB)
作業者計34人、計画線量5mSv、最大被曝線量3.07mSv。08:00-09:00準備作業、09:00-10:10撮影と温度測定、10:10-11:30機材片付け。内部の雰囲気温度を熱電対で測定、09:13で44.7℃、測定点近くの既設の空調機温度計が09:00で42.6℃で、ほとんど差はない。内部は湯気はあまりなかったが、水滴が上からたくさんたれてくること、放射線によるノイズが大きいことで鮮明な画像は撮れず。見えた範囲で配管類には損傷は確認されず。格納容器内壁は塗装が浮き上がって少しはがれているが、高温高湿度の影響と思われる。O.P. +9500mmにあるグレーチングまで下ろしてみたが、水面は確認されず。格納容器のコンクリの床がO.P. +5480mmなので、たまっている水の深さは4m以下。動画は明日公開。
(以下20日午前の会見より)撮影した画像は全部で30分ほど。4分割して公開(1週間限定YouTubeにもあるよ。)。
2号機格納容器内部 動画(1)(246MB)(1月20日公開)
2号機格納容器内部 動画(2)(117MB)(1月20日公開)
2号機格納容器内部 動画(3)(92.1MB)(1月20日公開)
2号機格納容器内部 動画(4)(644MB)(1月20日公開)
ダイジェスト板(約1分)は期限なし。
2号機格納容器内部調査映像(ダイジェスト版)(動画、7.80MB)
カメラの画素数は640×480、フレーム数は30フレーム/秒。案内管を通って中へ入り、まず下を向いて格納容器の内壁、次に右に振って茶色い配管が見える。次に下へ下がってO.P. +9500mmのグレーチング、最後に上を向いて上方の配管。時々白いもやが見えるが、格納容器内のガスが外に出てこないように20kPaで窒素ガスパージをしていて、この冷たい窒素ガスにふれた部分の水蒸気が凝結しているためだと思う。格納容器の底部に水があって浴槽のような状況、湯気が立ち上がって外壁にあたり結露して水滴として落ちてきている。熱電対による温度計測は3ヵ所実施、O.P. +11500mmで44.7℃、O.P. +10500mmで44.7℃、O.P. +9500mmで45.7℃。O.P. +8300mmに水位計があって、健全性の確認はできていないが接点に導通があり、ここまで水は来ているのではないか。
(以下20日夕方の会見より)配管や格納容器壁面は赤茶けているが、高温多湿の影響でサビが出ているのではないか。水滴の大きさがはっきり分からないので水滴の量が多いのか少ないのかは評価が難しい。X53ペネの上方には給水系、炉心スプレー系の配管はないので、注水配管から漏れているということはない。再循環系の設備は耐震Sクラス、圧力容器も壁厚があり、これらから水が漏れているとは考えていない。
平成24年1月19日実施の福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内部調査に使用した工業用内視鏡(PDF38.7KB)(1月20日公開)
1F−2 格納容器(PCV)内部調査結果(PDF506KB)(1月21日公開)
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況(PDF、1月23日公開、中長期対策会議運営会議の資料。18-20頁に内視鏡で見えた設備が何か、対応のついたものについて記載あり)
(以下30日夕方の会見より)ペデスタルに落ちている燃料デブリからのγ線はペデスタルの壁(約1m厚のコンクリート製)で約1/1000に減衰する。

3号機原子炉注水量、高台炉注水ポンプのホース切替え工事のために、10:20に給水系を3.0m3/hから4.0m3/hへ、炉心スプレー系を6.0m3/hから5.0m3/hへ変更。
3号機復水貯蔵タンク(CST)への水張りを09:42-18:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。ベッセル切替え実施。
水処理装置、SARRY、運転中。ベッセル交換実施。

トレンチ内のたまり水調査(1月6日参照)。今日の結果。
福島第一原子力発電所のトレンチ等の調査状況(PDF120KB)
5ヵ所調査、4ヵ所で水たまり発見、うち2ヵ所で放射能濃度の高い(Csが102-103Bq/cm3程度)水あり。高濃度汚染水のたまっているトレンチの近く。2、3号機取水口付近の海水モニタリングでは有意な変動がないこと、当該のトレンチは直接海につながっていないことから、海洋への漏出はないと判断。


その他

昨日18日に実施した2号機格納容器ガス管理システムでの生ガスサンプリングの結果。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(13.1KB)
135Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。

主要3核種以外の分析結果
福島第一原子力発電所 空気中のPu分析結果(PDF、2頁目)
福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種とPu分析結果(PDF)

電気設備の被害について、地震波形を推定して耐震解析を実施、結果を保安院に報告。
当社福島第一原子力発電所内外の電気設備の被害状況等の原因究明に関する報告書の経済産業省原子力安全・保安院への提出について(続報)(プレスリリース)

明日、キュリオンセシウム吸着装置でベッセル2塔交換、SARRYでベッセル1塔交換予定。


ニコ生
【1/19・11:00開始】 東京電力 記者会見
【1/19・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/1/19・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2012/1/19・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

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